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瞬間【しゅんかん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

瞬間
しゅんかん
instant; Augenblick
眼のまたたき,Blick des Augesに由来する「瞬間」 Augenblickは,すでに中世高地のドイツ語では時間的味を与えられていたが,のちになって過去と未来の間に存する「今」というきわめて短い時間的規定を有する語として使われるようになった。哲学史上「瞬間」の概念を初めて規定したのはプラトンである。彼は,瞬間 to exaiphnēs (突然) をそれから運動 kinēsis,あるいは静止 stasisへの変化が起るようなものとして,また両者の間に一種奇妙なもの atopon (「場所をもたない」の意) としてあり,時間 chronosのなかには存在しないものであると規定した (『パルメニデス』) 。 S.キルケゴールは『不安の概念』のなかでプラトンの瞬間の規定に言及しながら,瞬間を一切の過去的なもの,未来的なものをもたぬ現在的なものそのもの,永遠と時間が相互に触れ合う二義的なものとして把握した。一般に瞬間は,単なる時間的規定を示す語であるばかりでなく,質的に高められた時を意味することが多い。ギリシア語カイロスもその一例である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

しゅん‐かん【瞬間】
《またたきをする間の意》きわめて短い時間。またたく間。また、何かをした、そのとたん。「事故は瞬間の出来事だった」「声を聞いた瞬間子どものころを思い出した」「決定的瞬間

出典:小学館
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精選版 日本国語大辞典

しゅん‐かん【瞬間】
〘名〙 まぶたを動かす間。まばたきをするひま。ごく短い時間をいう。瞬時。刹那(せつな)
※舎密開宗(1837‐47)内「湯面に置ば瞬間に融く是なり」
※文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉一「彼の二十億年の日月は唯是れ瞬間の一小刻のみ」

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またたく【瞬】 間(ま・あいだ)
まばたきをするほどの、ごく短い間。またたくうち。瞬間。
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)千里が竹「またたく間に剃仕廻二櫛半のはらけ髪」

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