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経度【けいど】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

経度
けいど
longitude
地球上のある地点を通る子午面グリニッジ天文台を通る基準子午面とのなす角度を,その地点の経度という。基準子午面をもとに西を正または西経,東を負または東経としてそれぞれ 180°まではかるのが普通であるが,360°を 24時とする特別な角度を使うことも多い。子午面の決め方により天文経度,地理経度,地心経度の3つがある。天文経度は,ある地点に立てた鉛直線に平行で地球の自転軸を含む平面とグリニッジにおける同様な平面とがなす角度である。地理経度は,地球の形に最も近い回転楕円体を地球に重ねたとき,ある地点からこの楕円体に立てた垂直線に平行で楕円体の回転軸を含む平面とグリニッジにおける同様な平面とがなす角度である。地心経度は,ある地点と地球の自転軸を含む平面とグリニッジにおける同様な平面とがなす角度である。天文観測から直接決めることができるのは天文経度である。地理経度と地心経度の差は理論的にはなく,地理経度と天文経度の差も角度の 20″~30″以下である。 (→緯度 )  

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

けい‐ど【経度】
地球上の位置を表す座標の一。ある地点を通る子午線経線)と本初子午線(英国旧グリニッジ天文台を通る子午線)との間の角度。本初子午線を基準とし、東へ東経180度まで、西へ西経180度まで区分される。⇔緯度

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世界大百科事典 第2版

けいど【経度 longitude】
地球上の1点を通る子午面(線)と,基準にとった子午面(線)とが,極または赤道面において挟む角度をいい,ある地点の位置を表す量として,緯度および高さとともに使われる。基準子午面(線)は,イギリスの旧グリニジ天文台エアリー子午環の中心を通るものを採用し(1884年ワシントン会議),これを本初子午面(線),またはグリニジ子午面(線)と呼ぶ。東または西へ0゜から180゜まで数え,それぞれ東経,西経をつける。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

経度
けいど

緯度とともに、地球上のある地点の位置を示すために用いられる方向量。地球上のある地点の経度とは、その点を通る子午線(地軸を含む平面と地表との交線で、経線という)を含む平面(子午面)と、ロンドンのグリニジ天文台を通る本初子午線(経度0度)を含む平面とのなす角度である。本初子午線を経度0度とし、そこから東、西にそれぞれ東経180度、西経180度まで区分される。地球は24時間でほぼ360度回転するので、その回転角度と経過時間は比例する。すなわち、経度15度は1時間、経度15分は1分、経度15秒は1秒に相当する。

 経度も、緯度と同じように地心経度、地理経度(測地経度)、天文経度が定義される。このうち、恒星の子午線通過時刻を観測して決めた経度が天文経度で、その地点の鉛直線を基準にする器械によって求められる。国または地域ごとに基準地点(原点)を選び、この原点の天文経(緯)度および高さと、世界測地系を用いて決めるのが測地経(緯)度である。

 天文経度と測地経度の値にはわずかの違いがあるのが普通で、その差を経度の鉛直線偏差という。

 宇宙測地技術と原子時計の精度向上および地球の形状と大きさが精密に決定されるようになったため、1988年以降は一般の人でも全地球測位システム(GPS)の受信機があれば、簡単に経緯度を求めることが可能になった。

[市川正巳・若生康二郎]

『デーヴァ・ソベル著、藤井留美訳『経度への挑戦 一秒にかけた四百年』(1997・翔泳社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

けい‐ど【経度】
〘名〙 緯度とともに地球上の位置を表わす座標の一つ。グリニッジ子午線の子午面と、他の子午線の子午面とのなす角度。グリニッジ子午線を原点の零度として、東西にそれぞれ一八〇度ずつの東経、西経に分ける。一周で三六〇度となる。⇔緯度
※和蘭通舶(1805)凡例「東西の経度は里数差(たが)はず、一度の距(わた)り二十八里二分」

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