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【ユウ】

デジタル大辞泉

ゆう【用】
仏語。働き。作用。受用(じゅゆう)。「体、

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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よう【用】
必要にこたえる働きのあること。役に立つこと。また、使い道。用途。「をなさない」「のなくなった子供服」
なすべき仕事。用事。「を言いつけられる」「急ぎので出掛ける」「君にはない」
大小便をすること。用便。「小
費用。入費。ついえ。「家計のに充てる」
事物の本体に対して、作用。働き。
「今一身を分かちて二つの―をなす」〈方丈記
用言。また、その作用。
「水辺や又山類の体―は連歌のごとく用ゆべきなり」〈新増犬筑波集
体言に格助詞「の」の付いた形で、または用言に助動詞「う」の付いた形で、動作の目的や理由を表す。
「何の―にかあらむと申す」〈竹取
名詞の下に付いて、…のために使用するもの、…が特に使用するもの、…で使用するもの、などの意を表す。「作業の机」「紳士セーター」「保存ディスク」

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よう【用】[漢字項目]
[音]ヨウ(漢) ユウ(呉) [訓]もちいる
学習漢字]2年
使う。もちいる。「用意用語用心用途用法愛用悪用応用慣用起用客用共用軍用兼用採用使用借用信用専用通用適用内用日用薬用利用流用
物の働き。「用言器用効用作用妙用無用有用
必要な金や物。元手(もとで)。「用具用紙用地用度入用費用
やっておくべき仕事。「用件用事用務急用公用雑用私用社用所用商用
大小便をする。「用便小用(こよう・しょうよう)
[名のり]ちか・もち

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大辞林 第三版

ゆう【用】
〘仏〙
真理や事物のもつはたらき。作用さゆう。力用りきゆう
信者から受けた布施を用いること。受用じゆゆう
よう(用)
」に同じ。

出典:三省堂
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よう【用】
( 名 )
しなくてはならない事柄。用事。 「 -を言い付ける」 「 -が済む」
役に立つこと。はたらきをすること。 「公衆の-に供する」 「これでも-が足りる」
大小便をすること。用便。 「 -を足す」
費用。入費。 「御内証の御-は何程にても是の内義に申付けておきまする/浮世草子・織留 3
〔「ゆう」とも〕 (事物の本体を「体」というのに対して)作用。現象。 「衆生の心も…情識は-也、波に似たり/沙石 2
作用を表す言葉。また、活用する言葉。 「むしは惣名也。躰也。むすはその-也/名語記」
(形式名詞的に用いて)ため。ゆえ。 「何の-に心もなう遠からぬ門を高く叩くらむ/枕草子 84」 「かう云は斉の君をわるいと云わう-ぞ/史記抄 10
名詞に付いて、…のために使用するもの、…において使用するもの、…が使用するもの、などの意を表す。 「実験-」 「家庭-」 「生徒-」
( 名 ・形動ナリ )
必要な・こと(さま)。入用。有用。 「いづれもいづれも-果てなば賜びてむ/落窪 1」 「かやうの所に馬など-なる物ぞかし/宇治拾遺 7

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精選版 日本国語大辞典

もち‐い ‥ゐ【用】
〘名〙 (動詞「もちいる(用)」の連用形の名詞化)
① もちいること。使用すること。役に立てること。また、役に立つこと。つかいみち。
散木奇歌集(1128頃)春「われをのみ世にももちゐの鏡草さきさかえたる影ぞうかべる」
② 良いものとして認めること。よしとして取り上げること。
※風曲集(1423頃)「音曲の懸・風躰に、りゃうやうあり。人のもちゐもしなあり」
③ 尊敬して重んじること。尊重。
※天草版金句集(1593)「クンシノ カルガルシイワ mochijga(モチイガ) スクナイ」

