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磯部【いそべ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

磯部
いそべ
三重県東部,志摩市北部の旧町域。志摩半島中部に位置し,的矢湾に臨む。 1889年村制施行。 1955年神原村の一部を編入,さらに的矢村と合体して町制。地名古来の郷名による。 2004年浜島町,大王町,志摩町,阿児町と合体し志摩市となった。的矢湾奥にある的矢と湾に浮かぶ渡鹿野島は,近世まで江戸・大坂廻船の港町として栄えた。カキ真珠アオノリ養殖を主とする漁業が行なわれ,特にカキは無菌の的矢かきとして,アオノリとともに全国的に知られる。中心地区の磯部周辺は水田地帯。伊勢神宮の別宮である伊雑宮 (いざわのみや) があり,毎年6月に行なわれる田植神事磯部の御神田」は国の重要無形民俗文化財 (→御田植式 ) 。 1973年パールロードが開通。 1994年総合リゾート施設の志摩スペイン村開園,観光客数が急増した。全域が伊勢志摩国立公園に属する。

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世界大百科事典 第2版

いそべ【磯部】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

磯部
いそべ
三重県中東部、志摩郡(しまぐん)にあった旧町名(磯部町(ちょう))。現在は志摩市の北半分を占める一地区。1955年(昭和30)的矢(まとや)、磯部の2村が合併して町制施行。2004年(平成16)浜島(はまじま)町、大王(だいおう)町、志摩町、阿児(あご)町と合併、市制施行して志摩市となる。旧町域は、志摩半島のほぼ中央に位置し、近畿日本鉄道志摩線、国道167号、志摩パールロードが通じる。名称は古代からの郷名による。全域が、伊勢志摩国立公園(いせしまこくりつこうえん)区域内で、リアス式海岸が切れ込んだ的矢湾と、その奥に深く入り込んだ伊雑ノ浦(いぞうのうら)があり、無菌の的矢カキやノリ、ウナギの養殖が盛ん。的矢湾の奥に位置する的矢と渡鹿野(わたかの)島はいまは漁村だが、かつて避難港として栄えた所。伊雑ノ浦の奥の磯部は水田の開けた半農半漁村で、志摩半島の陸路の中心である。伊勢から志摩へ直通する伊勢道路の終点。伊雑宮(いざわのみや)は伊勢神宮内宮(ないくう)の別宮で、祭事は内宮と同じに行われる。なかでも6月の御田植神事(磯部の御神田(おみた))は国指定重要無形民俗文化財で、参観者も多い。[伊藤達雄]
『『磯部郷土史』(1963・同書刊行会)』

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