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結膜【けつまく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

結膜
けつまく
conjunctiva
眼瞼の後面眼球の前面をおおう薄い膜で,両者を結ぶ膜であるためこの名がある。瞼結膜球結膜円蓋部結膜の3部より成る。眼瞼の運動 (まばたき) や眼球の運動を円滑にする粘膜である。

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デジタル大辞泉

けつ‐まく【結膜】
まぶたの裏と眼球の表面を覆っている無色透明の粘膜。

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世界大百科事典 第2版

けつまく【結膜 conjunctiva】
眼球とまぶたを結びつけ,まぶたの裏打ちをする粘膜。眼球運動やまばたきを滑らかに行わせる。強膜上の結膜を球結膜,まぶたの裏,瞼板上を覆っている部分を瞼結膜,両者の移行接続部を円蓋部結膜という。瞼結膜は瞼縁部で皮膚の上皮に移行し,球結膜は角膜輪部で角膜上皮に移行する。また瞼裂部を入口として,結膜と角膜でつくられる大きなくぼみを結膜囊conjunctival sacという。主涙腺は上方円蓋部に,副涙腺は多くは上方,一部が下方円蓋部に開口し,を分泌する。

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大辞林 第三版

けつまく【結膜】
まぶたの裏面と眼球の白目の部分を角膜辺縁までおおっている薄い膜。色素が少なく、角化しないため、血管が透けて見える。 〔オランダ語 bindvlies を bind (結)と vilies (膜)とに分け、漢字をあてた訳。「解体新書」(1774年)にある〕

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日本大百科全書(ニッポニカ)

結膜
けつまく
上下の眼瞼(がんけん)(まぶた)の裏側を覆い(瞼結膜)、奥で折れ返って眼球の強膜を覆う(球結膜)粘膜である。折れ返る部分を円蓋(えんがい)部という。眼瞼と眼球を結ぶ粘膜ということから名づけられた。結膜上皮は角膜上皮に連続しているが、角膜周囲付近は重層扁平(へんぺい)上皮、その他では円柱上皮である。角膜と結膜で袋状に囲まれたスペースを結膜嚢(のう)というが、ここには涙腺(るいせん)から涙が分泌され、いつも湿潤状態にある。球結膜の鼻側部分は厚い肉色をしたひだとなり、半月皺襞(しゅうへき)という。また、結膜上皮層には杯(さかずき)細胞という粘液を分泌する細胞がある。結膜下層の結合織を結膜下組織とよび、球結膜では角膜周囲を除いて粗であり、眼球運動を妨げないようになっている。[内田幸男]

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精選版 日本国語大辞典

けつ‐まく【結膜】
〘名〙 (bindevlies の訳語) まぶたの裏面から眼球の上面をおおっている無色透明の粘膜。まぶたの裏側の部分と眼球の部分とを区別して、それぞれ眼瞼(がんけん)結膜、眼球結膜または角膜上皮という。〔解体新書(1774)〕

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