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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


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デジタル大辞泉

は【破】
舞楽や能などで、1曲全体または1曲中の舞などを序・破・急の三つに分けた場合、その中間の部分。→序破急

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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は【破】[漢字項目]
[音](呉)(漢) [訓]やぶる やぶれる われる
学習漢字]5年
物をこわす。こわれる。「破壊破棄破損破片大破突破難破爆破
物事をだめにする。だめになる。「破局破産破談
相手を打ち負かす。「撃破説破打破連破論破
枠から外す。外れる。「破格破調破廉恥
終わりまでやり抜く。「看破走破踏破読破
[難読]破落戸(ごろつき)破(わ)り籠(ご)破(わ)れ鐘(がね)

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占い用語集

年月日を表す十二支と対冲になる十二支のこと。例えば子年には、反対の午が「破」となる。一般的に凶作用をもたらすとされる。「破」には年の破れの「歳破」、月の破れの「月破」、日の破れの「日破」がある。

出典:占い学校 アカデメイア・カレッジ
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世界大百科事典 第2版

は【破】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

は【破】
日本の芸能の理論用語。「序破急」の第二区分。 → 序破急

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

やぶる【破】
暦注の十二直の一。訴訟談判・家屋の取り壊しなどに吉、約束相談に凶という日。

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精選版 日本国語大辞典

は【破】
〘名〙
① 雅楽で、曲の構成単位およびその様式(曲風)の名称。拍子が細かくなり、ゆるやかな速度(延拍子)で演奏される。
※紫式部日記(1010頃か)寛弘七年正月一五日「ごくの物は、とりのはきうをあそぶ」
② 能の一日の番組編成や一曲の脚本構成などを三部に分けた中間の部分。序をうけて展開部となる。〔花鏡(1424)〕
③ 連歌・連句で、一巻の構成の三区分のうち中間の波瀾曲折を尽くして盛りあがる部分。〔筑波問答(1357‐72頃)〕

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は‐・す【破】
〘他サ変〙 ⇒はする(破)

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は‐・する【破】
〘他サ変〙 は・す 〘他サ変〙
① 破る。こわす。
※今昔(1120頃か)一「我不吉祥を破して吉祥と成ぬ」
② 他の説を論じ破る。論破する。
※三帖和讚(1248‐60頃)高僧「有無の邪見を破すべし」
③ そろばんで珠をくずす。御破算にする。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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はっ‐・す【破】
〘他サ変〙 追い出す。破門する。追放する。
※天草本伊曾保(1593)鳥と獣の事「コンニチヨリ チョウルイノ イチモンヲ fassuru(ハッスル) ゾト」

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やぶ・く【破】
〘他カ五(四)〙 (「やぶる(破)」と「さく(裂)」との合成語) 紙や布など薄いものをひきさく。やぶる。
洒落本・穴可至子(1802)「『三味線があろうからかりてくりゃ』『〈略〉客人がおやふきなんしたから張替に遣しんしたが』」

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やぶ・ける【破】
〘自カ下一〙 紙や布など薄いものが裂ける。やぶれる。
※西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉八「アレ着物がやぶけらア」

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やぶる【破】
〘名〙 民間暦の中段にしるされた十二直の一つ。この日の約束、相談事、取り決めなどは凶という。
※仮名暦注解(18C中)「破、万事激破する日なり」

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やぶ・る【破】
[1] 〘他ラ五(四)〙
① 物を突いて原形をこわす。物をうち砕く。割る。破壊する。
※万葉(8C後)一六・三八八〇「香島嶺の 机の島の 小螺(しただみ)を い拾ひ持ち来て 石もち つつき破夫利(やブリ)
② 布や紙などを引き裂く。引きちぎる。やぶく。
※草枕(1906)〈夏目漱石〉七「薄絹を一重破れば」
③ からだに傷をつける。負傷させる。そこなう。害する。
書紀(720)皇極二年三月(岩崎本院政期訓)「霜ふりて草木の花葉を傷(やふレ)り」
※徒然草(1331頃)一二九「身をやぶるよりも、心をいたましむるは、人をそこなふ事なほ甚し」
④ 気持を傷つける。機嫌をそこねる。
※西大寺本金光明最勝王経平安初期点(830頃)一〇「憂の箭に苦しく心を傷(ヤフラ)る」
⑤ 物事をだめにする。ぶちこわしにする。成り立たなくする。
※宇津保(970‐999頃)沖つ白浪「内裏より日をとりてくだし給はせて、せめさせ給ふことをば、はかなき私事にてやぶるべきにてはあらず」
⑥ 慣例や約束など、守るべきことを守らないで無視する。戒律や法律を犯す。
※書紀(720)推古一二年四月(岩崎本平安中期訓)「制(ことわり)に違ひ、法を害(ヤフル)
※福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉雑記「古来の文章法を破(ヤブ)って平易なる通俗文を用ふる」
⑦ 備え、守り、囲みなどを突き抜けて向うに出る。突破する。突きやぶる。
※源氏(1001‐14頃)総角「障子のかためもいと強し。しひてやぶらむをばつらくいみじからむ」
⑧ 戦いや勝負事で相手を負かす。敗北させる。
※書紀(720)雄略二三年八月(前田本訓)「朕崩(し)なむ後に当に皇太子を害(ヤフラ)む」
⑨ それまで続いていた穏やかな状態を突然そこなう。
※平家(13C前)三「青嵐夢を破て、その面影もみえざりけり」
⑩ それまで維持されていた記録などを更新する。
※東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉十一月暦「時々世界のレコードを破(ヤブ)ると云ふやうな高飛とか棒飛とか」
[2] 〘自ラ下二〙 ⇒やぶれる(破)

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や・る【破】
[1] 〘他ラ四〙 やぶる。やぶく。
※土左(935頃)承平五年二月一六日「とまれかうまれ、とくやりてん」
※梵舜本沙石集(1283)四「諸部の般若、偏に第一義空を説(とく)は、衆生の執をやらむが為なり」
[2] 〘自ラ下二〙 ⇒やれる(破)

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やれ【破】
〘名〙 (動詞「やれる(破)」の連用形の名詞化)
① 裂けること。やぶれること。裂けた所。裂けた物。
※古本説話集(1130頃か)二八「あやしのやうなる筵のやれに、牛の衣のやうなる、布の衣を着たり」
※古今著聞集(1254)一七「明障子のやれより」
② 刷り損じた印刷物。
※造本と印刷(1948)〈山岡謹七〉一五「ヤレを少くして印刷を立派にしてくれた印刷当事者」

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や・れる【破】
〘自ラ下一〙 や・る 〘自ラ下二〙 紙や布などが裂ける。また、編んだ物などがほぐれてばらばらになる。やぶれる。
※書紀(720)武烈即位前・歌謡「臣の子の 八符(やふ)の柴垣 下動(したとよ)み 地震(なゐ)が揺(よ)り来ば 耶黎(ヤレ)む柴垣」
※太平記(14C後)一一「伝馬にだにも乗らで、破(ヤレ)たる草鞋に編笠著て」

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