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甲状腺機能低下症【こうじょうせんきのうていかしょう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

甲状腺機能低下症
こうじょうせんきのうていかしょう
hypothyroidism
甲状腺の機能が低下してホルモンの分泌が不足すると,小児ではクレチン病,成人では粘液水腫を起す。クレチン病では,身長や手足の骨の発育障害され,手足の短い小人になる。知能も遅れ,乳児様の顔貌を示すほか,動作緩慢,皮膚は冷却,乾燥し,循環不全を呈する。粘液水腫では,皮下に粘液様の物質がたまるため,浮腫徐脈,心音微弱となり,疲れやすく寒がりで,口のきき方や精神活動も不活発になる。さらに動脈硬化,血圧上昇を示すことがある。このほか,ヨウ素の欠乏薬剤慢性甲状腺炎,放射線治療,手術などによる甲状腺機能低下症もある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

こうじょうせんきのうていか‐しょう〔カフジヤウセンキノウテイカシヤウ〕【甲状腺機能低下症】
甲状腺の機能が低下した状態。血中の甲状腺ホルモンが減少し、それによる症状が現れる。乳幼児期のクレチン病、大人では粘液水腫となる。甲状腺ホルモン過少症。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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家庭医学館

こうじょうせんきのうていかしょう【甲状腺機能低下症 Hypothyroidism】
[どんな病気か]
 甲状腺ホルモンの不足によってひきおこされる病気です(「甲状腺機能低下症とは」)。先天性甲状腺機能低下症クレチン症)では、治療されないと、精神運動発達遅滞(せいしんうんどうはったつちたい)をおこしますが、現在は、新生児マススクリーニングによって、ほとんどの症例が発見されます。
 小児期に発症する後天性甲状腺機能低下症は、大部分が自己免疫性甲状腺炎(じこめんえきせいこうじょうせんえん)です。そのなかには思春期以降の女子に多い橋本病(はしもとびょう)もありますが、思春期前の女子には萎縮性(いしゅくせい)自己免疫性甲状腺炎もあります。
 甲状腺ホルモンは成長に不可欠です。甲状腺機能が低下すると、その年齢から急に身長の伸びが鈍くなるため、異常に気づきます。萎縮性甲状腺炎では、とくに著しい成長障害がおこります。
[検査と診断]
 血液中の甲状腺ホルモンと甲状腺刺激ホルモンの測定により診断されます。機能低下の原因を調べるため、甲状腺の超音波検査や、血液中の抗甲状腺抗体(こうこうじょうせんこうたい)の検査が必要です。放射性ヨードを用いた検査も必要に応じて行なわれます。
[治療]
 甲状腺ホルモンの内服によって適切に治療できます。
 先天性甲状腺機能低下症の場合は、脳障害の予防のために、1日も早く治療を開始すべきです。後天性甲状腺機能低下症では、年齢的に遅すぎないかぎり、治療によって成長は回復します。
 内服剤で治療できるのは大きな利点ですが、飲み忘れのないようにすること、薬の量が適切かどうかを血液検査でときどき確認することがたいせつです。適切な量を服用していれば、副作用はありません。

出典:小学館
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それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

