Rakuten infoseek

辞書

祖語【そご】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

祖語
そご
protolanguage
共通基語ともいう。一つの言語が時代とともに分裂して変化し,長い時間ののちに2つ以上の異なる言語となったとき,もとの言語を祖語という。たとえば現在のフランス語,スペイン語,イタリア語などはラテン語がそれぞれの変化をとげてできた言語であることがわかっていて,ラテン語はこれらの諸言語の祖語であるといい,これらの諸言語は同系,あるいは親縁関係を有するという。さらに,ラテン語は,ギリシア語やサンスクリット語などとともに,より古い時代の単一な言語がそれぞれの変化をとげてできた言語と推定され,これを印欧祖語という。同じ祖語から分れた諸言語は一つの語族に属するという。 (→比較言語学 )  

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

そ‐ご【祖語】
互いに親縁関係にある諸言語の源になる言語。ロマンス諸語に対するラテン語
一宗一派の開祖の言葉。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

そご【祖語】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

そご【祖語】
同系統のいくつかの言語の祖先にあたる言語。共通基語。基語。 印欧-
祖師の言葉。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

祖語
そご
proto-language英語
Urspracheドイツ語
比較言語学の用語。系統を同じくする諸言語の共通の源となった言語のことで、「共通基語」「原始語」ともいう。たとえば、ロマンス諸語に対するラテン語がそれにあたる。しかし、多くの場合、このような祖語は失われて伝わらず、現存する同系諸語の資料を用いてそれを理論的に再構する必要がある。このような手段を比較方法と称し、とくに印欧語の領域で目覚ましい成果を収めた。[松本克己]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

そ‐ご【祖語】
〘名〙
語。一宗の開祖や列祖師のことば。
※正法眼蔵(1231‐53)転法輪「一部の文句性相を、仏言祖語に擬すべからず」
② 互いに親族関係にある諸言語の源である言語。たとえば、フランス語・イタリア語・スペイン語などのロマンス諸語に対するラテン語をいう。共通基語。
※明六雑誌‐二五号(1874)知説五〈西周〉「即ち欧洲各国語の祖語たるを知れり」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

祖語」の用語解説はコトバンクが提供しています。

祖語の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.