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苦痛【くつう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

苦痛
くつう
distress
痛覚刺激などの不快刺激によって誘発される情動で,痛みの感覚そのものとは区別される。苦痛は,悲しみ,欲求不満葛藤など各種の心理的原因によっても生じる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

く‐つう【苦痛】
からだや心に感じる苦しみや痛み。「苦痛に顔がゆがむ」「精神的苦痛を与える」

出典:小学館
監修:松村明
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日本大百科全書(ニッポニカ)

苦痛
くつう

生理的、心理的になんらかの損傷が与えられるときにおこる苦しみ・痛みの感覚あるいは状態。一般に苦痛は避けられるべきものであるが、あえて苦痛を求めることもある。すなわち精神分析では苦痛はかならずしも避けるべき不快とはみなさない。対象に苦痛を与えて満足を得るサディズムと対象から苦痛を与えられて満足を得るマゾヒズムがあり、両者をあわせてアルゴラグニー(苦痛嗜愛)という。

[外林大作・川幡政道]

『ハヴロック・エリス著、佐藤晴夫訳『性の心理2 愛と苦痛』(1995・未知谷)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

く‐つう【苦痛】
〘名〙 (形動)
① (━する) 肉体の痛みのために苦しむこと。また、その痛み。
※本朝無題詩(1162‐64頃)四・三月尽日惜春〈藤原重綱〉「苦痛池風和気変。那堪林露暖光晞」
※太平記(14C後)二六「翌日より重き病を請けて、五体暫(しばらく)も安き事無く、七日の間苦痛(クツウ)逼迫(ひっぱく)して」 〔韓非子‐解老〕
② 精神的な苦しみ。悩み。
※天草本伊曾保(1593)狐と鼬の事「フッキニ ナレバ、cutçǔ(クツウ) ヒッパクニ ヲヨブ コトガ アル」 〔呂氏春秋‐行論〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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