こうじょうせんきのうていかしょう【甲状腺機能低下症 (Hypothyroidism)】
◎甲状腺ホルモンの量が不足する
 甲状腺のはたらきが低下するために、血液中の甲状腺ホルモンが減少した状態を、甲状腺機能低下症といいます。
 ホルモンの減少がひどくなると、体内のいろいろな物質の代謝がうまく行なわれなくなって、からだがだるい、気力がわかない、動作が緩慢(かんまん)になるなどの症状がみられるようになります。
 つぎのような種類があります。
■原発性(げんぱつせい)(甲状腺性(こうじょうせんせい))甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)
 甲状腺に原因があって、その機能が低下している病気で、代表的なのは慢性甲状腺炎(まんせいこうじょうせんえん)(橋本病(はしもとびょう))です。
■二次性(にじせい)(下垂体性(かすいたいせい))甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)
 甲状腺は、脳の下垂体から分泌(ぶんぴつ)されている甲状腺刺激ホルモン(TSH)の刺激を受けて甲状腺ホルモンを分泌します。この下垂体に障害があり、TSHが十分に分泌されないためにおこる甲状腺機能低下症をいいます。
■三次性(さんじせい)(視床下部性(ししょうかぶせい))甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)
 下垂体は、脳の視床下部から分泌される甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)の刺激を受けて、甲状腺刺激ホルモン(TSH)を分泌しています。TRHの分泌が十分でないと、TSHも分泌されず、結果的に甲状腺ホルモンも分泌されません。このような甲状腺機能低下症をいいます。
■末梢性甲状腺機能低下症(まっしょうせいこうじょうせんきのうていかしょう)
 以上の3種類の甲状腺機能低下症とことなり、血液中に甲状腺ホルモンはあるのに、その作用が現われない病気(甲状腺(こうじょうせん)ホルモン不応症(ふおうしょう))をいいます。
 レフェトフ症候群が報告されていますが、この場合、甲状腺ホルモンの内服は無効です。しかし、機能低下の程度は軽く、経過を観察するだけでよいと考えられています。
 原発性、二次性、三次性甲状腺機能低下症は、いずれも、甲状腺ホルモンの内服で治療します。
◎原発性甲状腺機能低下症の種類
 甲状腺機能低下症のなかで、もっとも多くみられるのは、原発性甲状腺機能低下症です。これには、つぎのようなものがあります。
■慢性甲状腺炎(まんせいこうじょうせんえん)(橋本病(はしもとびょう))
 自己免疫(じこめんえき)が原因でおこる甲状腺機能低下症です。
■医原性甲状腺機能低下症(いげんせいこうじょうせんきのうていかしょう)
 甲状腺の病気の治療のために、手術療法や放射性ヨード療法を受けたり、海藻などヨードを含んだ食物を過剰に食べると、機能低下症におちいることがあります。
■クレチン症(先天性甲状腺機能低下症(せんてんせいこうじょうせんきのうていかしょう))
 生まれつき甲状腺ホルモンの合成に障害がある異常、甲状腺の発達・形成異常(無形成や低形成)や異所性(いしょせい)甲状腺(甲状腺組織が本来の場所にない先天的な異常)によるものなどがあります。成長・発育の障害、とくに知的障害が問題となります。新生児スクリーニング検査(濾紙(ろし)にしみこませた血液によるホルモンの測定)による早期診断と早期治療が必要です。
■粘液水腫(ねんえきすいしゅ)
 原発性甲状腺機能低下症のうち、とくに機能低下の程度がひどく、皮膚のむくみなど、特有の皮膚症状が現われます。

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世界大百科事典 第2版

こうじょうせんきのうていかしょう【甲状腺機能低下症】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

甲状腺機能低下症
こうじょうせんきのうていかしょう

甲状腺ホルモンが足りないためにおこる疾患で、甲状腺機能不全ともいう。男女比は1対5くらいで女性に多い。原因としてもっとも多いのは、特発性といって自己免疫によるもので、次に多いのがバセドウ病に対して放射性ヨード療法を行ったのちにおこるものである。症状の第一は全身のむくみ(浮腫(ふしゅ))で、普通のむくみと異なり、指で押してもへこみが残らない。そのほか、皮膚が乾燥し、脱毛、全身倦怠(けんたい)感、食欲低下、便秘、かれ声、いびきなどがみられ、寒がったり、ゆっくり低音で話したりする。また、男性では性欲減退、女性では初期には月経過多、重症になると無月経がみられる。軽い例では上述の症状の一部が現れるにすぎない。また、小児に発病すると、成長が障害されて低身長症(甲状腺性低身長症)になる。胎児期または生まれてすぐに発病すると、肉体的にも精神的にも成長発育が著しく低下し、顔がむくみ口唇が厚く、鼻が低くて横に広がる特有な顔つきになり、知能低下の状態になる。これをクレチン症という。

 診断としては、血中の甲状腺ホルモン(チロキシン、トリヨードチロニン)と甲状腺刺激ホルモンの測定が行われる。また多くの場合、血清コレステロールが高値を示す。治療は甲状腺ホルモン剤の服用が有効であるが、一生飲み続けなければならない。

[鎮目和夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

こうじょうせんきのう‐ていかしょう カフジャウテイカシャウ【甲状腺機能低下症】
〘名〙 甲状腺ホルモンの低下によっておこる病態。からだの発育や精神の発達も幼児のままに止まることが多く、特有の顔つきをしている。粘液水腫、手術後粘液水腫、脳下垂体前葉不全、クレチン病などがある。

