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空腹【クウフク】

デジタル大辞泉

くう‐ふく【空腹】
腹が減ること。すきばら。「空腹を満たす」⇔満腹

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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そら‐ばら【空腹】
腹痛らしくみせかけること。
「あら腹痛(いた)や、痛や痛やと―病めど」〈浄・丹波与作
切腹のふりをすること。
「―切って城を落ちしは忠信が謀(はかりごと)」〈浮・万金丹・四〉
腹を立てたふりをすること。
「それは合点の行かぬことを承るとて、―を立ちけるところに」〈咄・戯言養気集・上〉

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大辞林 第三版

くうふく【空腹】
腹がへること。すきばら。 ⇔ 満腹

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

そらばら【空腹】
腹痛のふりをすること。 「あら腹痛や〱〱と-病めど/浄瑠璃・丹波与作
切腹するように見せかけること。 「 -切つて櫓より後の谷にぞ転び落つ/謡曲・忠信」
腹を立てたふりをすること。 「北の方そこにてちと-を立ててのたまふやう/御伽草子・秋道」

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精選版 日本国語大辞典

からっ‐ぱら【空腹】
〘名〙 「からはら(空腹)」の変化した語。
※浄瑠璃・曾我五人兄弟(1699頃)二「からっぱらにて、がいにめがまひさうな」

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から‐はら【空腹】
〘名〙
① 腹の中がからであること。くうふく。すきばら。からっぱら。
※三百則抄(1662)二「多と云は、一踏下にある風流だぞ。形つくろいして好む風流では無いぞ。在れども塗毒の則んば、から腹になることはなったぞ」
② 米の端境期(はざかいき)。九月頃をいう。〔現代大辞典(1922)〕

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くう‐ふく【空腹】
〘名〙 (形動) (古くは「くうぶく」とも) 腹がへること。また、すいている腹。すきばら。くふく。
※海道記(1223頃)序「空腹一杯の粥、飢ゑて啜れば」
※日葡辞書(1603‐04)「Cùbucu(クウブク)
※滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)七「ふたりは空腹(クウフク)となりたるに」 〔白居易‐間楽詩〕

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く‐ふく【空腹】
色葉字類抄(1177‐81)「空腹 クフク」

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すきっ‐ぱら【空腹】
〘名〙 「すきはら(空腹)」の変化した語。
※落語・芝居好の泥棒(1898)〈六代目桂文治〉「空腹(スキッパラ)だから腹の中を酒が駈け歩行(あるい)て居やがる」

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すき‐はら【空腹】
〘名〙 (「すきばら」とも) 食べ物が何も入っていない腹。腹のへっていること。くうふく。すきっぱら。
御伽草子・福富長者物語(室町末)「これかまへて、すき腹にすかせ給ふな」

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そら‐ばら【空腹】
〘名〙
① いつわって腹痛らしく見せかけること。
※浄瑠璃・三世相(1686)四「何のそらばらびくともさせじ」
② いつわって腹を切るまねをすること。
※俳諧・類船集(1676)以「忠信か空腹(ソラハラ)は君をたすけ、老莱が泣は孝を尽す至り也」

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