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茯苓【ブクリョウ】

デジタル大辞泉

ぶく‐りょう〔‐リヤウ〕【××苓】
サルノコシカケ科のキノコの菌核。アカマツの根などに寄生。丸みのある塊状。漢方鎮静利尿薬などに用いる。まつほど。 秋》「―は伏しかくれ松露はあらはれぬ/蕪村

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漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典

ぶくりょう【茯苓】
漢方薬に用いる生薬(しょうやく)の一つ。サルノコシカケ科マツホド菌核(きんかく)を乾燥したもの。マツの根に寄生するキノコで、健胃利尿強心などの作用がある。胃炎胃アトニー消化不良に効く茯苓飲(いん)胃下垂胃拡張、消化不良に効く六君子湯(りっくんしとう)、胃腸が弱い人の気管支炎気管支喘息(ぜんそく)に効く苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)などに含まれている。

出典:講談社
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世界大百科事典 第2版

ぶくりょう【茯苓】
主としてマツ類の根につくブクリョウタケの菌核で,重要な漢方薬とされる。またマツの根の通ったものは茯神(ぶくしん)の名で区別されている。多糖類パキマンpachyman,ステロイド,エルゴステロール,トリテルペノイドなどを含む。他の生薬と配合して,あらゆる泌尿器系統の炎症,利尿,下痢,慢性胃炎および慢性衰弱性疾患の滋養に用いられる。【新田 あや】 ブクリョウタケPoria cocos (Fr.) Wolfは担子菌類ヒダナシタケ類サルノコシカケ科のキノコで,薬用にされる菌核の部分はかつてはPachyma hoelen Rumph.とよばれた。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ぶくりょう【茯苓】
担子菌類サルノコシカケ科のきのこの菌核。きのこが松の根に寄生して形成する。球形で表面は暗褐色、内は白色。漢方で、利尿・鎮痛・鎮静などに用いる。まつほど。

出典:三省堂
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動植物名よみかた辞典 普及版

茯苓 (ブクリョウ)
学名:Polyporus umbellatus
植物。サルノコシカケ科の担子菌類,薬用植物

出典:日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」
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精選版 日本国語大辞典

ぶく‐りょう ‥リャウ【茯苓】
〘名〙 担子菌類サルノコシカケ科に属するきのこの菌核。各地に分布し、アカマツ・クロマツなどの根に寄生する。不規則な塊状で外皮は黒褐色の鱗片状。内部は肉質で淡紅色を帯び、乾燥すれば白色にかわる。鎮静・利尿・強壮の効がある。まつほど。まつのほや。《季・秋》
※三教指帰(797頃)中「草芝、宍芝以慰朝飢、伏苓、威僖以充夕憊」

出典:精選版 日本国語大辞典
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