Rakuten infoseek

辞書

脊振山地【せふりさんち】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

脊振山地
せふりさんち
佐賀,福岡両県の県境にある山地筑紫山地の北部に位置し,筑紫平野の北西側にあり,花崗岩を主体とする断層山地。おもな河川や道路は断層線に沿う。脊振山 (1055m) が最高峰で,西へ金山 (967m) ,雷山 (955m) と連なる。おもな峠は椎原峠 (757m) と三瀬峠 (583m) 。南斜面にある山間盆地は早くから開発され,茶,ミカンの栽培と酪農が行われてきたが,1960年頃から高冷地農業にも力を注いでいる。スギの植林地も多い。縄文時代の遺跡が多くみられる。山間の清流と峡谷美に富み,ダム,温泉,ハイキングやキャンプの好適地などがある。国道 263号線が佐賀市と福岡市を結んで山地を南北に縦断する。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

せふりさんち【脊振山地】
福岡県西部から佐賀県中央部にかけて位置する山地。〈せぶりさんち〉とも読む。筑紫(つくし)山地西部を占め,北は福岡平野,南は佐賀平野(筑紫平野西部),西は唐津市と多久市を結ぶ谷を隔てて松浦杵島(きしま)丘陵に接している。大部分が花コウ岩からなる断層山地で,全体としてひし形に近く,西北西~東南東方向とこれに直角な方向の多数の断層に沿って谷が発達し,いくつかの地塊に分けられる。北寄りの雷山(らいざん)山地(狭義の脊振山地)は福岡・佐賀両県の県境となり,脊振山地の最高峰の脊振山(1055m),雷山(995m)がある。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本の地名がわかる事典

〔福岡県(佐賀県)〕脊振山地(せふりさんち)

福岡県と佐賀県にまたがる山地。最高峰の脊振山(標高1055m)をはじめ雷(らい)山・天(てん)山などの1000m級の山が連なる。東西約50km、南北約25km。筑紫(つくし)山地の一部でその西部に位置し、福岡平野と佐賀平野を分ける。北部は脊振雷山県立自然公園(福岡県)、南部は脊振北山(ほくざん)県立自然公園(佐賀県)。古湯(ふるゆ)温泉など行楽地も多い。

出典:講談社
(C)Kodansha.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

脊振山地
せふりさんち
九州北部の筑紫山地(つくしさんち)に属し、福岡・佐賀両県にまたがる花崗(かこう)岩山地。東西約50キロメートル、南北約24キロメートル。脊振山(1055メートル)を主峰とする分水界は、北に偏り、ほぼ県境を東西に走る。福岡県側は急傾斜で室見(むろみ)川などの河谷に臨むが、佐賀県側には標高400~600メートルの隆起準平原状の高原が幅広く分布。南西部には、蛇紋岩や三郡(さんぐん)変成岩類の天山(てんざん)(1046メートル)の山系が直接佐賀平野に臨む。城原(じょうばる)、嘉瀬(かせ)(川上)、厳木(きゅうらぎ)、玉島(たましま)、室見、那珂(なか)川など諸水系が樹枝状に発達し、水田の開ける小盆地や、峡谷が各所に分布。降水量が多く、北山(ほくざん)ダムなどのダム開発や水力発電所も点在し、各所にダム建設問題がある。スギ、ヒノキや、ミカン、カキなど産する。三瀬(みつせ)峠コース(トンネル)の国道263号を中心に交通体系も整備され、福岡・佐賀両市などとの結合も強まる。脊振雷山(らいざん)(福岡)、脊振北山(佐賀)などの県立自然公園も分布し、観光開発が進む。[川崎 茂]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

脊振山地」の用語解説はコトバンクが提供しています。

脊振山地の関連情報

他サービスで検索

「脊振山地」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.