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辞書

【トウ】

デジタル大辞泉

とう【等】
[名]段階。等級。階級。「刑罰のを減じる」
[接尾]
同種のものを並べて、その他にもまだあることを表す。など。「英・仏・独のEU諸国」
助数詞。階級や順位を数えるのに用いる。「一、二

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編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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とう【等】[漢字項目]
[音]トウ(呉)(漢) [訓]ひとしい ら など
学習漢字]3年
でこぼこがなくそろっている。ひとしい。「等価等分均等対等同等平等(びょうどう)不等式
順序。段階。クラス。「等級高等差等初等上等親等特等品等優等
同列の仲間。「等輩郎等(ろうどう・ろうとう)
[名のり]しな・たか・とし・とも・ひとし
[難読]等閑(なおざり)

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など【等/抔】[副助]
[副助]《副助詞「なんど」の音変化》名詞、活用語の連用形、部の助詞などに付く。
一例を挙げ、あるいは、いくつか並べたものを総括して示し、それに限らず、ほかにも同種類のものがあるという意を表す。…なんか。「赤や黄―の落ち葉」「寒くなったのでこたつを出し―する」
「よき程なる人に成りぬれば、髪上げ―さうして」〈竹取
ある事物を例示し、特にそれを軽んじて扱う意を表す。否定的な表現の中で多く使われる。…なんか。…なんて。「わたしのこと―お忘れでしょう」「金―いるものか」
婉曲に言う意を表す。…でも。…なんか。「お茶―召しあがりませんか」「今インフレに―なったら大変だ」
「そこ近くゐて物―うち言ひたる、いとをかし」〈・四〉
(引用句、または文を受けて)それが大体の内容であることを表す。…というようなことを。「断る―とは言っていられまい」→なぞ(副助)なんぞ(副助)なんか
「心あてに、それか、かれか、―問ふなかに」〈帚木

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ら【等】
[接尾]
人を表す名詞代名詞などに付く。
㋐複数で、一つにとどまらないこと、その他にも同類があることの意を表す。「君
「藤原のときざね、橘のすゑひら、長谷部のゆきまさ―なむ御館(みたち)より出でたうびし日より」〈土佐
㋑謙遜(けんそん)または蔑視の意を表す。「私」「お前
「憶良―は今は罷らむ子泣くらむそれその母も吾を待つらむぞ」〈・三三七〉
㋒親愛の意を表す。
「かもがと我(わ)が見し子―かくもがと我(あ)が見し子に」〈・中・歌謡〉
名詞に付く。
㋐語調を整える。「野
「豊国の企救(きく)の高浜高々に君待つ夜―はさ夜更けにけり」〈・三二〇〉
㋑事物をおおよそに示す意を表す。「今日
「この男の友だちども集まり来て、言ひなぐさめなどしければ、酒―飲ませけるに」〈平中・一〉
指示代名詞に付いて、事物・方向・場所などをおおよそに示す意を表す。「あち」「ここ」「いく
「山ならねども、これ―にも、猫の経(へ)あがりて」〈徒然・八九〉
形容詞語幹擬態語などに付いて、その状態であるという意の名詞または形容動詞の語幹をつくる。
「あなみにく賢(さか)し―をすと酒飲まぬ人をよく見ば猿にかも似る」〈・三四四〉
「浜に出でて海原見れば白浪の八重折るが上に海人小舟はら―に浮きて」〈・四三六〇〉
達(たち)[用法]

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大辞林 第三版

とう【等】
[1] ( 名 )
等級。階級。段階。
( 接尾 )
同種のものを列挙し、そのようなものがほかにもあることを表す。など。 「米・英・仏-を歴訪」
助数詞。順位・等級などを数えるのに用いる。 「一-賞」 「勲三-」

