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絵文字【えもじ】

デジタル大辞泉

え‐もじ〔ヱ‐〕【絵文字】
記録や意志伝達のために用いられる絵画的表現。文字発生の初期の形態で、象形文字以前のもの。ピクトグラフ
簡単な絵のような形で、言葉・文字・記号の代わりとするもの。例えば、非常口や禁煙を表すマークなど。
電子メールやメッセンジャーアプリなどで用いる、1文字サイズのイラストやアニメーションのこと。記号を組み合わせて表情を表す顔文字を含んでいう場合もある。

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世界大百科事典 第2版

えもじ【絵文字】

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大辞林 第三版

えもじ【絵文字】
文字に近い機能を果たす絵。文字のつくられる以前、通信・記録などに使われたもので、古代文字のつくられる源となった。ピクトグラフ。
絵画化した装飾文字。
携帯電話で用いる文字のうち、イラスト風の記号の総称。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

絵文字
えもじ
pictograph
絵を手段として事物を表現し伝達する方法。文字の最も原初的形態である。絵文字は多くの北アメリカ先住民族インディアンの部族で発達し,その他の諸民族の間にも見出される。しかし実際にはそれらは絵画的「記号」にすぎず,多くは個人的関係で,あるいは小人数の集団で通用するだけである。それが観念と直接に結びつかなくなり,特定の音と結びつき体系化されて「文字」と呼べるのである。世界の諸文字はいずれも絵文字から出て表意文字の段階に発展している。メソポタミア楔形文字,中国の漢字は古代表意文字の代表的なもので,象形的性格を強くもっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

絵文字
えもじ
絵画や図形を手段として、意志の伝達や事物の記録のための記号として用いた文字。picture-writingの訳語。文字体系の発展段階ではもっとも原初的な段階に属する。絵文字は、その発展過程に応じて3段階に細分されるが、文字によっては二つまたは三つの段階の混在体系である場合もある。第一は無文字段階、いわば「絵の段階」でpictographyにあたる。絵が言語を媒介とせずに、視覚的な記号で思想を伝達する段階であって、アメリカ・インディアンやアフリカなどで多くの例がある。たとえば、光輪のある円で太陽を、波状の線で水を表すごとくである。インカのキープ(結縄(けつじょう)文字)もこの範疇(はんちゅう)に入るが、文字というより一種の記憶補助手段である。これらは、厳密な意味では絵文字以前の先駆的段階とされている。第二は「表意的段階」であって、書き手が意図的に普遍的意味を絵画で伝えるもので、アメリカ・インディアンやエスキモーに多く、ポリネシア、西アフリカ、南アジアなどでも例がみいだされる。たとえば、前述の光輪のある円が「熱」や「暖かさ」を意味するような段階の文字で、より発達した段階にあり、狭義の絵文字はこの段階以上の文字をさし、現代でも交通標識などに用いられている。第三は高度に発達した絵文字で、慣習的に使われて定型化され、単純化された絵画が、単一の物体や語を表すシンボルとして使われる段階であって、絵文字として知られている大部分の文字はこの範疇に入る。
 古代メソポタミアのシュメールでは、のちに表音文字へと発展して楔形(くさびがた)文字体系がつくられた。エジプト象形文字(ヒエログリフ)は、約3000年にわたって古代エジプトで使われていた。また、漢字は具象的な絵文字から発達してきたことが、甲骨文字や金石文などの文字によって明らかになってきた。西夏文字や契丹(きったん)文字は漢字を模してつくられ、前者は大部分が表音文字であり、先年解読されたが、後者は未解読とされている。中米のマヤ文字は完全に解読されてはいない。大部分は表意文字であるが、表音文字もあり、文字としては過渡的な段階にある。マヤ文字と並んで絵画性が強いアステカ文字は、地名・人名を表す文字が大部分で、表音文字もつくりだしたが、判じ絵的な使い方が多い。ほかにインダス、ヒッタイト、エトルリア文字、イースター島のロンゴロンゴなど独特の文字がある。
 なお、和歌山県熊野の牛王(ごおう)神符や李(り)氏朝鮮の絵文字は、いわば装飾文字であって、ここでいう絵文字ではない。[植田 覺]

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精選版 日本国語大辞典

え‐もじ ヱ‥【絵文字】
〘名〙
① 記録や意志の伝達のために絵画を用いた文字の初期の形態。象形文字以前の段階のもの。ピクトグラフ。
② 装飾文字の一つ。マーク、看板に使う花文字など。

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え‐もんじ ヱ‥【絵文字】
〘名〙
※春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉をかし「漢字の或部分又埃及(えぢふと)の古代文字の如きを象字(ヱモンジ)といふ」
② 絵を遊戯的に工夫して文字とし、座興とするもの。身振り絵文字の類。

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