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花薄【ハナススキ】

デジタル大辞泉

はな‐すすき【花薄】
[名]
穂の出た薄。尾花。 秋》「―風のもつれは風が解く/蓼汀」
襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は薄縹(うすはなだ)
[枕]薄の穂の意から、「穂に出づ」「ほのか」にかかる。
「―ほにいだすべき事にもあらずなりにたり」〈古今仮名序

出典:小学館
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大辞林 第三版

はなすすき【花薄】
[3]
穂の出た薄。花の咲いた薄。尾花。 [季] 秋。
枕詞
「ほに出づ」「ほのか」にかかる。 -などかほにいでて恋ひずしもあらむ/古今 恋一 -ほのかに見てぞ人は恋しき/拾遺 恋二

出典:三省堂
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動植物名よみかた辞典 普及版

花薄 (ハナススキ)
植物。イネ科の多年草,園芸植物。ススキ別称

出典:日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」
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精選版 日本国語大辞典

はな‐すすき【花薄】
(「はなずすき」とも)
[1] 穂の出た薄。風になびくさまを、何者かを招く様子に見立てることが多く、また、序詞の終わりに置いて、「ほに出づ」を引き出すのに使われることもある。尾花。《季・秋》
※万葉(8C後)八・一六〇一「めづらしき君が家なる波奈須為寸(ハナスすキ)穂に出づる秋の過ぐらく惜しも」
[2]
① 「穂に出づ」と同音の、表面に現われる意の「ほに出づ」にかかる。
※古今(905‐914)仮名序「色好みの家に、むもれ木の、人知れぬこととなりて、まめなる所には、花すすきほに出だすべき事にもあらずなりにたり」
② 「穂」と同音の「ほ」を含む「ほのか」にかかる。
拾遺(1005‐07頃か)恋二・七三二「よそにても有りにし物を花すすきほのかに見てぞ人は恋しき〈よみ人しらず〉」
[補注](一)の万葉例の「奈」は「太」の誤りとする説や、「はたすすき」「はだすすき」の変化したものとする説もある。

出典:精選版 日本国語大辞典
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