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辞書

【セイ】

デジタル大辞泉

せい【精】
[名・形動]
心身の力。元気。精力。「のつく食べ物」
「こう矢鱈に松ばかり並んで居ては歩く―がない」〈漱石・坑夫〉
人間以外のものに潜んでいるといわれる魂・霊魂。精霊。「森の
細かく詳しいこと。また、そのさま。「を尽くす」
「論文の―なるは智の洽(あまね)きにあり」〈田口日本開化小史
よりすぐってあること。まじりけがないこと。また、そのさまや、そのもの。
精液のこと。「を漏らす」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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せい【精】[漢字項目]
[音]セイ(漢) ショウ(シャウ)(呉) [訓]しらげる くわしい
学習漢字]5年
〈セイ〉
玄米を白く清らかにする。しらげる。「精白精麦精米搗精(とうせい)
不純物を取り去り良質なものにする。よりすぐる。よりすぐったもの。「精鋭精華精粋精髄精製精選精肉精兵精油精練酒精
雑念がなくひたすらはげむ。「精勤精励丹精
念入りでこまかい。くわしい。「精巧精細精粗精緻(せいち)精通精読精密
人間の活動のもとをなすもの。「精気精神精力
自然物に潜むとされる霊。「精霊妖精(ようせい)
生殖のもとになるもの。「精液精子射精受精夢精
〈ショウ〉
ひたすらはげむ。「精舎(しょうじゃ)精進(しょうじん)
霊魂。「精霊(しょうりょう)
[名のり]あき・あきら・きよ・きよし・くわし・しげ・しら・すぐる・すみ・ただ・ただし・つとむ・ひとし・まこと・まさし・もり・よし

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大辞林 第三版

せい【精】
生物の根元にあるもの。たましい。精霊。多く人間以外の霊魂についていう。スピリット。 木の- 森の-
生命の根本にある力。心や体に備わる力。精力。 -を入れる -がつく -も根もつき果てる
まじりけのないもの。
精液。 日葡
形動 [文] ナリ 
細かくゆきわたっているさま。 文章の愈々-なること/日本開化小史 卯吉
[句項目] 精が出る 精を出す 精を励ます

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

しら・ぐ【精】
〘他ガ下二〙 ⇒しらげる(精)

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しらげ【精】
〘名〙 (動詞「しらげる(精)」の連用形の名詞化)
① 米をつきしらげること。玄米をついて精白すること。また、その米。白米。
菟玖波集(1356)雑体「しらげの米はただ人のため 神垣の庭の真砂を打まきて〈救済〉」
② よりぬくこと。すぐれてよいこと。
※玉塵抄(1563)一八「趙もそこを心えて、よいしらげ、くっきゃうの勢を十万、斎え合力してあるほどに、楚がひいて帰たぞ」

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しら・げる【精】
〘他ガ下一〙 しら・ぐ 〘他ガ下二〙
① 玄米をつき、糠(ぬか)を除いて白くする。精米する。また、植物のあくなどを抜いて白くする。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
※宇津保(970‐999頃)吹上上「臼一つに、女ども八人立てり。米しらけたり」
※拾遺(1005‐07頃か)夏・九一「神まつる卯月にさける卯花はしろくもきねがしらけたる哉〈凡河内躬恒〉」
② 磨きをかけて仕上げる。きたえていっそうよくする。精製する。
※玉塵抄(1563)二八「公主の高祖の子秦王にもしらげた兵一万人をあたえて」
※俳諧・毛吹草追加(1647)中「霜柱しらげ立るやかんな月〈夕翁〉」

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せい【精】
〘名〙
① しらげること。また、そのもの。よくついた米。〔荘子‐人間世〕
② (形動) 詳しいこと。細かくゆきわたっていること。念入りに手を加えること。また、そのさま。
※日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉四「記事の巧みなるは想像の密なるにあり、論文の精なるは智の洽きにあり」 〔春秋公羊伝‐荘公一〇年〕
③ (形動) まじりけのない純粋なもの。えりすぐったもの。最もすぐれたもの。また、そのさま。
※玉塵抄(1563)九「吾が車は、牛がはやうて、牛をあつかう御者が精(セイ)な者ぞ。さるほどにはやいことぢゃと云たぞ」 〔書経‐大禹謨〕
④ (形動) 心をうちこむこと。力をつくしてはげむこと。努力すること。また、そのさま。
※義経記(室町中か)三「桜本にて学問する程に、せいは月日の重なるに随ひて、人に勝れてはかばかし」
⑤ 生命の根本の力。身にそなわっている力。元気。精力。精気。エネルギー。せ。
※日葡辞書(1603‐04)「Xeiuo(セイヲ) ツカラス」
※狂言記・聾座頭(1700)「扨も扨も、つんぼに物いへば、せいも心もつきることじゃ」 〔易経‐繋辞下〕
⑥ こころ。たましい。
※ぎやどぺかどる(1599)上「万の物に体と精と態と三つの事備りたり」 〔宋玉‐神女賦〕
⑦ ある物に宿る魂。多く、その魂が別の姿形になって現われた場合にいう。性。
※続日本紀‐天平三年(731)一二月乙未「謹撿符瑞図曰、神馬者、河之精也」 〔宋書‐符瑞志下〕
⑧ 精液。
※台記‐久安三年(1147)正月一六日「彼朝臣漏精、足動感情、先々常有此之事、於此道不耻于往古之人也」

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