出典:精選版 日本国語大辞典
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内科学 第10版

甲状腺機能低下症(甲状腺)
定義・概念
 甲状腺機能低下症とは,体内で甲状腺ホルモンの作用が不十分なために引き起こされる病態である.通常は,甲状腺ホルモン量が不足するために起き,血中甲状腺ホルモンレベルは低値である.しかし理論的には,甲状腺機能低下症かどうかは,甲状腺ホルモン濃度によってではなく,甲状腺ホルモン作用の強さによって決まる.たとえば,甲状腺ホルモン不応症の重症例では,甲状腺ホルモン受容体の先天的異常のため作用障害があり,甲状腺ホルモン機能は低下する.この場合,下垂体における不応性のためTSHの不適切分泌が生じ,血中甲状腺ホルモンはむしろ上昇している.
分類・病因
 甲状腺機能低下症は疾患名ではなく病態に対する名称であり,種々の原因によって起こる.病因的には①甲状腺自体に障害がある場合と,②甲状腺より上位の下垂体や視床下部に障害がある場合,あるいは,③甲状腺ホルモンの作用部位である末梢組織に障害がある場合とに分けられる(表12-4-7).甲状腺自体の障害のためにホルモンの分泌・合成障害をきたすものを,原発性甲状腺機能低下症(primary hypothyroidism)とよぶ.大別して,先天性や後天性に甲状腺組織の欠損や破壊がある場合と,甲状腺におけるホルモンの生成・分泌過程に何らかの障害がある場合とがある.二次性(下垂体性)甲状腺機能低下症は下垂体の障害のためTSH分泌が減少,三次性(視床下部性)甲状腺機能低下症は視床下部障害のためTRH分泌が減少し,このため下垂体からのTSH分泌が低下したもので,いずれも甲状腺からのホルモン分泌が低下する.実際には下垂体性と視床下部性の区別は難しいことが多いため,中枢性甲状腺機能低下症(central hypothyroidism)としてまとめられている.臨床上遭遇する甲状腺機能低下症の大部分は原発性甲状腺機能低下症で,中枢性甲状腺機能低下症はごくわずかである.また,原発性甲状腺機能低下症の圧倒的大多数は,慢性甲状腺炎(橋本病)によるものである.
 クレチン症(cretinism)とは生下時から高度の甲状腺機能低下症があり,独特の顔貌と低身長(特に四肢の長さが短い体型となる),知能低下をきたしたものをいう.クレチン症の原因として,甲状腺の先天的無形成ないし形成異常と,高度ヨウ素欠乏症がある.後者は,アフリカ,ユーラシア,中央アジアなどヨウ素摂取が極端に低い地域にみられ,地方病性クレチン症(endemic cretinism)と称される.これには,精神遅滞と多彩な神経症状を示すが甲状腺機能低下は強くない神経性クレチン症と,精神遅滞は軽微で甲状腺機能低下が顕著な粘液水腫性クレチン症がある.わが国では1979年から全国的な新生児マススクリーニングでTSH測定が実地されており,発見される先天性甲状腺機能低下症は約5000~7000人に1人とされている.粘液水腫は,成人における高度の甲状腺機能低下症と同義語として用いられ,皮下組織に酸性ムコ多糖類のヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸が蓄積した状態を表す.顔面や眼窩周囲,四肢に浮腫状膨化がみられるが,圧迫しても圧痕を残さないのが特徴である.
 潜在性甲状腺機能低下症(subclinical hypothyroidism)とは,臨床症状がなく,検査データ上遊離型T3,T4が正常でTSHのみ軽度上昇した,ごく軽度の機能低下症である.これに対して,甲状腺ホルモンも低下したものを顕在性甲状腺機能低下症(overt hypothyroidism)という.
病態生理
 血中の遊離型甲状腺ホルモン濃度は,正常状態では常に一定の狭い範囲に維持されているが,これを調節しているのが視床下部・下垂体・甲状腺間のフィードバック機構である.視床下部から分泌されたTRHは下垂体のTSH産生細胞に働き,TSH分泌を高める.TSHは甲状腺に作用して甲状腺ホルモンの合成,分泌を促進する.一方,甲状腺ホルモンは下垂体ではTSHの,視床下部ではTRHの分泌を強く抑制する.したがって,もし血中甲状腺ホルモンレベルが低下したりその作用が不十分であると,ネガティブフィードバックによりTRH,TSH分泌が上昇し甲状腺が刺激される.甲状腺組織に障害がなければ,遊離型甲状腺ホルモンレベルが正常域に回復するまで甲状腺からのホルモン合成・分泌が亢進する.甲状腺組織に障害があり視床下部・下垂体からの過剰のTSH刺激にも十分応答できない場合には,甲状腺ホルモンは不足し機能低下症となる(原発性甲状腺機能低下症).血中TSHは高値,遊離型T4は低値となる.一方,何らかの要因で視床下部や下垂体からのTRH,TSH分泌が障害されている場合は,甲状腺に対する刺激が欠乏した状態で,甲状腺ホルモン分泌不足となる(中枢性甲状腺機能低下症).血中TSHも遊離型T4も低値を示す.
 甲状腺ホルモンによるTSHの抑制は,下垂体前葉のTSH産生細胞にある甲状腺ホルモン受容体にT3が結合し,TSH遺伝子の転写活性を抑えるためである.したがって,ネガティブフィードバックで重要なのは,血中総T4,T3ではなく,細胞内に取り込まれることができる遊離型甲状腺ホルモンの濃度である.
臨床症状
 甲状腺機能亢進症と対比した甲状腺機能低下症の臨床症状を表12-4-8に示す.甲状腺機能低下症は通常ゆっくり進行してくるため,発見が遅れることがある.また典型的な甲状腺機能低下症の自覚症状は,寒がり,易疲労感,嗄声,言葉のもつれ,動作緩慢,眠気,皮膚の乾燥,便秘,体重増加,こわばり感,月経異常,食欲低下などであるが,一般に患者には精神感情鈍麻があり,訴えはむしろ少ないこともある.症状は非特異的なため,種々の疾患と誤診されやすい.しばしば不定愁訴としてとらえられ,特に中高年ではうつ病や更年期症状,高齢者では認知症と誤診されることがある.
