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芭蕉【バショウ】

デジタル大辞泉

ば‐しょう〔‐セウ〕【××蕉】
バショウ科の多年草。高さ約5メートルの葉鞘(ようしょう)の密に重なった偽茎が直立し、先に葉をつける。葉は長さ約2メートルの楕円形で、葉脈に沿って裂けやすい。夏、黄色の雄花と雌花との穂ができ、まれに結実。中国の原産で、古くに渡来し、庭に植えられる。にわみぐさ。 花=夏 葉=秋》

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ばしょう【芭蕉】[人名・書名]
松尾芭蕉(まつおばしょう)
山本健吉によるの評論。昭和30年(1955)から昭和31年(1956)にかけて「その鑑賞と批評」「奥の細道まで」「終焉まで」の全3部を刊行。著者は本作の功績などにより、第22回芸術院賞評論部門)受賞
多田裕計小説、およびそれを表題作とする作品集。昭和39年(1964)刊行。作品集にはほかに「長江デルタ」などを収める。

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ばしょう【芭蕉】[謡曲]
謡曲。三番目物金春禅竹(こんぱるぜんちく)作。芭蕉が中国のの前に現れ、世の無常と芭にまつわる故事を語り、をまう。

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は‐せお〔‐セヲ〕【××蕉】
《「せを」は「しょう(蕉)」の古い表記》⇒ばしょう(芭蕉)

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世界大百科事典 第2版

ばしょう【芭蕉】
1644‐94(正保1‐元禄7)
江戸前期の俳人姓名は松尾宗房。俳号は,はじめ宗房を用い,江戸に下って桃青(とうせい)と号した。別号は,立机(りつき)後に坐興庵,栩々斎(くくさい),花桃夭(かとうよう),華桃園など,深川退隠後に泊船堂,芭蕉翁,芭蕉洞,芭蕉庵,風羅坊など。好んで,はせを,芭蕉とも署名した。伊賀上野(現,三重県上野市)の城東,赤坂の農人町に生まれ,元禄7年10月12日に大坂で客死,遺言によって近江の粟津義仲寺に葬られた。

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ばしょう【芭蕉】
能の曲名三番目物鬘物(かつらもの)。金春禅竹(こんぱるぜんちく)作。シテは芭蕉の精。唐土楚国(そこく)の瀟水(しようすい)に住む僧(ワキ)のもとに,年たけた女性(前ジテ)が来て仏縁に結ばれることを願うので,読経聴聞を許す。女は,法華経経文によれば,草木も成仏できることが頼もしいと喜び,実は自分は庭の芭蕉の仮の姿であると言って消え失せる。深夜になると芭蕉の精(後ジテ)がまた現れ,非情の草木もまことは無相真如の顕現で,仏教哲理を示し,世の無常を現しているのだと言い(〈クセ〉),しみじみとした舞を舞って見せるが(〈序ノ舞〉),やがて再び姿を消す。

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大辞林 第三版

ばしょう【芭蕉】
バショウ科の大形多年草。中国原産。古く渡来し、庭園などに栽植される。葉柄が長く、基部は鞘さやとなって互いに巻き合い、高さ4、5メートルの幹(仮茎)となる。葉身は長さ約2メートルの長楕円形で、羽状に細い脈があり破れやすい。夏、黄褐色の苞の腋に淡黄色の筒状花を多数つける。仮茎の繊維を布や紙にする。はせを。 [季] 秋。 芭蕉の花[季]
「芭蕉梶木かじき」の略。

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ばしょう【芭蕉】

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はせお【芭蕉】
「ばしょう(芭蕉)」の古い表記。

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動植物名よみかた辞典 普及版

芭蕉 (バショウ)
学名:Musa basjoo
植物。バショウ科の草本,園芸植物,薬用植物

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精選版 日本国語大辞典

ば‐しょう ‥セウ【芭蕉】
[1] 〘名〙 (古くは「はしょう」か)
① バショウ科の多年草。中国原産といわれ、観賞用に庭園に植えられる。高さ四メートルくらい。葉は長柄をもち数個ずつ集まって左右二列につき、基部は鞘となって重なり合う。葉身は長さ一・五メートルくらいの長楕円形で中脈の両側に平行脈が走る。夏、葉腋から花柄を伸ばし、淡黄色の不整斉花を穂状につける。花は三個の外花被片と二個の内花被片が合着した上唇と一つの内花被片からなる下唇とからなり、基部に蜜をたくわえる。包葉は黄褐色で開花とともに落ちる。日本ではあまり結実しないが、熟せばバナナ状の六センチメートルくらいの果実がなる。葉の繊維から布や紙をつくり、また葉、根を煎じて利尿・解熱薬にする。漢名、甘蕉・芭蕉。にわみぐさ。《季・秋》
▼ばしょうの花《季・夏》
※家伝(760頃)上「世路芭蕉、人間闥城」 〔竇鞏‐訪隠者不遇詩〕
② 紋所の名。①の葉を図案化したもの。抱き芭蕉、一つ折芭蕉、芭蕉巴など種々ある。
[2]
[一] 謡曲。三番目物。各流。金春禅竹作。楚国湘水の僧が日夜法華経を読経していると、一人の女が来て御経を聴聞し草木も成仏できるというその功力をたたえ、自分は芭蕉の精であるとあかして姿を消す。その夜僧の夢の中に芭蕉の精が女性の姿で現われ、草木成仏の仏説をたたえながら舞をまう。夢さめた僧には、ただ芭蕉葉に風のそよぐ音が聞こえるばかりであった。
[語誌]古くはハセヲの形であったが、「二十巻本和名抄‐二〇」に「芭蕉 発勢乎波」、「色葉字類抄」に「芭蕉(ハセウ) ハセヲハ」とあるように、字音語ハセウと国語化したハセヲとが共存したものと思われる。セウ(簫)・アウ(襖)がセヲ・アヲになったのと同じ変化。

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は‐せお ‥セヲ【芭蕉】

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

芭蕉 ばしょう

出典:講談社
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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

芭蕉
ばしょう
松尾芭蕉」のページをご覧ください

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