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もち‐・いる ‥ゐる【用】
〘他ア上一(ワ上一)〙 (「持ち率(い)る」の意)
① 主君など目上の者が、ある目下の者の能力や働きを認めて使う。特に、ある職務、地位につかせる。登用する。用ゆ。
※書紀(720)大化二年三月(北野本南北朝期訓)「夫れ天地の間に君として万の民を宰むることは、独り制む可からず。要(かなら)ず臣の翼を須(モちゐ)る」
② (意見、要求などを)よしとしてとりあげる。採用する。また、尊重する。信ずる。従う。用ゆ。
※蜻蛉(974頃)中「夢をも、仏をも、もちいるべしや、もちゐるまじやと、さだめよとなり」
③ 転じて一般に、ある事に物を役立てる。役に立つものとして使う。
(イ) 物を使用する。用ゆ。
※地蔵十輪経元慶七年点(883)四「汝が牙を須(モチヰ)むと欲ふ」
(ロ) 飲食物として使用する。物を飲み、または食う。使う。用ゆ。
※東大寺本大般涅槃経平安後期点(1050頃)三「醍醐を以(モチヰル)が故に」
④ 心を、あれこれ働かせる。心を労する。使う。
※落窪(10C後)三「男方のやんごとなき人に、かくもちゐて、我も我もとし給ふ、こよなきさいはひと見ゆ」
⑤ ある手段、態度をとる。使う。用ゆ。
※夜の寝覚(1045‐68頃)五「わが御さまにしたがひて、身をばもちゐ給はばこそ、めやすからめ」
⑥ 必要とする。多く、「用いない」の形をとる。
※真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺〉日本人の任務「アルミニュムの類を鋳て鉄に代用するを得るの日に到らば、茲に苦慮するを須ひざるも」
[補注]平安中期以降、ワ行とハ行の混同が生じて、「もちひる」と表記されるようにもなり、そこからハ行上二段活用も生じるようになった。また、中世ごろからはヤ行にも活用した。「もちひる」の例として「成唯識論寛仁四年点‐二」の「彼れい、実に用あることを須(モチヒル)ときには」などがあるが、上一段と上二段の区別のできない未然形・連用形などは便宜本項に収めた。→もちうもちゆ

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もち・う もちふ【用】
〘他ハ上二〙 (ワ行上一段活用動詞「もちゐる」の転じたもの。→「もちいる(用)」の補注) =もちいる(用)
※史記抄(1477)一六「卒史に用ふべき人の員が不足は」

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もち・ゆ【用】
〘他ヤ上二〙 (ワ行上一段活用動詞「もちゐる」の転じた語。→「もちいる(用)」の補注)
※中華若木詩抄(1520頃)上「用られんかと思て、人についしょうをして、まわる。されども用ゆるもの、ないほどに」
※宇治拾遺(1221頃)一五「汝がいふ所まことにおろかなり。〈略〉一も用ゆべからず」
(イ) =もちいる(用)③(イ)
※玉塵抄(1563)四「むせぬほどに老人にもちゆるまでぞ」
(ロ) =もちいる(用)③(ロ)
※医心方天養二年点(1145)一「穀を断たは恒に薬を将(モチユ)可きのみ」
※浄瑠璃・源頼家源実朝鎌倉三代記(1781)三「そも戦ひを用ゆるに、五つの大事有といふは」

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ゆう【用】
〘名〙
① はたらき。作用。応用。よう。
※禅鳳雑談(1513頃)中「是がけいこにて候。まことの時、其ゆふにてきられ候はず候」
② 仏語。
(イ) 本体に対し、それに備わるはたらき(力用(りきゆう))をいう。本体の絶対に対する相対的分野。また体・相・用の三大の一つとして、真如のはたらきとする。
※天台法華宗牛頭法門要纂(805)「夫常位有三重義、体相用是」 〔三論玄義〕
(ロ) 目的、教示の理由などをいう。
(ハ) (受用の意) 布施を受けて、これを用いること。〔中論‐三〕
③ 連歌・俳諧の付合で、あらゆる事物にそなわる作用的、属性的なもの。海の体に対しての波、舟など。→体用(たいゆう)。〔連理秘抄(1349)〕
④ 能楽論で、本体から生ずる働き。また、本体の応用。
※風姿花伝(1400‐02頃)六「さるほどに、音曲は体なり。風情はゆふなり」
⑤ =よう(用)(一)(一)⑧
※わらんべ草(1660)二「躰の字にふしなし、ゆふの字にふし有」

