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結腸【けっちょう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

結腸
けっちょう
colon
の一部。盲腸から続いて始り直腸にいたる。腹腔の中で額縁状に位置し,上行結腸横行結腸下行結腸S状結腸の4部分から成る。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

けっ‐ちょう〔‐チヤウ〕【結腸】
大腸のうち、盲腸直腸の間の主要部分。上行・横行・下行・S状結腸の四つに分けられる。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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栄養・生化学辞典

結腸
 大腸の盲腸に続く部分で直腸に至る.小腸に近い部分から上行,横行,下行,S[]状結腸に分ける.水分吸収をする.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

けっちょう【結腸】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

けっちょう【結腸】
小腸と直腸との間にある、大腸の主要部分。上行・横行・下行・ S 状結腸からなり、水分を吸収して糞塊を形成する。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

結腸
けっちょう
大腸(約1.6メートル)は盲腸、結腸、直腸からなるが、その大部分(約1.5メートル)を占めるのが結腸である。結腸は腹腔(ふくくう)を額縁のように走るので、その走行方向に従って上行結腸、横行結腸、下行結腸、およびS状結腸に区分される。
(1)上行結腸 盲腸上端から始まり、右側の腹腔後壁を上行し、肝臓右葉の下面まで達して左方へとほぼ直角に屈曲する(右(みぎ)結腸曲)。上行結腸の前面と側面は腹膜に覆われていて、後面は結合組織を介して後腹壁筋に接着している。長さは約14~15センチメートルである。
(2)横行結腸 結腸中では最長で、可動性にも富んでいる。右結腸曲から左方へと十二指腸の前方を横走し、脾臓(ひぞう)下端で急に屈曲(左結腸曲)し、下行結腸に移る。直立すると中央部がかなり弓状に下垂する。これは、長い横行結腸間膜によって後壁からつり下げられた状態にあるためで、内腔が充満すると骨盤腔まで下垂する。横行結腸は、ほぼ全周が腹膜に包まれ、後側でこの腹膜があわさって広い横行結腸間膜となり、膵臓(すいぞう)下縁に付着する。横行結腸の長さは約40~50センチメートルである。
(3)下行結腸 左結腸曲から左側後腹壁を下行し、骨盤の腸骨窩(か)まで達する。長さは約25~30センチメートルとされるが、個体差も著しい。上行結腸と同様に前面と両側面が腹膜で覆われ、後面は左腎臓(じんぞう)の下外側縁や腰部の筋に接している。下行結腸は上行結腸よりも細く、深部にある。
(4)S状結腸 約40センチメートルの長さで骨盤内に位置しているが、位置の異動が大きい。これは、長くて広いS状結腸間膜によって後腹壁に付着しているためである。S状結腸は骨盤上口の腸骨稜(ちょうこつりょう)の高さから始まり、正中線に向かってS字状に屈曲し、第3仙椎(せんつい)の高さで下行し、直腸へと続く。なお、S状結腸は完全に腹膜に包まれて、後面のS状結腸間膜に移行している。
 結腸には特有のヒダ(襞)や凹凸があり、肉眼的にも容易に小腸と区別できる。その一つは結腸ヒモ(紐)で、これは結腸の外層の縦走筋が3か所に集束しているために、筋束が表面に隆起し、帯状にみえる。結腸ヒモは、互いにほぼ等間隔の位置で縦走するが、前壁の大網(たいもう)ヒモ、後壁の間膜ヒモ、および自由ヒモの区別がある。大網ヒモは盲腸の虫垂の位置につながるので、虫垂を捜すときに目標となる。これらの結腸ヒモが縦方向に収縮すると、結腸内腔面に輪状に走る半月状のヒダが形成され、半月ヒダの間は外部に向かって結腸が膨隆し、結腸隆起をつくる。
 結腸の組織構造は小腸と似ているが、内面の粘膜が平滑で絨毛(じゅうもう)を欠き、粘液を分泌する杯(さかずき)細胞が、とくに下方ほど多く分布している点で異なる。結腸は、ときに異常に拡張し、巨大結腸症をおこす。先天性巨大結腸症はヒルシュスプルングHirschsprung病という。[嶋井和世]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

けっ‐ちょう ‥チャウ【結腸】
〘名〙 脊椎動物の大腸のうち盲腸より後方で下端の直腸を除いた部分で、大腸の大部分を占める。人では長さ約一・五メートルで、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸に分けられる。主として小腸で消化された食物から水分を吸収する。〔医語類聚(1872)〕

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