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船底【センテイ】

デジタル大辞泉

せん‐てい【船底】
船のそこ。ふなぞこ。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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ふな‐ぞこ【船底】
《「ふなそこ」とも》
船の底。せんてい。「船底に穴があく」
船の底のように中央がくぼんだ形をしていること。また、そのもの。

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大辞林 第三版

せんてい【船底】
船の底。ふなぞこ。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ふなぞこ【船底】
船の底。
器物などの側面の、大きく湾曲しているもの。また、その形。
文楽の舞台で、人形遣いが人形を遣う場所。床より低くなっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

船底
せんてい
船の底部。船底の構造は単底構造と二重底構造に分かれる。単底構造は、船底の中心線上に平板キールがあり、これを挟んで両側に張られた船底外板が縦方向に配置された桁板(けたいた)(中心線キールソンおよびサイドキールソン)および横方向に配置されたフロアと一体になって船底を強固にしている(図A)。中心線キールソンはその上のライダープレートおよび下の平板キールとともに船首から船尾までにわたり、断面がI形のじょうぶな桁構造を形づくっている。フロアは両端を倉内フレームの下端と結合し、長さ方向の中心線ガーダーおよびサイドガーダーと一体になり格子構造を形づくる。二重底構造は、単底構造の上に船底外板と同じ厚さの内底板を張って、いっそう強固な構造としたものとみてよい(図B)。このため、機関室の下部など特定の部分以外では、フロアが一枚置きに軽い構造の組立てフロアになっている。単底構造は、海底に軽く接触する程度の事故なら、船底がへこむぐらいの損傷ですみ水は漏らない。二重底構造では、座礁などで船底が破れても内底板で浸水を食い止めることができる。また、二重底は、内部を適当な大きさに仕切って、燃料や清水のタンクあるいは海水を出し入れして船の姿勢を調節するバラストタンクとして使用される。国際航海をする旅客船のうち、長さ50メートル以上の船には、二重底を設ける範囲が船の長さに応じて定められているが、75メートル以上の船では船首隔壁から船尾隔壁まで、つまりほぼ全長にわたって二重底を設けなければならない。また、タンカーは二重底を設けなくてもよいが、一般の船で長さ100メートル以上のものはほぼ全長にわたって設けることになっている。[森田知治]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

せん‐てい【船底】
〘名〙 ふねの底。また、船の底の方。ふなぞこ。
※東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉二「船底衾冷やかにして、舟子未だ眠らず」 〔白居易‐歳暮寄微之詩〕

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ふな‐ぞこ【船底】
〘名〙 (古くは「ふなそこ」とも)
① 船の底部。せんてい。近世以降一般に海船はとがっており、河船は平らであるのが普通である。海船の場合、中棚(二階造りではかじき)より下の船体をいい、内部・外部のいずれをもいう。
※竹取(9C末‐10C初)「えおきあがり給はで船そこにふし給へり」
② 船の底のような形を呈していること。また、そのもの。名詞の上について、そのような形をしていることを表わすことも多い。ふねぞこ。
洒落本和唐珍解(1785)「『天井の事もふらそこといふねへ』『〈略〉そりゃアふな底だはな』」
文楽の人形舞台で、二の手摺(てすり)と本手摺との間。人形遣いが動き回り、人形の動作の中心舞台となる所。

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