Rakuten infoseek

辞書

【しん】

デジタル大辞泉

しん【真】
うそや偽りでないこと。にせものでないこと。本当。真実。ほんもの。「の芸術」「の勇気」
まじりけがないこと。本来の意味どおりであること。「の紅」「の正方形」
道理として正しいこと。真理。「を究める」
まじめなこと。真剣なこと。また、そのさま。「になって相談にのる」
論理学で、ある命題が事実と一致すること。また、そのさま。⇔偽(ぎ)。「逆もまたなり」
楷書」に同じ。「、行、草」
(「心」とも書く)
㋐華道で、構成の中心となる枝。役枝(やくえだ)。
㋑「真打(しんうち)」の略。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

しん【真〔眞〕】[漢字項目]
[音]シン(呉)(漢) [訓] まこと
学習漢字]3年
〈シン〉
うそのないこと。本当。まこと。「真意真価真偽真剣真実真正真相真理写真正真(しょうしん)迫真
自然のまま。「純真天真
全くの。「真紅(しんく)真空
楷書。「真行草
〈ま〉「真顔真心
[名のり]さだ・さな・さね・ただ・ただし・ちか・なお・まき・まさ・ます・まな・み
[難読]真田(さなだ)真葛(さねかずら)真砂(まさご・まなご)真面目(まじめ)真字(まな)真鶴(まなづる)真似(まね)

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ま【真】
[名]偽りがないこと。まこと。ほんとう。真実。
[接頭]名詞・動詞・形容詞・形容動詞などに付く。
うそいつわりのない、本当の、などの意を表す。「人間」「正直」
純粋である、まじりけがない、などの意を表す。「水」「新しい」
正確にその状態にある意を表す。「北」「下」「四角」
動植物の名に付いて、その種の中での代表的なもの、標準的なものである意を表す。「いわし」「がも」「竹」
りっぱな、美しい、などの意を表す。「玉」「杭(ぐい)」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版

しん【真】
( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
まこと。本当。ほんもの。真実。真正。 「 -と偽を見分ける」 「 -の教養」
真理。 「 - ・善・美」
まじめなこと。真剣なこと。また、そのさま。 「何か-になつて話をしてゐたのが/其面影 四迷
〘論〙 命題のとる真理値の一。二値論理では真・偽の二値のみをとるが、多値論理では三つ以上の値をとり得る。 ⇔
漢字の字形をくずさない書き方。楷書。真書。 「 - ・行・草」
漢字。 「 -で書いて有るに依つて読めぬ/狂言・粟田口 虎寛本
「真打ち」の略。 「 -を打つ」 → 真に
[句項目] 真に迫る

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ま【真】
[0] ( 名 )
本当。真実。まこと。 → 真に受ける
( 接頭 )
名詞・形容詞・形容動詞などに付く。
うそいつわりのない、真実の、本当の、などの意を表す。 「 -人間」 「 -正直」
正確な、ぴったりでずれのない、などの意を表す。 「 -北」 「 -横」 「 -四角」
まざりけのない、全くの、などの意を表す。 「 -水」 「 -新しい」
美しい、立派ななど、ほめたたえる意を表す。 「 -玉」 「 -木」
生物の名に付けて、その種の中で代表的・標準的なものである意を表す。 「 -竹」 「 -いわし」
[句項目] 真に受ける

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


しん
truth; Wahrheit
真偽が問われるのは判断およびそれを文章化したものとしての命題である。アリストテレス・トミズムにおいては真理は判断と対象が適合することと規定され,真理の基準として判断相互間の整合性をとる立場,すなわち整合説が出てくる (カントや新カント派) 。しかし相互に整合的だが全体がまったく虚構であるような判断の体系は真とはいえないから,どこかで実在との接点がなくてはならない。プラグマティズムでは真理はそれが行動を規制する有用性であるとした。またなんらかの義深い判断のみを真理とする傾向は実存主義にも顕著である。また判断の名に値するのが価値判断 (→価値判断論争 ) であるとするなら,対応説の内部でもこれをイデアとの適合とする存在の真理を考えねばならない。これはプラトンアウグスチヌスの伝統に立ってトマスが認識の真理に対して第2の真理としたもので,存在者はそれが神のうちにある原型的イデアと一致するとき真である。キリスト教において真なる神とか真理としてのキリストとかいわれるのはこの意味である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

