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瘢痕【はんこん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

瘢痕
はんこん
scar
外傷が治癒したあと皮膚に残る変性部分をいう。普通結合組織が多く,細胞毛細血管は少い。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

はん‐こん【×瘢痕】
切り傷・火傷(やけど)・潰瘍(かいよう)などが治ったあとに残る傷あと。

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監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

はんこん【瘢痕】

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大辞林 第三版

はんこん【瘢痕】
火傷や外傷・潰瘍などの治ったあとにできる傷あと。組織の欠損部に増殖した肉芽組織が古くなって繊維化したもの。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

瘢痕
はんこん
熱傷(やけど)、切り傷、交通事故などの外傷あるいは皮膚病によって、真皮ないし皮下組織に達する組織欠損が生じたあとの皮膚に肉芽組織ができ、その上を表皮が覆って治癒した状態をいう。形態上から、扁平(へんぺい)な瘢痕、盛り上がっている瘢痕(ケロイド)、ひきつれ(拘縮)を生じて変形や機能障害をおこしている瘢痕などに分けられる。組織学的には表皮は平坦(へいたん)化し、真皮には波状を呈する太い膠原(こうげん)線維がみられ、高度のものでは毛包や汗腺(かんせん)などの皮膚付属器が失われている。瘢痕形成術に際しては、ほとんどの瘢痕は10年くらいの間には自然にある程度目だたなくなる傾向があるため、やたらに手術を急ぐことは好ましくない。小さな瘢痕は切除縫合で治癒する。線状瘢痕では、術後の縫合を1本の直線にするよりは、ジグザグした線になるようにしたほうが傷あとが目だたなく、とくに顔面ではこの方法が用いられる。拘縮を生じている瘢痕には植皮術あるいはZ形成術が用いられる。広範な瘢痕には植皮が行われるが、3、4年もすれば植皮片がその部位になじんで植皮したことがわからなくなる。顔面の各部位に対する理想的な植皮片の選び方の原則は、皮膚の厚さ、皮膚のもっている機能(皮脂腺や汗腺、血管の特性)などを十分考慮することである。すなわち、上下眼瞼(がんけん)(まぶた)には耳の後ろや上腕内側の皮膚が、ほおやあごには鎖骨付近の皮膚が用いられるが、額にはどこの皮膚でもかまわない。[池田重雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

はん‐こん【瘢痕】
〘名〙
① 切り傷・やけど・潰瘍などが治ったあとに残るきずあと。瘡痕。〔医語類聚(1872)〕 〔趙壱‐刺世疾邪賦〕
② 心に受けた痛手などのあと。
※彼岸過迄(1912)〈夏目漱石〉須永の話「二人共後悔の瘢痕(ハンコン)を遺さなければ済まない瘡を受けたなら」

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