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細胞質【さいぼうしつ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

細胞質
さいぼうしつ
cytoplasm
原形質のうち核質以外の部分の総称。細胞質は色素体ミトコンドリア,ゴルジ体,小胞体などから成り立っているが,狭義では,これらの細胞小器官を支えている連続した基質,すなわち細胞質ゾル cytosolをさすこともある。従来原形質の特性としての粘性,pH,等電点,化学組成などの物理化学的性質とされていたものは,おもに細胞質の特性であって,原形質すなわち細胞質と解されていたこともある。

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デジタル大辞泉

さいぼう‐しつ〔サイバウ‐〕【細胞質】
細胞で、を除いた部分。細胞小器官顆粒が存在する。

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監修:松村明
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栄養・生化学辞典

細胞質
 細胞を構成する原形質のうち核を除いた部分.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

さいぼうしつ【細胞質】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

さいぼうしつ【細胞質】
細胞を構成する原形質のうち、核を除いた部分。 → 核質

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

細胞質
さいぼうしつ
細胞体を構成する原形質のうち核質以外の部分をいう。細胞質の最外層は細胞膜(形質膜)に分化している。細胞の自由表面からは微絨毛(びじゅうもう)とよばれる細長い細胞質の突起を出すことがある。細胞質内にみられる一般的構造としては、粗面小胞体、滑面小胞体、リボゾーム、ゴルジ装置、ミトコンドリア、リソゾーム(水解小体)、中心子、被覆小胞などがある。これらは細胞の代謝に必要な細胞内小器官である。分泌顆粒(かりゅう)、グリコーゲン顆粒および脂肪滴などは封入体とよばれ、細胞の代謝産物または細胞産生物の集積物である。ある種の細胞ではミクロボディ(ペルオキシゾーム、過酸化酵素小体)、有窓層板などを含み、繊毛や鞭毛(べんもう)を備えることもある。細胞基質中には、水、タンパク質、糖質などのほかに、微小管や細糸が存在し、支持的機能または細胞骨格の役目を果たしている。また、代謝に関係する酵素や、タンパク質合成に役割を演ずるRNA(リボ核酸)なども含まれている。細胞の化学的成分のうち、もっとも多いのが水分で全体の85%を占める。その多くは自由水であり、結合水は全水量の4.5%にすぎない。結合水はおもにタンパク質と結合しており、自由水は溶媒、拡散の媒体、物質の排出、熱の吸収・発散などに役だっている。無機物質には、タンパク質、炭水化物、脂質などと結合した形と、塩類の形とがある。解離した塩類は、浸透圧の調節、酸および塩基平衡を保つのに有用である。[小林靖夫]

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精選版 日本国語大辞典

さいぼう‐しつ サイバウ‥【細胞質】
〘名〙 生物の細胞のミトコンドリア、リボゾーム、小胞体などを含む原形質の部分。最外層は細胞膜(形質膜)に分化している。タンパク質を主成分とし、弾性・粘性などをもつ。

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