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置換【ちかん】

パソコンで困ったときに開く本

置換
選択したデータを別のデータに置き換えることです。ワープロなどの文字を扱うソフトでは、文書内のすべての「A」を自動で「B」に置き換える用途に使います。ひとつずつ確認しながら置換することも、確認なしですべてを一度に置換することも可能です。
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出典:(株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本

デジタル大辞泉

ち‐かん〔‐クワン〕【置換】
[名](スル)
置きかえること。「文字を記号に置換する」
数学で、相異なるn個のものの順列を、他の順列に並べ換える操作。
ある化合物中の原子原子団を、他の原子や原子団で置きかえる化学反応置換反応

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

ちかん【置換 substitution】
一般に,化合物分子に含まれる原子または原子団が他の原子または原子団に置き換えられる反応。置換反応とも呼ばれる。置換には求核置換反応nucleophilic substitution(略称SN)と求電子置換反応electrophilic substitution(略称SE)の2種類がある。前者SNは求核試薬nucleophile(N)が置換されやすい原子または原子団(X)をもつ分子(M-X)を攻撃して,Xを追い出す反応をいう(式(1))。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ちかん【置換】
スル
置き換えること。
相異なる n 個のものの順列を、他の順列に移す操作。また、一般に一つの集合 M から M 自身の上への一対一の写像のこと。
ある化合物の原子または原子団を、他の原子または原子団で置き換えること。また、その反応。置換反応。

出典:三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

置換
ちかん
permutation; substitution
相異なる n 個の対象の並び方を新しい順序に並べ換えること。 n 個の対象の集りを1つの有限集合と考えれば,置換とは,この集合をそれ自身の上へ写す一対一の変換ということもできる。一般に n 個の p:1→a1p:2→a2,…,pnann 個の数字の順列として表わし,これを任意の別の順列 a1a2an に置き換える置換を
で表わす。この記法では,縦の並び方を変えないかぎり,列をどのように変えても,同じ p を与える。さらにほかの1つの置換
を考えて,2つの置換 pq の積を
と定義する。また次の置換
は,任意の置換 p に対して peepp を満たすから恒等 (単位) 置換と呼ばれ,置き換えをしない置換である。置換
は,pp-1p-1pe であるから,p逆置換と呼ばれる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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置換
ちかん
置換反応」のページをご覧ください

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日本大百科全書(ニッポニカ)

置換
ちかん
permutation
Mnを数字1、2、……、nのなす集合とし、SnでもってMnからMnへの一対一写像のなす集合を表すことにする。写像の合成を積とすることによってSnは群をなす。これをn次の対称群という。対称群の部分群を置換群と称する。σをSnの要素とするとσを視覚的に

と表す。上段の数字の像が下段の数字であるから、上段の数字の並び方は大きさ順でなくてもよい。つまり

である。
 この事実を用いる積の計算法を述べておく。
 σ、τをSnの二要素とする。

なお、置換群において単位元eは恒等置換

であり、σの逆元σ-1

である。σσ-1-1σ=eは上記計算法によって確かめられる。[足立恒雄]

巡回置換

i1をi2に、i2をi3に、……、ikをi1に写し、他の数字を動かさない置換を(i1i2……ik)と記す。この種の置換を巡回置換という。すべての置換は巡回置換の積として表せる。[足立恒雄]

互換

(ij)という形の巡回置換を互換という。(i1i2……ik)=(ik-1ik)……(i2ik)(i1ik)であるから、すべての置換は互換の積として表せることになる。偶数個の互換の積として表せる置換を偶置換、奇数個の互換の積として表せる置換を奇置換という。Snのすべての偶置換からなる置換群はn次交代群とよばれる。[足立恒雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

おき‐かえ ‥かへ【置換】
〘名〙
① 今までのものと別なものを置くこと。置き換えること。
浮世草子・西鶴織留(1694)五「夜着・蚊屋の夏冬置かへのせはしさ」
② (「おきがえ」とも) 買手が商人に敷銀(しきぎん)として金銭を預けておいて必要に応じて商品の給付を受け、決算期に差し引いて不足額が出たときは支払い、余れば次期の敷銀に加えるという販売法。
※浮世草子・日本永代蔵(1688)五「有時西陣の絹織屋へ俵米売初(うりそめ)、置替(ヲキガヘ)の約束も、年々かさみて」

出典:精選版 日本国語大辞典
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おき‐か・える ‥かへる【置換】
〘他ア下一(ハ下一)〙 おきか・ふ 〘他ハ下二〙
① 置く場所を換える。
※相模集(1061頃か)「つゆにてもをきかへてける心ざし猶ありのみとみるぞうれしき」
② あるものを取り去って、そこに他のものを置く。
※西郷隆盛(1918)〈芥川龍之介〉「そこで歴史までも『かも知れぬ』を『である』に置き換へてしまったのです」
③ もとの質物を新しい質物に替える。
※浄瑠璃・曾我五人兄弟(1699頃)二「貧乏人の衣がへ冬のを夏にをきかへて、七月ぎりにやり水の流れを買ふて仕立物」

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ち‐かん ‥クヮン【置換】
〘名〙
① 物の位置や順序を移しかえること。置き換えること。
※比較言語学に於ける統計的研究法の可能性に就て(1928)〈寺田寅彦〉「例へばA日本語とB英語の場合ならば、先づ日本語の方を、仮りに『日本式ローマ字』で書く、しかして英語子音の『文字』の中で日本式にないものは仮りに後者のどれかで『置換』する」
② 数学で、相異なるn個のものの一つの順列を他の順列に並べかえる操作。また、有限集合のそれ自身への全単射。→全単射

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化学辞典 第2版

置換
チカン
substitution, displacement

化学反応の三大様式,置換・付加・脱離の一つ.ある化合物に含まれる原子または原子団をほかの原子または原子団で置き換える,次のような形の反応を置換または置換反応という.

AB + C → AC + B

有機化学ではsubstitutionの頭文字をとりS型反応ともよばれる.たとえば,次のような反応である.

 (1) C2H5I + OH → C2H5OH + I

 (2) C6H6 + NO2 → C6H5NO2 + H

 (3) C6H6 + C6H5・ → C6H5C6H5 + H・

(1),(2)の反応のように,イオン的機構の置換と,(3)の反応のように,遊離基機構の置換とがあり,前者はさらにその機構により,SN1型反応SN2型反応SE 型反応などに分類される.SN 型反応は主として飽和炭素上(まれに芳香族炭素上)で起こる反応であり,SE 型反応は不飽和炭素,芳香族炭素上で起こるものである.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
信州大学元教授理博 梅本 喜三郎(編集)
東京大学名誉教授理博 大内 昭(編集)
東京大学名誉教授工博 奥居 徳昌(編集)
東京工業大学名誉教授理博 海津 洋行(編集)
東京工業大学元教授学術博 梶 雅範(編集)
東京大学名誉教授理博 小林 啓二(編集)
東京工業大学名誉教授 工博佐藤 伸(編集)
東京大学名誉教授理博 西川 勝(編集)
東京大学名誉教授理博 野村 祐次郎(編集)
東京工業大学名誉教授理博 橋本 弘信(編集)
東京工業大学教授理博 広瀬 茂久(編集)
東京工業大学名誉教授工博 丸山 俊夫(編集)
東京工業大学名誉教授工博 八嶋 建明(編集)
東京工業大学名誉教授理博 脇原 將孝(編集)

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