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よう【用】
[1] 〘名〙
[一]
① 用いるべきこと。必要なこと。入り用。
※宇津保(970‐999頃)蔵開下「人のようあらば、このひとをつかひ給へ」
※読本・椿説弓張月(1807‐11)残「それだに聞けば這奴(しゃつ)に用(ヨウ)なし」
② 役に立つこと。役立たせること。有用。→用に立つ用に立てる
※続日本紀‐宝亀一一年(780)八月庚戌「今聞、諸国甲冑稍経年序、悉皆渋綻、多不用」 〔史記‐秦始皇本紀〕
③ つかいみち。用いどころ。用途。
※平家(13C前)一一「西国はみな九郎大夫判官にせめおとされぬ。今はなんのようにか逢ふべき」 〔荘子‐人間世〕
④ 必要な仕事。しなければならない仕事。所用。用事。用件。
※菅家文草(900頃)七・書斎記「又朋友之中、頗有要須之人。適依用、入在簾中
※真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉六三「用をしまふのは日の暮方まで掛りませう」
⑤ 物を求めたり、ことをするのにあてたりする金銭や物品。費用。
※続日本紀‐天平宝字五年(761)六月辛酉「於山階寺、毎年皇太后忌日、講梵網経、捨京南田以供其用」 〔論語‐学而〕
⑥ 大便や小便をすること。用便。
※仮名草子・浮世物語(1665頃)三「道にして用を調ふる所を、後より首打落しけり」
⑦ 物事の本体に対してその作用。はたらき。ききめ。→ゆう(用)
※方丈記(1212)「今、一身をわかちて、二の用をなす。手の奴、足の乗り物、よくわが心にかなへり」
※小学読本(1884)〈若林虎三郎〉五「睡眠とは身体精神共に其の用を休止する時を云ふなり」 〔易経‐繋辞上〕
⑧ (ことばの表わすものについて) 事物の本体に対してその作用、はたらき。事物の作用についての表記上の取扱い。また、動詞・形容詞などの表わす内容。→ゆう(用)
※名語記(1275)四「これはむす也。蒸也。むしは惣名也。躰也。むすはその用也」
⑨ 生け花で、中段の役枝のこと。
[二] 形式名詞として用いる。行為の目的や理由を表わす。ため。ゆえ。
(イ) 体言に助詞「の」を介して付く場合。
※竹取(9C末‐10C初)「つばくらめの巣くひたらば告げよ、とのたまふを承て、なしの用にかあらんと申答えて」
(ロ) 用言に助動詞「う」「まい」の付いた語に付く場合。
※漢書列伝竺桃抄(1458‐60)爰盎鼂錯第一九「取我財人に予らるるは我を安せう用ぢゃほどに」
[2] 〘語素〙 名詞に付けて、…のために使用するもの、…において使用するもの、…が使用するものなどの意味を表わす。「実験用」「学校用」「生徒用」など。

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よう‐・ず【用】
〘他サ変〙 ⇒ようずる(用)

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よう‐・ずる【用】
〘他サ変〙 よう・ず 〘他サ変〙 (「ようする」とも)
① もちいる。使用する。役立てる。
※貫之集(945頃)七「魚袋〈略〉わが昔よりようするを、あえ物に今日ばかり付けよ」
※今昔(1120頃か)五「昨日菓子は我が物也。大王用し給はば此の菓物を一駄奉らむ」

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