Rakuten infoseek

辞書

神籬【ひもろぎ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

神籬
ひもろぎ
「ひ」は霊,「もろぎ」は (まがき) で神を守る意とされる。神霊が憑依している山,森,老木などの周囲に常磐木を植え,玉垣を結んで,神座としたもの。のちには,室内,庭上に常磐木を立てたものをいった。普通の形式は,荒むしろを敷き,その上に,8脚の案 (つくえ) を置き,さらに枠を組んでその中央にさかきの枝を立て,木綿 (ゆう) と (しで) とを取付ける。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ひもろぎ【神籬/×胙/×膰】
《古くは「ひもろき」》
(神籬)神事で、神霊を招き降ろすために、清浄な場所に榊(さかき)などの常緑樹を立て、周りを囲って神座としたもの。のちには、神の宿る所として室内・庭上に立てた、榊などの常緑樹もいう。
・膰)神に供える肉・米・餅(もち)など。ひぼろぎ。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ひぼろぎ【神籬】
《古くは「ひぼろき」》「ひもろぎ」に同じ。〈名義抄

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ひもろぎ【神籬】
神霊をまつるための施設で常磐木(ときわぎ)を用いて作る。《日本書紀》神代巻に〈(高皇産霊尊)は則ち天津神籬及天津磐境(いわさか)を起樹(おこした)てて,当に吾孫の為に斎ひ奉らむ〉とみえる。その語義については,神の室としての意から柴室木(ふしむろぎ),神霊の馮(よ)ります樹立の生諸木(おいもろぎ),あるいは〈ひ〉は霊,〈もろぎ〉は籬(かき)を意味し,神を守る所ともいうが未詳。現在では,一般に案上に枠を組み,中央に榊を立て,麻や紙垂をつけたものをいう。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ひぼろぎ【神籬】
ひもろぎ(神籬)に同じ。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

神籬
ひもろぎ
古くは「ひもろき」。神祭りをするにあたり、神霊を招くための憑坐(よりまし)、依代(よりしろ)のこと。古くはその清浄、神聖な場をさしたが、のちその庭上、室内に立てる常緑樹などをさして称している。古代祭祀(さいし)、また現在でも地鎮祭などでは社殿がなく、その神祭りの場合のみ神霊の降臨を願うとき、神霊の宿り坐(ま)す神聖な場、またそのしるしが必要となるが、それのこと。『日本書紀』天孫降臨の条に、天児屋命(あめのこやねのみこと)・太玉(ふとだま)命に天津(あまつ)神籬を持ち降臨、皇孫のため奉斎せよと勅されたとあり、同じく垂仁(すいにん)天皇の条に、新羅(しらぎ)の王子天日槍(あめのひぼこ)が持ちきたった神宝のなかに熊(くまの)神籬一具とあるのをみると、神祭りをするための祭具をさして称することがすでに古くあったかとみられる。[鎌田純一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

神籬」の用語解説はコトバンクが提供しています。

神籬の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.