 身体所見としては,顔貌,声,皮膚,循環器,精神神経所見などが重要である.甲状腺は機能低下症をきたしている橋本病では表面不整で弾性硬である.甲状腺機能低下症が高度のときは,むくんだ顔,はれぼったい眼瞼,厚い皮膚,バサバサした頭髪,薄い眉毛,低音でゆっくりした話し方など,独特の顔貌の印象を受ける.嗄声や低音は舌や喉頭へのムコ多糖類沈着による.皮膚は乾燥し冷たく,粗雑,浮腫状で圧痕を残さない(粘液水腫).皮膚乾燥が高度のときは魚鱗癬様となる.頭髪は粗造で脱毛しやすく,眉毛は全体に薄く特に外側1/3が脱落する.循環器症状では徐脈が著明で,収縮期血圧は低下傾向,拡張期血圧は増加傾向となって脈圧が減少する.心筋の活動性は低下し,心音は減弱する.心電図上,徐脈と低電位が特徴である.重症時には蛋白やムコ多糖類に富んだ心膜液が貯留し,心拡大がみられる.
 甲状腺ホルモンは中枢神経系の発達に必須で,胎児,新生児におけるホルモン不足は非可逆的な障害を起こす.成人においても精神神経活動が低下し,動作や言語は緩慢となる.神経学的所見ではアキレス腱反射時間の遅延,延長が特徴的で,歩行障害,平衡障害などの小脳失調をみることもある.重篤例では,脳における血流循環が低下し低酸素状態となり,傾眠傾向,昏迷,さらには意識障害をきたし昏睡に至る(粘液水腫性昏睡,myxedema coma).筋力は低下するが筋萎縮はなく,むしろ一見肥大した仮性筋肥大症状を呈することもある.
 食欲は一般に低下するが,ムコ多糖類の蓄積による水分保留のため体重は増加する.腸の蠕動運動が低下し便秘となる.また胃酸分泌の低下がみられる.女性では月経異常,特に月経過多や長期罹患時には希発月経や無月経がみられ,妊孕率は低下する.成人女性ではTRH上昇のためプロラクチン(prolaction:PRL)分泌が亢進し乳汁漏出症(galactorrhea)を認めることがある.
検査成績
1)甲状腺機能検査:
甲状腺機能検査ではTSH測定が最も重要である.最近のTSH測定法は高感度であり,血中甲状腺ホルモン濃度よりもはるかに鋭敏に甲状腺機能異常を反映する.原発性甲状腺機能低下症ではTSHは必ず上昇し,下垂体性では低下する.視床下部性では正常ないし低下,ときにはむしろ上昇していることがある.これはTSHの生物学的活性に必須の糖鎖がTRH不足のため正常に付加されておらず,TSH活性が低下しているためである.総T4,遊離型T4の低下は甲状腺機能低下症全般にみられるが,T3は正常のことがある.甲状腺放射性ヨウ素摂取率は通常低下している.ただし,Na-I共輸送体異常によるヨウ素取り込み障害以外の甲状腺ホルモン合成障害では,甲状腺機能低下症にかかわらず摂取率は上昇する.機能低下症があり甲状腺ペルオキシダーゼ抗体,サイログロブリン抗体が陽性であれば,橋本病を考える.また甲状腺腫がなくTRAb(TBII)が強陽性のときは,阻害型TSH受容体抗体(TSBAb)による機能低下症である.
2)末梢組織の代謝を反映する検査:
甲状腺ホルモン作用を反映する代謝の指標は重要であるが,いずれの検査も非特異的で鋭敏でない.機能低下症では,血中総コレステロール,LDL-コレステロール,中性脂肪,CPK,AST,LDHの上昇,尿中ハイドロキシプロリン,ピリジノリン,デオキシピリジノリンの減少が認められる.
3)その他:
貧血が高頻度に認められる.胸部X線でときに心膜液の貯留,心陰影の拡大,心電図で低電位,T波の平低化をみる.内分泌系ではGH分泌,特に夜間睡眠時のGH分泌が低下する.またTRH上昇のためプロラクチン(PRL)分泌が亢進する.
診断・鑑別診断
 特有の顔貌と皮膚所見,低音で緩慢な話し方,徐脈を示す典型例では診断は容易である.甲状腺機能低下症を疑った場合,まずTSHと遊離型T4を測定する.遊離型T4の低下とTSHの上昇がみられれば,原発性甲状腺機能低下症である.T3,遊離型T3は軽度の甲状腺機能低下症では低下しないことがある.遊離型T4が低下していてTSHも低値であれば,中枢性甲状腺機能低下症が疑われる.中枢性甲状腺機能低下症のなかで,下垂体性と視床下部性の区別にはTRH試験が有効である.TRHを投与しても血中TSHの上昇がないときは下垂体性を,明らかな上昇があるときは視床下部性を考える.しかし視床下部性でも障害が長期間続くと,TRHに対する下垂体の反応性が低下する.このため両者の鑑別はしばしば難しいことがある.臨床所見からは機能低下症が疑われる症例で,遊離型T4が高値であるにもかかわらずTSHが正常ないしやや上昇のときは,甲状腺ホルモン不応症の可能性を念頭におく.
 甲状腺機能低下症の大部分は慢性甲状腺炎(橋本病)であり,ついで甲状腺手術後や131I-内用療法後のような医原性のものが多い.それ以外の永続的甲状腺機能低下症には,次のようなものがある.
1)先天性甲状腺無形成・形成異常:
乳児期から高度の機能低下症(クレチン症)をきたす.甲状腺欠損を甲状腺シンチグラフィ,超音波画像,CTで確認する.
2)異所性甲状腺:
発生異常で甲状腺組織が頸部の正常な位置以外に迷入したもので,最も多いのが舌根部である.診断には甲状腺シンチグラフィが有用である.
3)甲状腺ホルモン合成障害:
