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統治権【とうちけん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

統治権
とうちけん
sovereignty
最高の権威,または国家主権と同義,または類似の概念であるが,国家,政府,独立,民主主義などと関連して政治学国際法において最も論争の多い言葉である。日本では統治権の概念は明治憲法に使用されており,第4条によれば,天皇は国家の元首にして統治権の総攬者であった。 16世紀にフランスの J.ボーダンは統治権を絶対的で非制約的な概念としてとらえた。しかし統治権の性格は民主的な政府形態に伴い,次第に支配階級と統治者に対する重要な制約を課するものへと変化をとげ,また一国の政府のためよりも,世界平和を目標に行使されるようになった。

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デジタル大辞泉

とうち‐けん【統治権】
国土・国民を支配する権利。主権。

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世界大百科事典 第2版

とうちけん【統治権】

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大辞林 第三版

とうちけん【統治権】
国土・国民を治める権利。主権。旧憲法においては天皇の大権とされた。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

統治権
とうちけん
国民および国土を支配する権利。主権とか国権とよばれることもあり、また私法上の権利と区別された公法上の権利であるという意味で高権とよばれることもある。国民に対する支配権を対人高権、領土に対する支配権を領土高権という。明治憲法では、天皇が「統治権ヲ総攬(そうらん)シ」(4条)と定めていたが、このことばは主権の意味に解せられる。主権ということばが用いられなかったのは、「しろしめす」という日本古来のことばに該当するものとして、統治権が適切であると考えられたからである。主権が国民に存することを宣言した日本国憲法では、このことばは用いられていない。[池田政章]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

とうち‐けん【統治権】
〘名〙 国家を統治する権力。すなわち、国民・国土を合法的に支配する権利。主権。
大日本帝国憲法(明治二二年)(1889)四条「天皇は国の元首にして統治権を総攬し」

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