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終止形【しゅうしけい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

終止形
しゅうしけい
cadence
音楽用語。楽曲の終止への過程を形成する音進行の定型。今日一般にカデンツという名称で呼ばれる終止形は,機能和声における和音による終止法であり,その完全度に従い次のような種類に分けられる。 (1) 完全終止 主和音( I)に終止する。主和音( I)は基本位置で,主音をソプラノにあて,強拍におかれる。この際基本位置の属和音( V)から主和音( I)に移るなら正格 (全) 終止,基本位置で下属和音( IV)から主和音( I)に終止するなら変格終止と呼ばれる。 (2) 不完全終止 (1) の場合の条件がなんらかの形で満たされない場合。 (3) 半終止 属和音( V)上で終止するもの。一般には主和音( I)から属和音( V)へ移る。曲の段落に用いられるのが普通。 (4) 偽終止 属和音( V)から主和音( I)以外の和音へ進む終止。一般には6度上の和音で終る。 (5) フリギア終止 フリギア調特有の短2度の動きを外声にもつ終止。

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デジタル大辞泉

しゅうし‐けい【終止形】
活用形の一。用言助動詞の活用の第三段の形で、普通に文を終止するのに用いられる。活用する語の基本の形と考えられ、一般に辞書見出しなどに用いられる。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

しゅうしけい【終止形】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

しゅうしけい【終止形】
用言・助動詞の活用形の一。六活用形のうち、第三番目におかれる。言い切りの形として、普通、文の終わりに用いられる。一般に活用形の基本の形とされる。「花が咲く」「空が青い」の「咲く」「青い」の類。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

しゅうし‐けい【終止形】
〘名〙 活用形の一つ。用言・助動詞の語形変化のうち、主に文の終止に用いる形。六活用形の第三におかれるが、語を代表する基本形として、辞書の見出しなどに使用される。終止。載断言。断止段。終止段。終止言。
※中等教科明治文典(1904)〈芳賀矢一〉二「第三活用形の『死ぬ』は『人死ぬ』の如く言止むる形なれば終止形といふ」

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