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白鳳時代【はくほうじだい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

白鳳時代
はくほうじだい
文化史上の時代区分。狭義では天武~持統朝 (673~697) から平城京遷都 (710) までの約 40年間をいい,広義には大化改新 (645) から平城京遷都までの約 60年間で,飛鳥時代と奈良時代との中間をさし,壬申の乱 (672) を境に前期,後期に分ける。白鳳は私年号であり,正式に朝廷で定められた年号ではない。私年号の白鳳が用いられたとされる時期は,孝徳~斉明朝と天武朝,持統朝とであるが,当時の正史である『日本書紀』にはみえない。したがって天武朝,持統朝を白鳳の名称で呼ぶことは適当でないが,白鳳の語感のよい点から,初め美術史で用いられたものが,文化史に,さらには政治史に用いられるようになった。しかし白鳳を一時代とすることを否定する学者もいる。 (→白鳳文化 )  

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デジタル大辞泉

はくほう‐じだい【白×鳳時代】
日本の文化史、特に美術史上の時代区分の一。飛鳥時代天平時代の間の、7世紀後半から8世紀初めまでをさす。

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世界大百科事典 第2版

はくほうじだい【白鳳時代】

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大辞林 第三版

はくほうじだい【白鳳時代】
文化史上・美術史上の時代区分の一。飛鳥時代の後、天平時代の前。大化の改新(645年)から平城京遷都(710年)までをいう。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

はくほう‐じだい【白鳳時代】
美術史上の時代区分の一つ。飛鳥時代と天平時代とにはさまれる、大化元年(六四五)から和銅三年(七一〇)の平城京遷都まで。前期には飛鳥時代の様式も残しているが、早く中国北斉・北周の影響が見られ、後期に至ると、隋・唐の影響、さらに唐を通じてのインドの影響もあらわれ、多彩な様相を示した。薬師寺金堂の薬師三尊像にみられる豊満な彫刻や、焼失した法隆寺壁画などに、その様式が認められる。

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