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臨済録【りんざいろく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

臨済録
りんざいろく
Lin-ji-lu
中国,の僧臨済言行録。2巻。臨済の弟子慧然が編集したもので,正式の名は『鎮州臨済慧照禅語録』。問いに対する師の答えが独特なことで有名である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

りんざいろく【臨済録】
中国、唐代の法語集。1巻。臨済義玄の法語を慧然(えねん)が編集。1120年、宗覚重刊。臨済宗で最も重要な語録。鎮州臨済慧照禅師語録。

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世界大百科事典 第2版

りんざいろく【臨済録 Lín jì lù】
中国の臨済禅の開祖,臨済義玄(?‐866)の語録。詳しくは《鎮州臨済恵照禅師語録》。その弟子三聖恵然の編と伝える。1巻。臨済は,義玄が住する禅院の名で,帰依者であった鎮州王氏の開創であり,《臨済録》は鎮州臨済院における義玄の上堂説法を中心に,その一代の行録,問答を集めた言行録である。現在の本は,宋代の再編で,臨済禅の聖典として,その家風を強調する傾きをもつが,唐代の古い記録をうけることは確かで,言語,歴史,思想資料としても,高く評価される。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

臨済録
りんざいろく

中国の仏書。臨済宗の開祖、臨済義玄(ぎげん)の語録で、詳しくは『鎮州臨済慧照(えしょう)禅師語録』という。全一巻。その弟子三聖慧然(さんしょうえねん)の編集、興化存奨(こうけぞんしょう)の校勘である。巻首に北宋(ほくそう)末期、鎮州の長官であった馬防(ばぼう)の序があり、上堂、示衆、勘弁、行録(あんろく)の四部よりなっている。行録の最後に伝記があり、形式、内容ともに、禅の語録の典型とされる。「随処に主と作(な)れば、立処皆な真なり」「三乗十二分教は、不浄を拭(ぬぐ)う故紙なり」「仏を殺し祖を殺して、始めて解脱(げだつ)を得ん」など、名句が多い。また、無多子(たしなし)(単純)、活地(かっぱっぱっち)(ぴちぴちしているさま)、可可地(ある程度)など、唐代の口語もみられ、その資料としても注目される。宣和2年(1120)の版本のほか、これに先だつ四家録のテキストがあり、英仏二国語にも翻訳されている。

[柳田聖山]

『朝比奈宗源訳注『臨済録』(岩波文庫)』『柳田聖山編『禅語録』(『世界の名著18』所収・1974・中央公論社)』

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精選版 日本国語大辞典

りんざいろく【臨済録】
中国、唐代の禅書。一巻。臨済宗の開祖、臨済義玄の法語を弟子の三聖慧然が集録したもの。

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