Rakuten infoseek

辞書

異尾類【いびるい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

異尾類
いびるい
anomuran
軟甲綱十脚目抱卵亜目異尾下目 Anomuraとしてまとめられる甲殻類の総称。広い意味でのヤドカリ類の分類学的な名称。長尾類エビ類)と短尾類カニ類)の中間に位置する動物群で,アナジャココシオリエビヤドカリスナホリガニの 4上科に分類され,さらに 20科に分けられる。体形はエビ形あるいはカニ形のものもみられるが,基本形は腹部が左右不相称のヤドカリ形である。一般にほかの動物にしがみついたり,石の下に隠れる習性(走触性)があり,これが最も特殊化したものが,巻貝類などを利用するようになった典型的なヤドカリ類である。陸生のものから深海産のものまであり,タラバガニの仲間など水産上の有用種も含まれる。孵化幼生はゾエアで,4~6回の脱皮ののち後期幼生のグラウコトエになり,さらに 1回脱皮して幼体となる。世界で約 2600種,そのうち日本産は 350種ほどである。(→十脚類節足動物軟甲類

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

異尾類
いびるい
節足動物門甲殻綱十脚(じっきゃく)目異尾亜目を構成する動物群の名称。世界で約2000種が知られている。長尾亜目(エビ類)と短尾亜目(カニ類)との中間的な形態で、いわゆるヤドカリ類が大部分を占める。別の分類体系によれば、十脚目は遊泳類(亜目)と歩行類(亜目)に分けられるが、その場合、異尾類は歩行型のエビ類(イセエビなど)とカニ類とともに後者に含まれる。[武田正倫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

いび‐るい【異尾類】
〘名〙 節足動物、十脚目の中の一族で、エビ類とカニ類との中間動物頭胸部石灰質の甲に包まれる。ヤドカリ類、スナモグリ類、タラバガニ類がある。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

異尾類」の用語解説はコトバンクが提供しています。

異尾類の関連情報

他サービスで検索

「異尾類」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.