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ら【等】
( 接尾 )
人を表す名詞・代名詞、また指示代名詞に付いて、複数であることを表す。目上の人を表す語には付かない。 「ぼく-の誓い」 「われ-」 「おまえ-」 「こども-」 「やつ-」 「これ-」 〔自称の代名詞に付いて謙遜の気持ちを、話し手以外の人物をさす語に付いてその人に対する軽い侮蔑の気持ちを表すことがある。「わたくし-にはとてもまねできません」「子供-はまだ宿題を終えていないのか」〕
名詞に付いて、語調を整えまた、事物をおおよそにさし示す。 「野-」 「今日-」
指示代名詞またはその語根に付いて、方向・場所などをおおよそに示す語を作る。 「あち-」 「ここ-」 「どち-」 「そち-」 「いく-」
人を表す名詞や代名詞に付いて、謙遜または蔑視の意を表す。自分に対する謙遜の気持ちは時代が下るとともに強くなり、相手や他人に対する蔑視の気持ちは古くは愛称としての用法ともなる。 「かもがと我が見し子-かくもがと我が見し子にうたたけだに対むかひをるかもい添ひをるかも/古事記 」 「憶良-は今は罷らむ子泣くらむそれその母も我を待つらむそ/万葉集 337
形容詞の語幹(シク活用は終止形)や擬態語に付いて、状態性の意の名詞または形容動詞の語幹を作る。 「わびし-」 「あな醜く賢し-をすと酒飲まぬ人をよく見ば猿にかも似る/万葉集 344」 「蘇枋すほうの下簾、にほひいときよ-にて、榻しじにうちかけたるこそめでたけれ/枕草子 60

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精選版 日本国語大辞典

とう【等】
[1] 〘名〙 物事の格付けをさしていう。しな。わかち。
※歌舞伎・月梅薫朧夜(花井お梅)(1888)一幕「死刑に処する罪人でさへ、その情状を酌量して等を減ずるのが今日の趣意ぢゃ」 〔礼記‐学記〕
[2] 〘接尾〙
① 物事を列挙する際、その一部だけを示して他を省略するのに用いる。など。たぐい。
※平家(13C前)二「堂衆に語らふ悪党と云は、諸国の竊盗、強盗、山賊、海賊等(トウ)〈高良本ルビ〉也」 〔漢書‐韓信伝〕
② 階級や順位を数えるのに用いる。
※令義解(718)官位「大納言 勲一等」

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ら【等】
〘接尾〙
① 名詞に付いて、語調をととのえる。
※書紀(720)応神一三年三月・歌謡「香ぐはし 花橘(はなたちばな) 下枝(しづえ)(ラ)は 人皆取り 上枝(ほつえ)は 鳥居枯(ゐが)らし」
② 名詞に付いて、それと限定されない意を表わす。
(イ) 事物をおおよそに示す。
万葉(8C後)一六・三八八四「彌彦神の麓に今日良(ラ)もか鹿の伏すらむかはごろも着て角つきながら」
※平中(965頃)一「この男のともだちどもあつまり来て、言ひなぐさめなどしければ、酒ら飲ませけるに」
(ロ) 主として人を表わす語また指示代名詞に付いて、複数であること、その他にも同類があることを示す。
※万葉(8C後)一・四〇「あみの浦に船乗りすらむをとめ等(ら)が玉裳の裾に潮満つらむか」
※平家(13C前)一「秦の趙高、漢の王莽、〈略〉是等は皆旧主先皇の政にもしたがはず」
(ハ) 人を表わす名詞や代名詞に付いて、謙遜また蔑視の意を表わす。自分に対する謙遜の気持は時代を下るとともに強くなり、相手や他人に対する用法は、古代では愛称、中世頃からは軽蔑した気持を表わす。
※古事記(712)中・歌謡「斯(か)もがと 我(わ)が見し子良(ラ) 斯くもがと 吾(あ)が見し子に うたたけだに 向かひ居(を)るかも い副(そ)ひ居るかも」
※万葉(8C後)三・三三七「憶良等(ら)は今は罷らむ子泣くらむそれその母も吾(わ)を待つらむそ」
③ 指示代名詞またはその語根に付いて、事物をおおよそに指す。不定で「いづら、いくら」は上代からあって「どのあたり、どれくらい」の意を表わしていると見られる。また、場所・方角で「ここら、そこら」「これら」「こちら、あちら」などがあり、近世には「ここいら、そこいら」など「いら」となったものもある。
④ 形容詞の語幹、擬態語などについて、状態性の意の形容動詞語幹をつくる。→らか
※古事記(712)中・歌謡「横臼(よくす)に 醸(か)みし大御酒(おほみき)(うま)(ラ)に 聞こし以ち食(を)せ まろが親(ち)
※万葉(8C後)二〇・四三六〇「浜に出でて 海原見れば 白浪の 八重折るが上に 海人小舟(あまをぶね) はら良(ラ)に浮きて」

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