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空洞【くうどう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

空洞
くうどう
cavity
炎症や組織壊死によって変性した組織が体外に排除,あるいは吸収されたのちにできる空間。肺結核で乾酪壊死巣が軟化してできる空洞がよく知られている。このの空洞は,喀出される内容物に混る結核菌によって,他に広がったり感染したりする禍根となるので重視される。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

くう‐どう【空洞】
ほらあな。洞穴。また、内部がうつろになっていること。また、その部分。「幹が空洞になった老木」
形式だけで内容のないことのたとえ。「法案の空洞化をはかる」
肺・腎臓などの内部に壊死(えし)が起こり、それが排出または吸収されたあとにできる空間。肺結核のときにできるものなど。

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監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

くうどう【空洞】
充実性臓器(肺,肝臓,腎臓,脳など)の内部に病変が生じ,その中心部が崩壊して中空となった病巣をいう。通常,中空となるには,崩壊した中心部の物質が吸収されるか外界へ放出されねばならない。したがって気道を通して外界と交通のある肺の病変で最も多く認められるもので,主として肺疾患のときに好んで用いられる言葉である。最も多い疾患は肺結核に際して生じる結核性空洞cavity tuberculousで,中心の乾酪壊死物質は一部は吸収されるが,大部分は気道を通じてとともに放出されて中空をつくる。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

くうどう【空洞】
洞窟。ほらあな。
物の中に何もなく、からっぽなこと。また、その穴。 幹が-になっている大木
壊死えしなどでくずれた体の組織が排出されたり吸収されたりした跡にできた臓器内の空間。とくに、肺結核による肺の空所。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

くう‐どう【空洞】
〘名〙
① 物の中に穴が開いてうつろになっていること。その穴。また、形式ばかりで、内容のないことのたとえにもいう。
※四河入海(17C前)一七「磬は其内空洞にして、水にも浮ぶものなる程に浮磬と云歟ぞ」
※荷風の生涯と芸術(1956)〈中村真一郎〉一二「自己の中核の満されざる空洞が〈略〉あらわに口をあけているのが」
② 山などにある洞穴。洞窟。
※車屋本謡曲・車僧(1514頃)「くうだう風涼し」
③ 炎症や壊死によってくずれた組織が、体外に排出または体内で吸収されたために臓器の一部に生じた空間。肺結核で肺にできるものなど。
※亜剌比亜人エルアフイ(改作)(1957)〈犬養健〉五「これが喀血した年の古い写真です〈略〉肉眼では見逃しやすいが空洞があります」

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