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【しゃ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


しゃ
she
中国で,ある格的シンボルを中核として団結した集合体をさす。「社」という語は,大地の生産力を神格化したものを意味しているが,実際には,その土地に生えている大木や石をシンボルとして設定した。社の成立の理由には諸説あって未詳であるが,その存在は早くも殷代にあったろうと想定されている。本質的には民間の集りであったが,為政者が自己の利益のためにその集りを利用することもあった。

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やしろ
兵庫県中南部,加東市中・北部を占める旧町域。加古川中流東岸にある。1912年町制。1955年福田村,米田村,上福田村,鴨川村の 4村と合体。2006年滝野町,東条町の 2町と合体して加東市となった。中心集落の社は式内社住吉神社佐保神社門前町で,地名もそれに由来。官公庁の出先機関が集中し,東播地方の行政中心地。県立教育研修所,国立兵庫教育大学,県立生涯教育センターがある。周辺は酒米の産地。米田の朝光寺本堂は国宝。上鴨川の清水寺は道法上人開基,西国三十三所第25番札所で眺望に優れる。住吉神社の神事舞(→宮座神事)は国指定重要無形民俗文化財。北東の丘陵地帯一帯は清水東条湖立杭県立自然公園に属する。

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デジタル大辞泉

しゃ【社】
[名]
中国古代の地縁的結合社会を象徴する土地神。また、それをまつる場所。
会社」「新聞社」などの略。「に帰る」
[接尾]助数詞。神社・会社など、「社」のつくものを数えるのに用いる。「三協定を結ぶ」

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編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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しゃ【社】[漢字項目]
[音]シャ(漢) [訓]やしろ
学習漢字]2年
土地の神。「社祠(しゃし)社稷(しゃしょく)
神を祭る所。やしろ。「社寺神社村社大社末社
組合や団体などの機関。「社中会社吟社結社公社講社
世の中。「社会社交
「会社」「新聞社」などの略。「社員社説社長支社商社退社入社弊社
[名のり]あり・たか

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や‐しろ【社】
《「屋(や)代(しろ)」の意。「代(しろ)」は神を祭るために地を清めた場所》
神を祭る建物。神社。
神の降臨する場所。土地を清めて祭壇を設け、神を祭った場所。
「春日野に粟まけりせば鹿(しし)待ちに継ぎて行かましを―し恨めし」〈・四〇五〉

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世界大百科事典 第2版

しゃ【社 shè】
中国古来の土地神,あるいはそれをまつる集団,集落をいう。その起源については諸説があって定まらないが,おおよそ原始集団の中心にある聖なる場所,その集団の保護神が祖先神であったといわれる。社は樹木,石,封土などを神のやどる標識とし,集団の人々は事あるごとにそこに集まって団結と親睦を図った。すなわち日食のような天変地異,大水などの災害が起きると,人々は社にいけにえを供え鼓を打って祈りを捧げた。戦いになると,出陣に当たって社に集合して,祭肉の分配にあずかり,いけにえの血を武器にぬって戦勝を祈願した。

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やしろ【社】

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大辞林 第三版

しゃ【社】
[1] ( 名 )
「会社」「新聞社」などの略。 「五時に-を出る」
中国で、原始集落における地縁的結合の象徴(石・樹木・封土もりつちなど)。また、その祭祀さいしを通じて形成された集落。元代では五〇戸を単位とする勧農中心の村落自治体。
( 接尾 )
助数詞。会社・神社など「社」の付くものを数えるのに用いる。 「二〇-を越す系列会社」

出典:三省堂
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やしろ【社】
〔屋代やしろの意。神が来臨する仮設の小屋や祭壇などをいった〕
神をまつってある建物。神社。

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やしろ【社】
兵庫県中南部、加東市の地名。丹波街道の宿場、佐保神社の門前町として発展。灘の酒造米を産する。

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日本の地名がわかる事典

〔長野県〕社(やしろ)

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日本大百科全書(ニッポニカ)


やしろ
兵庫県南東部、加東郡(かとうぐん)にあった旧町名(社町(ちょう))。現在は加東市の中央部を占める一地区。1912年(大正1)町制施行。1955年(昭和30)社町は福田、米田(よねだ)、上福田、鴨川(かもがわ)の4村と合併。2006年(平成18)滝野(たきの)、東条(とうじょう)の2町と合併、市制施行して加東市となる。国道175号・372号、中国自動車道が通じ、滝野社インターチェンジがある。西端を加古川が流れ、中位・低位段丘面の社台地は姫路平野の北端にあたり、穀倉地帯である。東部は第三紀の丘陵、北東部は山地で占められる。中心地区の社は式内社佐保神社の門前町として発達し、地名もそれに由来する。また京都から西国へ通じる丹波(たんば)街道の宿場町、近隣の市場町でもあった。嬉野(うれしの)の丘陵地は県の学園都市構想により国立兵庫教育大学、県立嬉野台生涯教育センター、県立教育研修所などが置かれた。また、社サイエンスパーク(工業団地)にはエレクトロニクスなどの先端企業が進出している。古社寺が多く、清水(きよみず)寺は西国三十三所第25番札所、朝光寺(ちょうこうじ)は7世紀の開基で、本堂(国宝)のほか文化財も多い。上鴨川住吉神社(すみよしじんじゃ)の神事舞は中世の田楽(でんがく)、能舞を伝え、国の重要無形民俗文化財。[二木敏篤]
『『社町史』全5巻(2001~ ・社町)』

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精選版 日本国語大辞典

しゃ【社】
[1] 〘名〙
① 中国で、土地の守護神。また、その神をまつって豊年を祈る祭。
※文明本節用集(室町中)「社 シャ 土地之主也」 〔春秋左伝‐荘公二三年〕
② 神をまつる殿舎。やしろ。ほこら。神社。祠。
※文明本節用集(室町中)「修社 シャヲシュス」
③ 中国で、古く、法制に定めた、土地の守護神を中心とする二五家の称。〔説文〕
④ 一つの仕事や一定の目的のために同志が集まって結成された団体。結社。講。
※文明本節用集(室町中)「結社 シャヲムスブ」
※随筆・孔雀楼筆記(1768)四「予先人と社を結て、月に両三度づつ会集せらる」 〔漢書‐五行志〕
⑤ もと、日本が統治していた頃の台湾の最下級の行政区画。〔台湾街庄社に区長及区書記設置制(明治四二年)(1909)〕
※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉八「我社の探訪者」
※野分(1907)〈夏目漱石〉一〇「実はね、けふ社(シャ)でもって赤面しちまったんですがね」
[2] 〘接尾〙 神社、会社など、「社」のつくものを数えるのに用いる。
※続日本紀‐慶雲三年(706)二月庚子「甲斐、信濃、越中、但馬、土左等国一十九社、始入祈年幣帛例
※ある小官僚の抹殺(1958)〈松本清張〉一「原糖を原料として製造する大手筋の業者は日本に数社あるが」

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や‐しろ【社】
〘名〙 (「屋(や)(しろ)」の意)
① 神の来臨するところ。古くは地を清めて壇を設けて神をまつる一定の場所をいった。
※古事記(712)中(兼永本訓)「天神(あまつかみ)の地祇(くにつかみ)の社(ヤシロ)を定(さた)め奉りたまひき」
② 神をまつる殿舎。神社。〔十巻本和名抄(934頃)〕
※枕(10C終)二四三「やしろは布留のやしろ。生田のやしろ」

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