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管轄【かんかつ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

管轄
かんかつ
Zuständigkeit
一般には国家の主権や官庁の権限の及ぶ範囲をいう。しかし通常は,裁判管轄をさし,異種多数の事件を各裁判所分担させる定めであり,裁判籍と同義の場合もある。
(1) 民事訴訟上,裁判管轄の種類は,種々の観点から分類される。 (a) 専属管轄と任意管轄 前者は,裁判所や当事者の意思で動かすことのできないものである。 (b) 職分管轄,事物管轄,土地管轄 職分管轄は,判決手続,強制執行手続,保全訴訟手続などをどの裁判所の分担とするかという問題であり,審級管轄はこれに含まれる。事物管轄は,地方裁判所と簡易裁判所の分担の問題である。土地管轄は,同種の職分を所在地を異にする同種の裁判所に分担させる問題である。そのほか法定管轄,指定管轄,合意管轄,応訴管轄などに分けられる。

(2) 刑事訴訟では合意管轄は認められず,管轄の移転,関連事件の管轄が認められ,専属管轄とそうでない場合とがある。

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デジタル大辞泉

かん‐かつ〔クワン‐〕【管轄】
[名](スル)権限をもって支配すること。また、その支配の及ぶ範囲。「国土交通省が管轄する機関」「管轄外」

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

かんかつ【管轄】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

かんかつ【管轄】
( 名 ) スル
与えられた権限によって一定範囲を支配すること。また、その支配する権限の及ぶ範囲。 「 -区域」 「 -官庁」 「財務省の-する業種」 「 -外の出来事」

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

管轄
かんかつ

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

かん‐かつ クヮン‥【管轄】
〘名〙 (「管」は門戸のかぎ、「轄」は車輪のはずれるのを防ぐくさびの意) 権限をもって支配すること。また、その支配の及ぶ範囲。
※詩序集(1133頃)月下客衣冷詩序〈藤原永範〉「誠是朝之管轄、抑亦国之光暉也」
※新聞雑誌‐三号・明治四年(1871)六月「各所長に随て六省の政事を管轄(クンカツ)せしめ」 〔孫綽‐為功曹参軍駮事牋〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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