しん【真】
〘名〙
① (形動) いつわりでないこと。うそではないこと。正しいこと。また、そのさま。ほんとう。まこと。真実。
※勝鬘経義疏(611)歎仏真実功徳章「真実者、聖体円備、非偽曰真。至徳凝然、無虚曰実」
※歌舞伎・貞操花鳥羽恋塚(1809)四立「エエおきなさい、真(シン)の事だの惚れたのと」 〔後漢書‐馬援伝〕
② (形動) まじめなこと。真剣なこと。また、そのさま。
※洒落本・穴可至子(1802)「しんな咄が有からマアすわりやナ」
③ 仮でないこと。常住不変であること。
④ 老荘思想で、天から賦与された本性をそのままに失わぬこと。自然。本然。本質。本体。
⑤ 仏教で、悟りによって得られた正しい道理。真実の道理。真理。妙理。〔荘子‐漁父〕
⑥ まじりけのないこと。純粋。〔荘子‐田子方〕
にせものではないこと。まことのもの。本物。
※海道記(1223頃)木瀬川より竹の下「真を移してもよしなし」
⑧ (行、草に対して) 正式なもの。略したりしない正しい形式。特に、書で、楷書のこと。
※菅家後集(903頃)傷野大夫「況復真行草書勢 絶而不継痛哉乎」 〔東坡志林〕
⑨ 漢字のこと。真名(まな)
※虎寛本狂言・粟田口(室町末‐近世初)「真で書て有るに依てよめぬ」
⑩ 真影。真像。宗祖などの肖像画。
※空華日用工夫略集‐至徳二年(1385)八月二八日「掛真於法堂上
⑪ 琵琶湖の丸子船の特徴的な船首材の呼称。一般和船の水押(みおし)に相当するが、独特の船首構造のために外板にかくれてあまり目立たないのが特徴。〔船舶仕法書(1882)〕
⑫ 役者評判記などの位付けで、上上吉の上位に置く文字の一つ。転じて、芸人などの仲間うちで、特にすぐれていると認められている者。
※評判記・評判鶯宿梅(1781)「真上上吉 豊竹氏太夫 肥前座 声のしこみもよく当り違はぬ両替町のごく印」
⑬ 生け花で中心となる枝。→④(ロ)。
※俳諧・西鶴大句数(1677)六「立姿高いも下いも嫌はれて 真に一本枝ふりの松」
⑭ 落語、講談、義太夫などを演じるとき、その中心となること。また、その人。真打(しんうち)。心(しん)
⑮ 二値論理での真理値の一つ。⇔
※哲学階梯(1887)〈今井恒郎訳〉一「若し一断定真なる時は他の断定は偽ならざるべからず」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ま【真】
[1] 〘接頭〙 名詞・動詞・形容詞形容動詞副詞などの上に付いて、完全である、真実である、すぐれているなどの意を加え、また、ほめことばとしても用いる。
① 完全に揃っている、本格的である、まじめであるなどの意を添える。「ま心」「ま人間」「ま袖」「ま鉏(さい)」「ま旅」など。
② 純粋にそれだけで、まじりもののない、全くその状態であるなどの意を添える。「ま白」「ま青」「ま新しい」「ま水」「ま潮」「ま冬」など。
③ 正確にその状態にある意を添える。「ま東」「ま上」「ま四角」「まあおのき」など。
幸若・和田宴(室町末‐近世初)「伊藤の是は大将ま牛角なる侍に」
動植物の名に付けて、その種の中での標準的なものである意を添える。「ま竹」「まいわし」「ま鴨」など。
⑤ 立派である、美しいなどの意を込めて、ほめことばとして用いる。「ま玉」「ま杭(ぐい)」「ま麻(そ)」「ま葛(くず)」など。
※万葉(8C後)六・九四四「島隠(がく)り我が漕ぎ来れば羨(とも)しかも大和へのぼる真(ま)熊野の船」
[2] 〘名〙 本当。真実。→まこそに真に受ける

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

まっ【真】
〘接頭〙 (接頭語「ま」の下に促音の挿入された形) 名詞、形容詞、形容動詞などの上に付いて、語勢を強める。「まっ黒い」「まっ四角」「まっただ中」「まっ裸」など。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

まん【真】
〘接頭〙 (接頭語「ま」に撥音「ん」を添えた形) ほんとうの、の意をそえる。「まん中」「まん丸い」など。
史記抄(1477)五「要害もまんもとのままで」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

」の用語解説はコトバンクが提供しています。

真の関連情報

他サービスで検索

「真」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE GROUP, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.