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生口島【いくちしま】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

生口島
いくちしま
広島県南東部,瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島東部の島。尾道市に属する。本土三原市との距離は 5km余。平地に乏しく,最高点は観音山 (472m) 。山頂まで斜面を段々畑に利用し,レモン,ミカン栽培が行なわれる。北岸一帯ノリカキ真珠貝の養殖地。北西瀬戸田港付近に「西の日光」と称される耕三寺がある。本州四国連絡橋の一つ,生口橋が 1991年に因島との間に完成。周辺海域瀬戸内海国立公園に属する。面積 (2002) 31.06km2。人口1万 1501 (1996) 。

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デジタル大辞泉

いくち‐しま【生口島】
《「いのくちしま」とも》広島県南東部、瀬戸内海の芸予諸島中の島。瀬戸内しまなみ海道のほぼ中央、尾道瀬戸田町にある。面積31平方キロメートル。最高峰南西にある観音山(標高472メートル)で眺望がよい。島の斜面ではミカンやジョチュウギクの栽培が盛ん。島内には寺院が多く、向上寺の三重塔国宝に指定され、耕三(こうさん)寺は「西の日光」といわれる。瀬戸内海国立公園に属する。

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世界大百科事典 第2版

いくちしま【生口島】
瀬戸内海中央部,芸予諸島の島で,広島県豊田郡瀬戸田町の大部分を占める。面積30.5km2。南東隅のみ因島市に属する。瀬戸田町の行政域は西方高根島を合わせ,面積32.7km2,人口は1万0011(1995)。古くは長講堂領生口荘が置かれ,後にこの島を本拠とした生口氏は海上勢力を振るった。瀬戸田港は尾道,三原,今治に通じる内海交通の要衝で,西の日光と呼ばれる耕三寺への観光客が多い。島の中央,観音山(472m)一帯は古生層からなって急峻だが,周囲は花コウ岩からなる山麓緩斜面で,かんきつ類の栽培が盛ん。

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大辞林 第三版

いくちしま【生口島】
瀬戸内海中部、芸予諸島中の一島。面積30平方キロメートル。耕三寺こうさんじと向上寺がある。本四連絡橋の尾道・今治ルートにあたる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

生口島
いくちじま
広島県南東部、瀬戸内海の芸予(げいよ)諸島東部の一島。面積31.05平方キロメートル。尾道(おのみち)市に属する。周囲には東に因島、南に愛媛県の岩城(いわき)島、伯方(はかた)島、西は大三(おおみ)島、北に佐木(さぎ)島、高根(こうね)島がある。花崗(かこう)岩からなる島で、最高所は観音山の472メートル。
 鎌倉時代までは京都の長講堂所領で、江戸時代には広島藩の蔵入(くらいり)地であった。江戸時代の中ごろから多くの塩田が開発された。現在はミカン栽培が主で、早出し野菜の栽培も行われる。中心の瀬戸田には国宝の三重塔(1432年建立)で知られる向上寺(こうじょうじ)や西の日光とよばれる耕三寺(こうさんじ)がある。東部の御寺(みてら)には古刹(こさつ)光明坊がある。西部の海岸に環境省選定「日本の名水浴場88選」の一つ「サンセットビーチ」がある。生口橋(1991年完成)が因島と、多々羅(たたら)大橋(1999年完成)が大三島と結び、それぞれ本州四国連絡橋尾道―今治(いまばり)ルート(西瀬戸自動車道=瀬戸内しまなみ海道、1999年5月全通)の一部をなす。高根島とは高根大橋で結ばれる。また、三原との間にフェリーの便がある。人口1万0597(2000)。[北川建次]

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