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色指数【いろしすう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

色指数
いろしすう
colour index
あるの短波長の光による等級からより長い波長の光による等級を引いたCIと略称する。普通よく使われるものは,青色光に鋭敏な普通の写真乾板から測定される写真等級から,人間の眼の反応と一致するように黄色光への感光性を与えられた写真乾板上で測定される写真実視等級を引いた値である。光電測光の発達に伴って,精密な値を得るために両波長域での光電測光による等級が使われるようになった。この指数は星の色を表わし,星の温度や放射エネルギーの分布のだいたいの目安を与える。スペクトル型 A0の主系列星でゼロとなるようにしてあり,これより青い早期型星ではマイナス,晩期型の赤い星ではプラスの値をとる。たとえば,オリオン座のα星 (ベテルギウス) とβ星 (リゲル) は実視等級がそれぞれ 0.8等と 0.08等であるが,写真等級はそれぞれ 2.66等と 0.66等で,色指数の値はそれぞれ 1.86と-0.02である。現在では,この色指数のほかに,可視光の他の波長域および紫外線赤外線の波長域での光電測光による等級を組合せて,目的に応じた色指数が使われている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

いろ‐しすう【色指数】
星の色を数量的に示す尺度。写真等級から実視等級を引いた差で表す。赤い星ほど大きい値となる。
火成岩分類の基準の一。岩石中に含まれる有色鉱物割合百分率で表す。

出典:小学館
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岩石学辞典

色指数
岩石の肉眼の色は様々な要因で決まるため,色の濃淡は必ずしも有色鉱物の量比を表してはいない.しかし肉眼の色とは別に有色鉱物の量は岩石では重要な情報であるため,岩石中の有色鉱物の量比を定量的に測定し,これをパーセントで表したものを色指数という.普通は容量パーセントで示す数値をいうが,重量比の場合があり注意が必要である.C.I. と略すことがある.一般には色指数が0~30を優白質,30~60を亜優黒質または中色,60以上を優黒質という[Shand : 1916, 1927].さらに細かく区分すると,C.I.が5以下を完優白質(hololeucocratic),5~30を優白質(leucocratic),30~60を亜優黒質(mesocratic),60~90を優黒質(melanocratic),90以上を超優黒質(hypermelanic)という.燐灰石白雲母などは無色の鉱物でMg, Feなどを含まないが,色指数の中に含めて扱うことがある.分類の基準は人により多少異なる.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

いろしすう【色指数 color index】
星などの天体の色を量的に表す数字。原理的には,星の明るさ等級を二つの異なった波長域でそれぞれ測り,その差をとれば色指数となる。以前は,青色に感ずる非整色写真乾板で測った写真等級と肉眼で測った実視等級との差を色指数と定義した。最近では,万国共通の3色(U紫外,B青,V黄)の色フィルターを用い,光電測光で決めた3種の等級のうち,B等級とV等級の差(BV)を色指数とすることが多い。色指数が0になるのは,平均的なA0型主系列星で,それより高温の星になるとマイナス,低温の星ではプラスの色指数となり,色指数の値は表面温度とともに変わる。

出典:株式会社平凡社
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いろしすう【色指数 color index】
岩石,とくに火成岩や変成岩中の有色鉱物(カンラン石,輝石,角セン石,黒雲母などのマフィック鉱物)の占める割合を体積(またはまれには重量)パーセントで表した値。火成岩の分類の基準の一つとして用いられる。色指数が0~30の岩石を優白質leucocratic,30~60を中色質mesocratic,60~100を優黒質melanocraticとよぶ。一般に火山岩ではマグマ結晶分化作用が進むにつれ有色鉱物が減少するため色指数は減少する。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

いろしすう【色指数】
天体の色を量的に表した数字。星の等級を二つの異なる波長領域で測定し、その差をとる。青い星ほど値が小さく、赤い星ほど値が大きい。
岩石に含まれる有色鉱物(橄欖石かんらんせき・輝石きせき・角閃石かくせんせき・黒雲母くろうんもなど)の量を体積百分比で表した数字。値の小さいものほど白っぽい。火成岩の分類に用いる。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

いろ‐しすう【色指数】
〘名〙 星などの色を量的に表わす数。歴史的には非整色乾板によってはかった等級と、肉眼ではかった等級との差として定義したが、現在ではB等級(青いスペクトル帯の等級)と、V等級(黄色いスペクトル帯の等級)との差として表わす。

出典:精選版 日本国語大辞典
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