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膝蓋骨【しつがいこつ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

膝蓋骨
しつがいこつ
patella
膝関節前面にある扁平な骨で,を保護する役割を果している。種子骨 (内部に含まれる骨) のうち最大のもの。俗に「ひざのお皿」といわれる。

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デジタル大辞泉

しつがい‐こつ【膝蓋骨】
膝関節の前面にある、平たい皿状の骨。ひざの皿。

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世界大百科事典 第2版

しつがいこつ【膝蓋骨】

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大辞林 第三版

しつがいこつ【膝蓋骨】
ひざの前面にある円板状の骨。膝蓋腱の中にあり、後面は全体が軟骨性関節面となる。膝の皿。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

膝蓋骨
しつがいこつ
いわゆる膝小僧(ひざこぞう)(膝蓋、ヒザガシラ)の部分で、皮下に皿状の小骨としてその輪郭を触れることができる。大腿(だいたい)前面の強大な大腿四頭筋の腱(けん)の中に存在している一種の種子骨である。全体としてはクリ形三角状の扁平(へんぺい)な骨で、日本人では縦の長さが約4センチメートルで、幅はそれよりやや長い。先端の膝蓋骨尖(せん)は下方に向き、幅広い上縁の膝蓋骨底は上方を向いている。前面は軽い隆起を示すが粗面である。後面は関節面とよび、関節軟骨に覆われて平滑な面をしており、大腿骨下端にある膝蓋面と接触して関節を形成している。膝蓋骨関節面にはほぼ中央に縦走する隆起部があり、大腿骨膝蓋面とよく対応するようになっている。膝蓋骨は膝関節を前面から蓋(ふた)をするように位置し、膝の屈伸運動にしたがってよく移動する。膝を十分に伸ばして大腿四頭筋の緊張を解くと、膝蓋骨は皮膚の下で上下・左右に動かすことができる。膝蓋骨は膝関節を防護する役割をもち、とくに膝を屈曲したとき、膝関節を外力から保護するほか、膝関節を伸展したときには、関節を周囲の筋、腱といっしょになって固定する。膝蓋骨を除去してしまうと、膝の伸展の働きは著しく弱化してしまう。この骨は長く軟骨性のままでいて3歳ごろから骨化が始まり、20歳ころになると骨化が完了する。[嶋井和世]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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