甲状腺組織は正常の位置に存在するが,甲状腺細胞におけるヨウ素の取り込み,摂取したヨウ素の酸化(有機化),サイログロブリン上でのヨウ素チロシン基の縮合反応,サイログロブリンからのT3,T4の加水分解などのホルモン合成段階に障害がある.ヨウ素取り込みに関与するNa-Ⅰ共輸送体異常,有機化と縮合反応に関与する甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)異常,ホルモン生成の場であるサイログロブリン蛋白の異常などによって生じる.それぞれの遺伝子異常が同定されている.ヨウ素取り込み障害以外は,甲状腺ホルモン分泌が低下しているにもかかわらず放射性ヨウ素摂取率が異常に高値を示すことが特徴である.甲状腺ホルモン有機化障害は,ロダンカリ(KSCN)1 gを患者に服用させると甲状腺に取り込まれた放射性ヨウ素が速やかに放出されることから診断できる.Pendred症候群は先天性感音性難聴とヨウ素有機化障害が合併した疾患で,常染色体劣性遺伝形式をとる.PendrinをコードするPDS遺伝子が原因遺伝子として同定された.Pendrinは濾胞腔内へのヨウ素分泌に関与する.【⇨12-4-2)】
4)中枢性甲状腺機能低下症:
下垂体腫瘍,Sheehan症候群,下垂体炎,視床下部障害など下垂体前葉機能低下症をきたす疾患でみられる.下垂体腫瘍はミクロアデノーマのようにサイズが小さい場合は甲状腺機能低下症をきたさない.
 図12-4-15に甲状腺疾患において,遊離型T4とTSHから診断を進めるときのフローチャートを示した.
 甲状腺機能低下症と鑑別上しばしば問題になる病態にeuthyroid sick症候群(sick euthyroid症候群,non-thyroidal illnessともよばれる)がある.これは重症感染症,慢性消耗性疾患,肝硬変,尿毒症,糖尿病ケトアシドーシス,飢餓状態など急性で重篤な疾患において,甲状腺自体には異常はないが,血中TSHおよび甲状腺ホルモン濃度の異常が引き起こされる病態である.IL-6のようなサイトカインが関与すると考えられている.最も一般的なものは,T4とTSHが正常で血中総T3,遊離型T3が低下しているものである(low T3 syndrome,低T3症候群).リバースT3はクリアランスの低下により,増加する.T3濃度の低下は疾患の重症度と比例するが,さらに重篤な状態ではT4も低下してくる(low T4 syndrome,低T4症候群).TSHは低下~上昇と変動しうる.甲状腺自体に病変はないため,原因となる疾患が治癒し全身状態が改善すると甲状腺機能検査値は正常化する.甲状腺ホルモンの補充療法は行わないことが勧められている.
合併症
 甲状腺機能低下症は血中コレステロールが上昇し動脈硬化,虚血性心疾患の危険因子である.潜在性甲状腺機能低下症でも危険因子になりうるという報告もある.橋本病患者にはほかの自己免疫性疾患の合併が多い.
治療
 甲状腺機能低下症の治療は甲状腺ホルモンの補充療法である.甲状腺機能低下症患者の血中TSH,遊離型T4濃度を正常域に保つことを目的とする.治療の原則は少量の甲状腺ホルモンから開始し,漸次増量して維持量にもっていくことである.甲状腺ホルモン製剤には合成サイロキシン(T4,12.5 μg,25 μg,50 μg,100 μg/錠),合成トリヨードサイロニン(T3,25 μg/錠)があるが,通常作用持続が長くまた効果発現が緩徐なT4を使用する.心疾患のない60歳以下の成人には1日量50 μgから開始し,副作用に注意しながら1ないし2週ごとに25 μgずつ増量し,維持量までもっていく.維持量の決定は,血中TSHと甲状腺ホルモン濃度の正常化を指標とする.甲状腺機能が完全に欠失した場合のT4必要補充量は,1.6 μg/kgと計算されている.一般に150 μg/日以下の合成サイロキシン量で補充できる. 治療にあたっての注意点をかかげておく.
1)心疾患の合併:
心疾患のある患者や冠動脈硬化症が潜在している高齢者では,T4補充はごく少量(12.5~25 μg/日)から開始し,きわめてゆっくりと慎重に行う.急激な増量は酸素消費を高め,狭心症や心筋梗塞,心不全などを惹起する危険性がある.心電図によるチェックが必要である.
2)副腎不全の合併時:
Schmidt症候群のように慢性甲状腺炎とAddison病が合併している場合,あるいは下垂体機能低下症のように甲状腺機能低下症と副腎不全が合併しているときは,まず副腎不全に対してヒドロコルチゾンなどによる治療を十分行い,その後に甲状腺ホルモンの補充治療を開始する.甲状腺ホルモン投与を先行すると副腎不全を増悪させる.
3)中枢性甲状腺機能低下症に対する治療:
甲状腺機能正常の指標にTSHを用いることができない.遊離型T4,遊離型T3が正常または正常の上限となるように調節する.
4)潜在性甲状腺機能低下症:
遊離型T4,遊離型T3は正常でTSHのみ軽度上昇している状態で,軽度の甲状腺機能低下症である.潜在性甲状腺機能低下症に対してどのレベルから積極的にT4補充療法を行うべきかについては種々の報告があるが,少なくともTSHが10 μU/mL以上であれば治療を開始すべきである.
5)甲状腺機能低下症の妊婦:
明らかな甲状腺機能低下症は妊娠・出産に大きな不利益をもたらし,児死亡率も高い.潜在性機能低下症でも種々の児の合併症が報告されている.T4補充中の患者が妊娠した場合も,妊娠早期からT4製剤を増量する必要がある.妊娠中は甲状腺ホルモンが通常量の約1.5倍必要とされる.妊娠中はTBGが増加するため総T4値は高値になる.2011年に出されたアメリカ甲状腺学会のガイドラインは,T4製剤を用いて第1三半期(first trimester)はTSHを2.5 μU/mL以下に,第2,3三半期は3 μU/mL以下に保つことを推奨している.
6)ヨウ素摂取制限の有用性:
わが国では食事からのヨウ素摂取が多く,慢性甲状腺炎や甲状腺手術後の患者で過剰のヨウ素が甲状腺機能を悪化させていることがある(Wolff-Chaikoff効果).この場合にはヨウ素摂取を制限することにより甲状腺機能の改善が期待できる.[中村浩淑]

