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獲得的動因【かくとくてきどういん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

獲得的動因
かくとくてきどういん
acquired drive
心理学用語。生体の行動を起させる内部的原因で,生得的でなく,経験によりつくられるもの。たとえば,ある場面でたびたび生得的に苦痛を生じさせる刺激を受けると,そこにおかれただけで恐怖が起り,その恐怖が内部的原因となって行動が起されるようになるが,この際の,場面ないしその一部分をきっかけとして生じる恐怖のこと。また,コインを使って食物を得て飢餓を満たすという経験をたび重ねるうちに,直接食物へではなく,手段であるコインへの期待がつくられ,その期待が内部的原因となって行動が起されるようになるが,この際の,以前は手段的対象であったものへの期待のこと。2次的動因ともいう。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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