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真如【しんにょ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

真如
しんにょ
tathatā
仏教用語。あるがままにある状態のこと。この世のすべてのもの (諸法) の根底にある唯一無二の絶対の実在界のあり方は「その如くである状態」すなわち真如としか表現のしようがない。諸法の人法二空の本性を真如ということもあり,また,衆生の心の本来の清らかな状態である自性清浄心を真如と呼ぶこともある。

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デジタル大辞泉

しん‐にょ【真如】
《〈〉tathatāの訳》語。ありのままの姿。万物本体としての、永久真理。宇宙万有にあまねく存在する根元的な実体法性(ほっしょう)。実相

出典:小学館
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しんにょ【真如】[人名]
[799~865]平安初期の真言宗平城天皇の第3皇子。俗名は高岳(たかおか)親王嵯峨天皇即位とともに皇太子となったが、薬子(くすこ)の変出家。貞観3年(861)入唐し、仏跡巡拝のためインドに向かったが、途中で没したと伝えられる。真如親王

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

真如 しんにょ
799-865? 平安時代前期の僧。
延暦(えんりゃく)18年生まれ。平城(へいぜい)天皇の第3皇子。母は伊勢継子(いせの-つぐこ)。大同(だいどう)4年(809)嵯峨(さが)天皇の即位により皇太子となるが,翌年の薬子(くすこ)の変で廃される。のち出家し,東大寺道詮,空海にまなぶ。貞観(じょうがん)4年(862)唐(とう)(中国)にわたり,ついで天竺(てんじく)(インド)をめざす途中,7年ごろ死去したという。67歳?俗名は高丘(岳)親王。法名は別に真忠,遍明。

出典:講談社
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世界大百科事典 第2版

しんにょ【真如】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

しんにょ【真如】
あるがままにあること。存在の本質、存在の究極的な姿としての真理そのものをいう。大乗仏教では、法性・実相などとほぼ同義に用いる。実性。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

真如
しんにょ
(?―865?)
平城(へいぜい)天皇の第3子、高岳(たかおか)親王といった。嵯峨(さが)天皇の即位とともに皇太子となったが、810年(弘仁1)の薬子(くすこ)の変に巻き込まれて廃位され、東大寺で出家して真如と号した。法相(ほっそう)宗、三論(さんろん)宗を学び、のち空海の門に入って阿闍梨(あじゃり)となり、十大弟子の一人に数えられる。835年(承和2)平城(へいじょう)宮の旧地を賜って新寺を建立。その後、各地に住する。861年(貞観3)、入唐(にっとう)の志をたて7月に出発。翌862年7月宗叡(しゅうえい)らと合流して9月明州(みんしゅう)に着く。各地を巡礼して864年、長安の西明寺(さいみょうじ)に入る。ここで密教を学ぶが、疑義・不明のこと少なくなかったので、ついに天竺(てんじく)(インド)に赴くことを決心し、官許を得て翌865年出発する。雲南(うんなん)を経ると伝えるが、その後は消息を断つ。866年、宗叡の帰朝により入竺のことが報告されている。881年の在唐僧中(ちゅうかん)(生没年不詳)の報告によれば、羅越(らえつ)国(現在のシンガポール付近)で虎(とら)に襲われ入寂したというが、確証はない。[平井宥慶]

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精選版 日本国語大辞典

しん‐にょ【真如】
〘名〙 (tathatā の訳) 仏語。一切存在の真実のすがた。事物の本来のあり方。永遠不変の真理。法性。
※家伝(760頃)上「日日夜夜、聴彌勒之妙説、朝朝暮暮、転真如之法輪

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典

真如
しんにょ
歌舞伎・浄瑠璃の外題。
作者
額田六福
初演
大正11.10(東京・帝国劇場)

出典:日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」
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