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辞書

【クサ】

デジタル大辞泉

くさ【草】
[名]
植物のうち、地上部が柔軟で、木質の部分が発達しないもの。草本(そうほん)。
役に立たない雑草。「ぼうぼうの庭」
まぐさ。かいば。
屋根を葺(ふ)く、わら・かやなどの植物。「葺きの屋根」
《山野の草に伏して敵情をうかがう意から》忍びの者。間者。
[接頭]名詞に付いて、本格的でないものの意を表す。「野球」「競馬」
[補説]書名別項。→
[下接語]青草秋草浮き草海草埋め草唐(から)草枯れ草腐(くち)草下草染め草民草摘み草蔓(つる)草夏草七草新(にい)草庭草春草冬草干し草水草道草焼き草若草(ぐさ)青人草一番草小(お)草思い草飼い草敷き草田草千(ち)草乳草名無し草二番草根無し草野草葺(ふ)き草ぺんぺん草馬(ま)草藻草藻塩草

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そう〔サウ〕【草】
[名]
下書き。草稿。「を起こす」
草書」の略。「楷(かい)、行(ぎょう)、
草仮名(そうがな)」の略。「の手」
立花生花(せいか)役枝(やくえだ)の一。構成上、全体を支える枝。地にあたるもの。
[接尾]壮(そう)

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そう【草】[漢字項目]
[音]ソウ(サウ)(呉)(漢) [訓]くさ
学習漢字]1年
〈ソウ〉
くさ。「草本草木海草香草雑草除草毒草牧草本草(ほんぞう)薬草野草
まだ開けていないころ。物事の始め。「草創草昧(そうまい)
下書き。「草案草稿起草詩草
漢字の書体の一。「草書真行草
ぞんざいな。粗末な。「草庵(そうあん)草屋
ぞんざいであわただしいさま。「草草
〈くさ(ぐさ)〉「草木草花千草七草庭草水草若草
[名のり]かや・しげ
[難読]通草(あけび)車前草(おおばこ)含羞草(おじぎそう)酢漿草(かたばみ)草臥(くたび)れる草履(ぞうり)煙草(タバコ)草石蚕(ちょろぎ)菠薐草(ほうれんそう)海人草(まくり)海仁草(まくり)勿忘草(わすれなぐさ)草鞋(わらじ)

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くさ【草】[書名]
原題、〈フランスL'Herbe》フランスの作家シモンの小説。1958年刊。

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世界大百科事典 第2版

くさ【草 herb】
一般に植物と草に大別されるが,この区別はきわめて便宜的なもので,植物学上の本質的な違いはない。維管束植物のうちで,頂の活動が有限であまり大きくならず,木部が発達しない茎をもつものを,草本植物すなわち草というが,これとても厳密な定義とはいえず,常識的な慣用語にすぎない。コケ植物や地衣類のように維管束をもたない植物は陸上植物であっても草本といわないのが普通である。また,維管束植物のうちで,シダ植物は草本性であるが,ハナワラビのように茎が二次肥大生長を行うものもあるし,ヘゴのように木生シダと呼ばれてはいるが茎には二次生長のみられないものもある。

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Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

そう【草】

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大辞林 第三版

くさ【草】
[2] ( 名 )
植物の中で、木部があまり発達せず、地上の部分が柔らかいもの。冬になると枯れるものが多い。草本。 →
屋根を葺く、藁わらや茅かや。 「 -で葺いた屋根」
まぐさ。かいば。 「牛つなぎて-など飼はするこそいとにくけれ/枕草子 177
(草の中に伏せて敵をうかがうところから)忍びの者。しのび。草屈くさかまり。
( 接頭 )
名詞に付いて、本格的ではないもの、見かけは似ているが実質は異なっているもの、などの意を表す。 「 -野球」 「 -競馬」 「 -かげろう」

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そう【草】
下書き。草案。 「 -を起し/経国美談 竜渓
漢字の書体の一。草書。草体。
草仮名」に同じ。
(正式のもの、堅苦しいものに対して)略式のもの。くずしたもの。 「 -の庭」

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日本大百科全書(ニッポニカ)


くさ
木の対語。木と違って地上部の成長に上限があり、木よりも小形、短命で、茎は木化せず柔らかい植物。草本ともいう。草は、その地理分布の特徴、茎の解剖学的特徴などから、木よりも進化した生活型群とみなされ、一般的には、原始的な木から草が生まれたと考えられている。草の進化を促したのは地球の低温化と考えられている。樹木の成長抑制の結果、つる植物や低木といった生活型が生まれ、さらに生殖時期が早い原始的な多年生草本が生まれた。草という体制では、寒冷な不適期を地下器官や耐性のある種子で生き延びられるために、やがて北方や高山などにもその分布を広げた。日本の植物相では約54%が草本とされている。草には、その生育期間の長さによって短命草(エフェメラル)、一年草、二年草、多年草の区別がある。休眠型や生育型といった生活型の分類は、草本植物の生態学的類型化をその目的としている。また、草は人間とのかかわりの強さから、とくに人為的な攪乱(かくらん)に適応的な雑草とそうでない野草、その中間的な人里植物が区別される。草が相観(植物集団の姿)を支配している群落は草原と総称される。気候条件、生育地条件によって成立する自然草原、人間が定期的に刈り取りをしたり、火入れをすることで維持される半自然草原、人間が草の種子を播(ま)いて造成する人工草原(草地)がある。草原には遷移の途中相のものと極相のものとがある。また優占種の生活型によってイネ科型と広葉型の草原が区別され、両者は光の利用の仕方が異なる。[大澤雅彦]

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動植物名よみかた辞典 普及版

草 (カヤ)
植物。茅・薄・笠管・刈萱などの総称,または,薄の別称

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精選版 日本国語大辞典

そう サウ【草】
〘名〙
① 植物のくさ。
② したがき。草案。草稿。
※江談抄(1111頃)四「六条宮見草被白字肝要之由
※徒然草(1331頃)二三八「一 常在光院のつき鐘の銘は、在兼卿の草なり」 〔漢書‐淮南王伝〕
※宇津保(970‐999頃)蔵開下「『来つつ見し宿にぞ影も頼まれし我だに知らぬ方へ行くかな』とさうに書きたり」
※源氏(1001‐14頃)葵「さうにもまなにもさまざま珍しきさまに書きまぜ給へり」 〔魏志‐衛覬伝〕
④ 正式でないもの。略したもの。くずしたもの。また、そのかたち。

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そう‐・す サウ‥【草】
〘他サ変〙 ⇒そうする(草)

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そう‐・する サウ‥【草】
〘他サ変〙 さう・す 〘他サ変〙 草稿をつくる。文案をつくる。
※毎月抄(1219)「家風にそなへんために明月記を草しおきて侍る事」
※読本・椿説弓張月(1807‐11)残「僅に三巻を草(サウ)す」

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