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若紫【わかむらさき】

色名がわかる辞典

わかむらさき【若紫】
色名の一つ。やや薄く明るい色の美称として用いられた伝統色名。『伊勢物語』『源氏物語』で言葉として用いられ、江戸時代には色名として登場している。薄い紫色は薄色うすいろ、浅紫うすむらさともいい、8世紀に施行された養老令の規定では、朝廷への出仕に着用する朝服ちょうふくの二位、三位の色とされる。ただし、若紫はそれよりも少し濃い。ムラサキ科ムラサキソウ別名でもある。

出典:講談社
(C)Kodansha 2011.
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デジタル大辞泉

わか‐むらさき【若紫】

薄い紫色。薄紫。
植物ムラサキの別名。 春》「恋草の―も萌えにけり/麦人」
源氏物語第5巻の巻名。光源氏18歳。源氏が北山藤壺に似た少女紫の上を見いだし、自邸二条院に引き取ることなどを描く。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

わかむらさき【若紫】
薄い紫色。 「武蔵野に色や通へる藤の花-に染めて見ゆらむ/亭子院歌合」
植物ムラサキの別名。 「まだきから思ひこき色に染めむとや-の根を尋ぬらむ/後撰 雑四
源氏物語の巻名。第五帖。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

動植物名よみかた辞典 普及版

若紫 (ワカムラサキ)
植物。ムラサキ科の多年草,園芸植物,薬用植物。ムラサキの別称

出典:日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」
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若紫 (ワカムラサキ)
植物。キンポウゲ科のクレマチスの園芸品種

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精選版 日本国語大辞典

わか‐むらさき【若紫】
[1] 〘名〙
① 淡い紫色。うすむらさき。
※延喜十三年亭子院歌合(913)「武蔵野に色やかよへる藤の花わかむらさきに染めてみゆらん」
② 植物「むらさき(紫)」の異名。《季・春》
※伊勢物語(10C前)一「かすが野のわかむらさきのすり衣しのぶのみだれ限り知られず」
[2] 「源氏物語」第五帖の巻名。光源氏一八歳の三月から冬まで。源氏が北山で藤壺によく似た少女紫上を見いだし、紫上の祖母の死後、自邸二条院に引き取るまでを、藤壺との逢瀬、その懐妊をはさみながら描く。

出典:精選版 日本国語大辞典
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