出典:内科学 第10版
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甲状腺機能低下症(代謝・内分泌疾患に伴う神経障害)
(4)甲状腺機能低下症
概念・臨床症状
 甲状腺機能低下症の多くは慢性甲状腺炎(橋本病)で発症する.甲状腺ホルモンの慢性的な不足により,神経症状としては精神活動の低下,意欲低下,無気力,記銘力低下,末梢神経障害,ミオパチーなどがある.甲状腺機能低下が高度の場合は意識障害,粘液水腫徴候(浮腫状顔貌,皮膚の乾燥と粗造),低血圧,低体温,呼吸不全など重篤な症状を呈することもある.神経症状で頻度の高いものとして甲状腺機能低下性ミオパチーがあり,近位筋の脱力,筋痛,動作緩慢から始まり,腱反射の減弱,反射の戻りが遅い,筋肥大,筋膨隆現象,全身の粘液水腫,巨舌などを呈する.進行すると筋の痙攣や硬直,著明な全身の脱力をきたす.末梢神経障害としては手袋靴下型の知覚障害,振動覚低下,腱反射消失などがみられる.重症筋無力症を合併することもある.
診断
 ミオパチーではクレアチンキナーゼや肝逸脱酵素の上昇を認め,筋電図では筋原性変化を示す.
治療
 甲状腺ホルモンを経口投与する.下垂体性の甲状腺機能低下症では副腎不全に注意し,副腎皮質ホルモン薬の補充を先行させる.
■文献
Azhary H, Farooq MU, et al: Peripheral neuropathy: differe­ntial diagnosis and management. Am Fam Physician, 81: 887-892, 2010.[中里雅光]

