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砥部町【とべ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

砥部〔町〕
とべ
愛媛県中部,松山市の南西に接する町。 1928年町制。 1955年原町村と合体。 2005年広田村と合体。旧中心集落の砥部では,江戸時代初期から付近でとれる陶土を利用して陶器製造が行なわれていたといわれる。安永年間 (1772~81) 以来大洲藩奨励磁器の製造が発達,砥部焼の名で知られた。現在は電気絶縁用碍子,花器・食器類,置物などを製造している。国の伝統産業都市モデル地区に指定されている。第2次世界大戦前は傾斜地でナシ,カキを栽培していたが,現在はミカン栽培が主。南部の山間では林業が盛んであるほか,タバコ,クリを産する。近年松山市の近郊住宅地化が進んでいる。重信川支流の砥部川河床にみられる衝上断層は国の天然記念物。北部の大下田古墳群から子持ち高坏などが出土。南部の権現山山岳信仰の地。自然の地形をいかした県立とべ動物園がある。国道 33号線が通り,379号線を分岐する。面積 101.59km2。人口 2万1239(2015)。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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