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肥満細胞【ひまんさいぼう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

肥満細胞
ひまんさいぼう
mast cell
脊椎動物の血管周辺や,特に結合組織中にみられる大型の球形または多角形の自由細胞。原形質中に粗大な顆粒をもつが,これは水溶性でヘパリンと関係がある分泌顆粒といわれる。体内に侵入した異物を検出するとこの顆粒を放出して,体内のアレルギー反応や局所的炎症反応を引起こす役目をする。

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デジタル大辞泉

ひまん‐さいぼう〔‐サイバウ〕【肥満細胞】
結合組織中や血管周囲などに存在し、好塩基性の顆粒(かりゅう)をもつ卵円形の細胞。ヘパリンヒスタミンなどを含んでいて、即時型アレルギー反応に重要な役割を果たす。マスト細胞肥胖(ひはん)細胞。

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栄養・生化学辞典

肥満細胞
 マスト細胞ともいう.結合組織中にあり,ヒスタミンなどを分泌する.即時型アレルギー反応において重要な機能をはたしている.強い塩基性顆粒を細胞内にもっている.

出典:朝倉書店
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大辞林 第三版

ひまんさいぼう【肥満細胞】
細胞体内に好塩基性の多数の顆粒を有する細胞で、皮膚・漿膜・血管周囲・粘膜周辺に広く分布。ヒスタミンなどアレルギーを引き起こす物質を生産する。肥胖細胞。マスト細胞。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

ひまん‐さいぼう ‥サイバウ【肥満細胞】
〘名〙 脊椎動物の結合組織中に広く分布する卵形・円形の細胞。特に毛細血管に沿って多い。細胞内に好塩基性顆粒をもち、細胞表面に免疫グロブリンEに対する受容体をもつ。好塩基球別種の細胞である。好塩基顆粒中にはヘパリン、ヒスタミン、蛋白質分解酵素が含まれている。膜の免疫グロブリンE受容体に抗原と免疫グロブリンEの複合体が結合すると顆粒内容物のヒスタミンなどを放出しアレルギー反応を起こす。マスト細胞。肥胖細胞。

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