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六訂版 家庭医学大全科

甲状腺機能低下症
こうじょうせんきのうていかしょう
Hypothyroidism
(脳・神経・筋の病気)

どんな病気か

 甲状腺ホルモンは代謝を亢進(こうしん)させ、運動および精神機能を活発にさせるホルモンです。甲状腺機能低下症はこのホルモンの不足により甲状腺機能が低下する状態で、全身の臓器の機能低下が起こる病気です。

原因は何か

 甲状腺そのものの障害で起こる場合と、甲状腺を刺激するホルモンを分泌する脳のなかの下垂体(かすいたい)が損なわれ、二次的に甲状腺機能が低下する場合とがあります。多くの場合は甲状腺そのものが原因であり、免疫異常による慢性甲状腺炎橋本病)が多い傾向にあります。

症状の現れ方

 自覚症状は、活動性が低下し、寒さに対して弱く寒がりになります。また足がむくむなどの症状も起こり、元気がなくなってボーっとしているなど認知症(にんちしょう)と間違われることがあり、注意が必要です。神経症状としては、筋肉の障害(ミオパチー)、末梢神経障害(ニューロパチー)、運動失調などにより筋力低下、手足のしびれ、ふらふらするなどが起こります。

 さらに精神障害としては、成人では不活発な感情、思考力低下、記憶力・理解力・判断力の低下、抑うつ状態、幻覚、妄想(もうそう)認知症などの多彩な精神症状が起こります。

検査と診断

 臨床症状からこの病気を疑いますが、痴呆症との見分けがいちばん重要です。甲状腺機能低下症は、内科的治療が可能です。確定診断をするために甲状腺ホルモンの測定が行われます。鑑別診断するために下垂体ホルモンを測定することもあり、原因として免疫異常の機序(仕組み)が疑われる時には、各種の自己抗体も測定します。

