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腰痛【ヨウツウ】

デジタル大辞泉

よう‐つう〔エウ‐〕【腰痛】
腰の痛み。無理な姿勢や中腰で作業を続けたときなどのほか、椎間板の異常や泌尿生殖器などの病気の症状として現れる。

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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とっさの日本語便利帳

腰痛
腰痛の原因は様々。最も多いのが(腰)椎間板ヘルニアで、これは、変性した椎間板が腰椎の後方に突き出ることで、腰部下肢が痛み(坐骨神経痛)を訴えるもの。その他、変形性脊椎症脊椎すべり症脊椎骨粗鬆症などもある。またいわゆるぎっくり腰は腰椎捻挫と呼ばれるもので、外傷性腰痛の一つ。

出典:(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」

家庭医学館

ようつう【腰痛】
 腰痛は、内臓(腎臓(じんぞう)、胃腸、胆嚢(たんのう)、子宮など)の病気や感染症(帯状疱疹(たいじょうほうしん)、破傷風(はしょうふう)など)などの一症状であることもありますが、お年寄りの腰痛の原因でもっとも多いのは、腰自身の故障でおこる腰痛です。
 立って歩くときは、体重の60%を腰が支え、しゃがむと、その数倍の負担が腰にかかるといわれています。
 それだけ腰には重い負担がかかり、老化も早くから始まります。腰椎(ようつい)(腰骨(こしぼね))と腰椎の間に挟まっていて、骨と骨がぶつからないようにクッションの役目をしている椎間板(ついかんばん)という軟骨(なんこつ)は、20歳を過ぎると、すでに老化が始まるといわれています。
 それだけに、腰には障害がおこりやすく、腰痛に悩まされる人が少なくありません。10人のうち8人は、生涯に一度は腰痛を経験するといわれています。
 なかでも多いのは腰椎の孔(あな)(椎間孔(ついかんこう))から出ている神経が圧迫されておこる腰痛で、椎間板ヘルニア(「椎間板ヘルニア」)、脊椎分離症(せきついぶんりしょう)・脊椎すべり症(「脊椎分離症/脊椎すべり症」)、腰部変形性脊椎症(ようぶへんけいせいせきついしょう)(「変形性腰椎症(腰部変形性脊椎症)」)、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)(「腰部脊柱管狭窄症」)、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)が基盤にあっておこる圧迫骨折などが原因になります。
 これらの病気が原因の場合は、痛みが下肢(かし)(脚(あし))のほうにまで響き、跛行(はこう)になることもあります。
 まれですが、脊椎や脊髄(せきずい)の腫瘍(しゅよう)、脊椎カリエス(「脊椎カリエス(結核性脊椎炎)」)、骨軟化症(こつなんかしょう)(「骨軟化症」)が原因となっていることもあります。
 腰痛の詳しい解説については「腰痛症」(「腰痛(症)」)を参照してください。

出典:小学館
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食の医学館

ようつう【腰痛】

《どんな病気か?》


〈大半の腰痛は脊椎の病変によるもの〉
 腰痛(ようつう)は、人類が四足歩行から二足歩行へ進化したとき以来の宿命ともいえる病気です。
 直立して体重を支えるのに、もっとも負担のかかるところは腰だからです。
 腰痛の大半は、椎間板(ついかんばん)ヘルニアや老化によって脊椎(せきつい)が変形したことなど、脊椎自身の病気によるもので、あまり心配はありませんが、なかには内臓の病気に由来することもあるので注意が必要です。また、心の病気が原因で腰痛を訴える心因性の腰痛もあります。
 朝、顔を洗おうとしてちょっと前かがみになったときや、重いものを持ち上げようとしたときなどに、突然、激痛が起こるものを急性腰痛症(ぎっくり腰)といい、痛みが長く続いたり、くり返し起こるものを慢性腰痛症と呼びます。

《関連する食品》


〈筋肉にはIPA、骨や椎間板にはコンドロイチン硫酸が有効〉
○栄養成分としての働きから
 首の骨から尾骨(びこつ)までの脊椎骨(せきついこつ)のうち、いちばん下の5個が腰椎(ようつい)(腰骨(こしぼね))で、骨と骨の間にあってクッションの役目をしているのが椎間板です。
 腰痛は、腰椎や椎間板に原因があるものと、そのまわりの筋肉に原因があるものとにわかれます。
 筋肉が原因の腰痛には、筋肉の炎症を抑える働きのあるIPA(イコサペンタエン酸)や、筋肉の痛みを緩和する働きのあるビオチンが有効です。
 IPAはハマチやイワシなど背の青い魚や、キンキ、マグロのトロといった脂肪の多い魚に含まれる脂肪酸です。
 ビタミンB群の仲間であるビオチンはレバー、ピーナッツ、たまごなどのほか、イワシにも多く含まれています。
 一方、腰椎や椎間板に原因がある腰痛では、骨と椎間板を強くすることがたいせつです。
 そのためにはまず、カルシウムを十分に補給すること。カルシウムはワカサギやイワシといった小魚や、牛乳、ダイズなどに多く含まれています。なかでも、吸収率のよい牛乳や、IPA、ビオチンも豊富なイワシは、ぜひ利用したい食品です。
 椎間板にたくさん含まれている成分、コンドロイチン硫酸(りゅうさん)の不足にも気をつけましょう。
 コンドロイチン硫酸は加齢によって減少するので、とくに中高年の人は、積極的にとることが腰痛改善への近道です。
 コンドロイチン硫酸は、納豆、サメの軟骨、スッポンなどに含まれています。
○漢方的な働きから
 腰痛にはニラ酒が効果的です。ニラ60gを煎(せん)じ、60ccの日本酒を加えて飲みます。
○注意すべきこと
 肥満は腰痛の敵。腰痛にいいからといって、カロリーを無視して食べすぎるのはもってのほかです。脂肪や糖分もひかえましょう。

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大辞林 第三版

ようつう【腰痛】
腰部・臀部でんぶに感ずる痛み。脊椎の疾患や外傷、椎間板の異常のほか、妊娠や婦人科的疾患、泌尿器系疾患、神経・筋疾患などが原因となる。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

よう‐つう エウ‥【腰痛】
〘名〙 腰部の痛みの総称。脊椎の変化、筋肉の異常によるものの他、内臓臓器の病変など種々の原因で起こる。
※全九集(1566頃)四「腰痛之治方」 〔神仙伝〕

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