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神州天馬侠

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神州天馬侠
吉川英治の少年冒険小説。田坂勝彦監督の同名映画(1952)、萩原章監督の同名映画(1954-55/四部作)、大西秀明監督・里見浩太郎主演の同名映画(1958/二部作)の原作。

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デジタル大辞泉

しんしゅうてんまきょう〔シンシウテンまケフ〕【神州天馬侠】
吉川英治による少年向けの長編冒険小説。武田勝頼遺児、伊那丸を中心とする少年剣士たちが、武田家再興を目指して戦う姿を描いた娯楽活劇。大正14年(1925)から昭和3年(1928)にかけて、「少年倶楽部」誌に連載。映画、テレビドラマなど、映像化作品多数。
[補説]第二次大戦後の一時期は、神の国(日本)を意味する「神州」という言葉を避けて「新州天馬侠」の表記が用いられた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

神州天馬侠
しんしゅうてんまきょう
吉川英治の長編少年小説。1925年(大正14)5月~28年(昭和3)12月『少年倶楽部(くらぶ)』連載。武田家の再興を願う勝頼(かつより)の遺児・伊那丸(いなまる)と、それを助ける侠党七士――小幡民部(こばたみんぶ)、加賀見忍剣(かがみにんけん)、木隠竜太郎(こがくれりゅうたろう)、咲耶子(さくやこ)、巽小文治(たつみこぶんじ)、山県蔦之助(やまがたつたのすけ)、鞍馬(くらま)の竹童(ちくどう)の活躍する伝奇ロマン。鼻かけ卜斎(ぼくさい)、泣き虫蛾次郎(がじろう)など印象に残る登場人物も多く、山口将吉郎の挿絵とともに人気をよんだ。大人ものの世界で旭日(きょくじつ)の勢いを示していた作者の少年小説であり、構想力の豊かさを物語る。[尾崎秀樹]
『『神州天馬侠』全3冊(講談社・吉川英治文庫)』

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