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辞書

【ナエ】

デジタル大辞泉

なえ〔なへ〕【苗】
種から芽を出して間のない草や木。定植前の草木。
稲の苗。さなえ。

出典:小学館
監修:松村明
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びょう【苗】[漢字項目]
常用漢字] [音]ビョウ(ベウ)(漢) ミョウ(メウ)(呉) [訓]なえ なわ
〈ビョウ〉
なえ。「種苗青苗
植えつけて育てるもの。「痘苗
子孫。血すじ。「苗裔(びょうえい)
中国南方に住む民族の名。ミャオ。「苗族
〈なえ〉「苗木苗床早苗(さなえ)
〈なわ〉「苗代(なわしろ)
[名のり]たね・なり・みつ
[難読]芋苗(ずいき)苗字(みょうじ)

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みょう【苗/猫】[漢字項目]
〈苗〉⇒びょう
〈猫〉⇒びょう

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世界大百科事典 第2版

なえ【苗】
作物栽培や植林を行う場合に畑や林地に植えつける若い植物を苗といい,木本植物の苗をとくに苗木と呼んでいる。また,苗を育成することを育苗といい,育苗を行う場所を苗床(イネの場合は苗代)という。苗半作といわれるように,苗の良否は植えつけ後の生育や収量に大きな影響を与え,栽培の成果を左右するので,育苗中の管理には十分注意を払い,茎が適度に太く,節間が徒長せず,根がよく張った無病の苗を作らなければならない。苗の育成方法は作物によって異なり,種子から育てる場合(実生苗という)と接木挿木によって繁殖,育成する場合(接木苗挿木苗という)がある。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

なえ【苗】
種子が芽を出してから移し植えるまでの幼い草木。木本植物の場合は苗木ともいう。 「花の-」 「杉の-」
特にイネの苗。さなえ。 「田に-を植える」

出典:三省堂
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ミャオ【苗】
中国の華南地方に住む民族。インドシナ半島北部山地にも分布し、焼畑耕作を行う。タイではモンと呼ばれている。苗びよう

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日本大百科全書(ニッポニカ)


なえ
作物の栽培に利用する比較的幼い植物体をいい、草本性植物については苗、木本性植物については苗木とよぶ。苗は種子を播(ま)いて育てる実生(みしょう)苗が一般であるが、株分(かぶわ)け苗、接木(つぎき)苗、挿木苗、取木苗などもある。またサツマイモの場合のように、種(たね)いもから芽生えた茎を切り取った、根のついていないものでも苗とよんでいる。
 苗は普通苗床で集約的に管理して育て、一定の大きさになってから本畑に定植する。種子が発芽した幼若期は外界の影響を受けやすいので、その時期を苗床で人工的に保護して育て、抵抗力がついてから畑に出すのが苗の目的である。ほかに、自然の作期より早いうちから苗を育て、露地が生育可能気温になったらただちに移植して生育と収穫を早める目的などもある。苗の素質は移植後の植物の生育や収量に影響を及ぼすため、昔から作物栽培では苗半作とよばれるほど、健苗の育成が重要視されている。よい苗(健苗)とは、根張りがよく、茎が太く、葉は淡くもなく濃すぎもせず、徒長しないで堅めに育ったもので、病虫害や傷害のないものである。[星川清親]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

なえ なへ【苗】
〘名〙
① 種子から発して間のない幼い草や木。特にそのうちで、草本植物のものを苗、木本植物のものを苗木という。
万葉(8C後)三・四〇七「春霞春日の里の植子水葱(うゑこなぎ)(なへ)なりといひし枝はさしにけむ」
東寺百合文書‐を・文安四年(1447)卯月日・上久世庄下作人等申状「既になゑをすゑ」
② 特に、稲の苗。さなえ。
※万葉(8C後)一四・三四一八「上毛野(かみつけの)佐野田の奈倍(ナヘ)の占苗(むらなへ)に事は定めつ今は如何にせも」
※宇津保(970‐999頃)吹上上「春は一二万丁のたに、なはしろをまき、なへを植ゑても」
③ 「なえいろ(苗色)」の略。

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びょう ベウ【苗】
〘名〙 =びょうぞく(苗族)〔宋之問‐洞庭湖詩〕

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みょう メウ【苗】
〘名〙 京都府丹波地方で、同族集団をいう。

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