Rakuten infoseek

辞書

Infoseek辞書サービス終了のお知らせ

破戒【はかい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

破戒
はかい
ひとたび授けられた仏教戒めを破ること。その内容に応じて種々の処分や贖罪法がある。 (→戒律 )

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

破戒
はかい
島崎藤村長編小説。 1906年発表。未解放地域出身の青年教師瀬川丑松 (うしまつ) が,社会の偏見差別苦悩しながら,「隠せ」というの戒めを破って出自を告白し教壇を去るまでの心理的過程を描いている。教育界の裏面貧農の生活なども点描され,すぐれた本格的な客観小説となっている。藤村地位を不動のものとした記念碑的作品。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

はかい【破戒】[書名]
島崎藤村の小説。明治39年(1906)刊。被差別部落出身の小学校教師、瀬川丑松が、周囲因習戦い、父の戒めを破って自己の素性を告白するまでの苦悩を描く。日本自然主義文学の先駆

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

は‐かい【破戒】
戒律を破ること。受戒者が戒法にそむく行為をすること。⇔持戒

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉プラス

破戒〔1962年〕
1962年公開の日本映画。監督:市川崑原作:島崎藤村、脚色:和田夏十、撮影:宮川一夫。出演:市川雷蔵長門裕之船越英二、藤村志保、三國連太郎中村鴈治郎岸田今日子ほか。第17回毎日映画コンクール監督賞、脚本賞、女優助演賞(岸田今日子)ほか受賞

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

破戒〔1948年〕
1948年公開の日本映画。監督:木下恵介、原作:島崎藤村、脚本:久板栄二郎、撮影:楠田浩之。出演:池部良、桂木洋子、滝沢修清水将夫宇野重吉北林谷栄、小沢栄太郎ほか。第3回毎日映画コンクール監督賞、助演賞(宇野重吉)受賞。

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

はかい【破戒】
島崎藤村の長編小説。1906年,〈緑蔭叢書第壱篇〉として自費出版。被差別部落出身の青年教師瀬川丑松(うしまつ)が,〈社会(よのなか)〉の不当な差別と戦う先輩猪子蓮太郎の思想に共鳴し,〈社会〉で生きるためには素性を打ち明けてはならぬ,という父の戒め,さらにはこのまま現在の生活を続けたいという自分の欲求,下宿先の蓮華寺の娘お志保に対する恋に悩みつつ,猪子の契機従来の誤りを悟り,教室で自分の生れを告白し,新生活を求めて町を離れて行く物語。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

はかい【破戒】
戒めを破ること。特に、僧が戒律を破ること。 ⇔ 持戒 -僧

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

はかい【破戒】
小説。島崎藤村作。1906年(明治39)刊。被差別部落出身の小学校教師瀬川丑松が、自己確立へ苦悩し、父の戒めを破って、自分の素性を告白し、周囲の偏見と闘う姿を描く。本格小説の誕生といわれた。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

は‐かい【破戒】
[1] 〘名〙 戒律を破ること。受戒した者が、守るべき戒法にそむく行ないをすること。⇔持戒
※霊異記(810‐824)下「若しは破戒、若しは持戒も」
[2] 長編小説。島崎藤村作。明治三九年(一九〇六)刊。明治中期の信州を舞台に、被差別部落出身の小学校教員瀬川丑松が、社会的偏見と虚偽に抵抗し、父の戒めを破って自分の素性を告白するに至る苦悩に満ちた姿を描く。日本自然主義文学の先駆的作品。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

旺文社日本史事典 三訂版

破戒
はかい
明治後期,島崎藤村の長編小説
1906年刊。信州(長野県)の被差別部落民出身の小学校教師瀬川丑松が,近代的自我に目ざめ,ついに父の戒めを破りその出生を告白するまでの苦悩を描く。これによって藤村の作家的地歩は確立し,日本自然主義文学運動が発足した。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
金澤利明 竹内秀一 藤野雅己 牧内利之 真中幹夫
 
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

破戒」の用語解説はコトバンクが提供しています。

破戒の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.