 甲状腺のがんなどを除外するため、甲状腺の超音波エコーなどの検査も行われます。

治療の方法

 診断がつけば甲状腺ホルモンの補充療法を行い、治療により著明な改善が期待できます。

病気に気づいたらどうする

 少しでも可能性があれば早急に受診し、検査を受けることが大切です。簡単な検査で診断できます。

栗山 勝

出典:法研「六訂版 家庭医学大全科」
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甲状腺機能低下症
こうじょうせんきのうていかしょう
Hypothyroidism
(内分泌系とビタミンの病気)

どんな病気か

 甲状腺ホルモンの分泌が低下して活動性が低下する病気です。圧倒的に女性に多く(男女比は1対10以上)、40歳以後の女性では軽症なものも含めると全体の5%にみられます。

 成人に起こり、症状がはっきり出ているものは粘液水腫(ねんえきすいしゅ)、小児にみられる先天性のものはクレチン病とも呼ばれます。

原因は何か

 原因により、甲状腺自体が損われて起こる原発性(げんぱつせい)機能低下症と、甲状腺をコントロールしている甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌が低下するために起こる続発性(ぞくはつせい)機能低下症、そして極めてまれな甲状腺ホルモン不応症とに分かれます。

 原発性機能低下症の原因としては、甲状腺の術後、アイソトープ治療後、甲状腺ホルモン合成障害などもありますが、圧倒的に多いのは橋本病(はしもとびょう)慢性甲状腺炎)です。ただし、甲状腺は予備能力が非常に高い臓器で正常な細胞が10分の1残っていればホルモンの分泌は低下しないので、橋本病でも多くの場合は甲状腺腫(こうじょうせんしゅ)があるだけで、甲状腺機能低下症の症状は出ません。

症状の現れ方

 甲状腺ホルモンは、全身の代謝を維持するのに重要なホルモンです。このホルモンが低下すると活動性が鈍くなり、昼夜を問わず眠く、全身の倦怠感(けんたいかん)が強く、記憶力や計算力の低下がみられます。また、体温が低くなり、皮膚が乾燥して、夏でも汗をかかなくなります。顔はむくみやすくなり、脱毛が起こり、カツラが必要になることもあります。声が低音化してしわがれるのも特徴です。体重は増え、便秘になり、無月経になることもよくあります。

 甲状腺は多くの場合はれていますが、萎縮性(いしゅくせい)甲状腺炎といってまったく甲状腺のはれがなく、高度の甲状腺機能低下症になることもあります。

 顔や手足がむくみやすくなるのは、ムコ多糖類(たとうるい)という物質が皮下にたまるからで、そのために押してもへこまない浮腫(ふしゅ)(むくみ)が起こり、粘液水腫といわれる理由になっています。また、眉毛の外側3分の1が抜けるのが特徴です。アキレス腱をハンマーで叩いて反射をみると、もどる時の動きがゆっくりになります。

検査と診断

 診断は、甲状腺機能低下症かもしれないと気がつけばあとは簡単で、採血して甲状腺ホルモン(遊離チロキシン:FT4)と甲状腺刺激ホルモン(TSH)を測定します。

 原因を調べるために、抗甲状腺抗体(抗Tg抗体、抗TPO抗体)の測定もよく行われます。

 健診で行うような一般的検査では、コレステロールやクレアチンキナーゼが高値になるので、これをきっかけに甲状腺機能低下症が見つかることもあります。

治療の方法

 甲状腺機能低下症の治療は簡単で、どのような原因でも甲状腺ホルモンの投与を行います。甲状腺ホルモンとして、昔は乾燥甲状腺末なども使われていましたが、現在ではサイロキシン(チラージンS)の錠剤で治療するのが一般的です。甲状腺ホルモン薬は食事や他の内服薬の影響をさけるために、寝る前に服用をするようにします。甲状腺ホルモンと甲状腺刺激ホルモンを測定して、正常域に入ればあとはその量を長期に服用するだけで、薬の副作用が起こることはありません。

 なお、橋本病による甲状腺機能低下症でも、回復して甲状腺ホルモンの服用が必要なくなることもあるので、定期的に検査をしながら中止できないかどうかを調べていきます。

病気に気づいたらどうする

 甲状腺機能低下症を見つける簡単なチェックリストを示しておきます(表1)。これで甲状腺機能低下症の可能性があると思ったら、かかりつけ医あるいは内分泌・代謝科のある病院でFT4とTSHを測定してもらいます。

阿部 好文

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栄養・生化学辞典

甲状腺機能低下症

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