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結晶分化作用【ケッショウブンカサヨウ】

デジタル大辞泉

けっしょうぶんか‐さよう〔ケツシヤウブンクワ‐〕【結晶分化作用】
マグマ結晶作用に伴って、玄武岩質マグマから鉱物晶出すると残りのマグマの化学組成が変わっていろいろの組成のマグマができること。

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法則の辞典

結晶分化作用【crystallization differentiation】
マグマ冷却時の結晶析出において,晶出した結晶と残液との反応の程度に応じて起こるマグマの分化をいう.

出典:朝倉書店
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岩石学辞典

結晶分化作用
マグマの分化作用で,初期に形成された結晶が,残りのマグマから分離するもの.

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世界大百科事典 第2版

けっしょうぶんかさよう【結晶分化作用 crystallization differentiation】
晶出分化作用ともいう。化学組成の均一なマグマから化学組成の異なる種々の火成岩が生ずることをマグマの分化と呼ぶ。特に,結晶作用によって,もとのマグマとは異なる化学組成の岩石が生ずることを結晶分化作用という。マグマの分化は温度の降下に伴う結晶作用によって生ずるという考えは,20世紀初頭からイギリスのハーカーA.Harkerなどによって唱えられていたが,特に,ケイ酸塩溶融体の実験的研究にもとづいてアメリカのボーエンN.L.Bowenが強く主張した1920年ころから,火成岩成因論の主流となり現在に至っている。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

けっしょうぶんかさよう【結晶分化作用】
マグマの冷却に伴い、鉱物の晶出・分離によって残ったマグマの化学組成が変化し、種々の火成岩ができる過程。また、その作用。晶出分化作用。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

けっしょうぶんか‐さよう ケッシャウブンクヮ‥【結晶分化作用】
〘名〙 地殻中に貫入したマグマの結晶作用がはじまるとき、結晶する部分が残りの部分と分離して固結すること。重力の作用で結晶部分がマグマだまり下部に沈下したり、溶融部分が強い側圧によって結晶の間からしぼり出されたりして起こり、複雑な成分をもつ火成岩ができる原因とされる。

出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版

結晶分化作用
ケッショウブンカサヨウ
crystallization differentiation

マグマの冷却過程では必ず結晶作用が起こる.最初晶出する結晶は結晶作用が起こるときの条件によって異なるが,一般に,マグマの成分とは違った結晶が晶出する.したがって,マグマから結晶成分が取り去られることになる.このような過程で起こる分化作用を結晶分化作用という.すなわち,結晶がマグマ中に均一に浮遊していれば,できた岩石の組成はマグマと同一となる.しかし,一般には結晶はマグマより比重が大きく,長い時間にはマグマの下部に沈降する.したがって,マグマの下部では沈降した結晶に富む岩石が生じ,上部ではその逆となる.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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