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練習【れんしゅう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

練習
れんしゅう
practice
特定の行動をより能率的に行うために,あるいは特定の習慣を形成するために一定の行動を反復して行うこと。練習による行動の変容過程は,学習曲線と同じように,横軸試行回数縦軸に作業量の測度をとり,いわゆる練習曲線として描くことができる。

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デジタル大辞泉

れん‐しゅう〔‐シフ〕【練習】
[名](スル)技能・学問などが上達するように繰り返して習うこと。「英文タイプを練習する」「バッティング練習」「練習問題」
訓練[用法]

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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世界大百科事典 第2版

れんしゅう【練習 practice】
学習を行うために繰り返し行う操作のこと。刺激stimulusと反応responseの結合に関して,1910年アメリカの心理学者E.L.ソーンダイクは二つの性質を見いだした。その一つは,ある刺激に対してある反応が起こるとき,それが繰り返されると刺激と反応の結合が強められるというもので,このとき繰り返される操作を練習と呼ぶ。また第2の性質は,これが繰り返されないときは刺激と反応の結合が弱められる。すなわち,練習しないときは刺激―反応の結合は弱められる,というものである。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

れんしゅう【練習】
スル
技能・芸事などが上達するように同じことを繰り返しならうこと。 ピアノを-する -用の器具

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

練習
れんしゅう
心理学的には、精神的または身体的作業の望ましい方向への変容(作業時間の短縮、質の向上など)を目的として、その作業を反復することと説明される。したがって練習には、作業を反復して行う側面と、その結果として作業が望ましい方向へ変容していく側面とがある。前者を「練習活動」、後者を「練習効果」という。また、練習者がその目的を意識して作業を反復練習する場合(たとえば、計算練習、野球の守備練習など)を「有意識練習」、目的を意識しない場合(たとえば毎日無意識に行う着替え、掃除など)を「無意識練習」という。[中原忠男]

練習曲線

練習による作業の進歩、向上の過程は、横軸に練習期間、縦軸に練習効果をとった練習曲線で表される。
 練習曲線は、練習の内容や方法によって、また練習効果として何をとるか(一定時間内の作業量、一定作業に要する時間、正答率など)で、いろいろな形のグラフとなる。(1)初発努力――練習の初期は先行学習の転移、興味、特別な動機づけなどで強い努力が示され、効果があがる。(2)プラトー――飽き、疲労などのために進歩、上達が一時停滞する現象。(3)終末努力――練習が終わりに近づいたことに気づくと一段の努力がなされ、効果があがる。(4)最終プラトー――練習は最後に、これ以上効果があがらないという極限に達する。しかし、動機づけを高めるとさらに進歩する場合がある。生理学的にこれ以上進歩しないとされる極限を生理的極限という。
 練習は、ただ多くの量をこなせば効果があがるというものではない。効果的な練習を行うために、心理学者や教育学者がいろいろな原理や方法を研究している。一般には次のような点を考慮することがたいせつであろう。(1)練習の意義、必要性、練習への興味などを感じさせ、意欲的に取り組ませる。(2)適宜評価をし、欠点に気づかせたり、励ましたり、競争意識をもたせたり、成功感、達成感を体験させたりする。(3)易から難へと進む練習であること。(4)一つの作業をいくつかに分けて練習する(分習法)か、全体を何回も反復する(全習法)かを検討する。(5)休憩をどのように入れるかを検討する。[中原忠男]

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精選版 日本国語大辞典

れん‐しゅう ‥シフ【練習】
〘名〙 学問や技芸などを繰り返し学習すること。また、一定の作業を反復して、その技術を身につけること。
※明衡往来(11C中か)下本「内々可習儀範侍、其間事可貴殿之教喩也」
※連理秘抄(1349)「只堪能に練習して、座功をつむより外の稽古はあるべからず」 〔晉書‐胡母輔之伝〕

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