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狭間【サマ】

デジタル大辞泉

さ‐ま【狭間】
城壁・櫓(やぐら)・軍船のへさきなどに設け、内から外をうかがったり矢・鉄砲などを用いたりするための小窓。石狭間・矢狭間・鉄砲狭間・大砲狭間・隠し狭間などがある。
すきま。せまいあいだ。
「どこやら―があき樽の、底の心は澄まざりけり」〈浄・淀鯉〉
窓。
「明かり取りの―より隣を見れば」〈浮・一代男・四〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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はざ‐ま【狭間/迫間/間】
《古くは「はさま」》
物と物との間の狭い所。すきま。「雲の―から光が射す」
谷。谷間。「山の―に開けた温泉町」
ある事柄と次の事柄との間の時間。「生死の―」
城壁に設けた、鉄砲を発射するための小穴。矢狭間(やざま)。鉄砲狭間

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世界大百科事典 第2版

はざま【狭間】
城内から矢や弾丸を射出すための穴で,塀や櫓(やぐら)の壁に小さく開口する。正しくは〈さま〉と読み,小間,矢間,矢窓ともいう。矢狭間(やざま)は縦に細長く,鉄砲狭間は丸,三角,四角のほかさまざまな多角形があった。また石垣の上面を削りくぼめたものを石狭間という。中世の城で土塁に小さなくぼみのあるのも狭間の一種と考えられる。【村田 修三】

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さま【狭間】

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大辞林 第三版

さま【狭間】
城壁や櫓やぐらなどに設け、外をうかがい矢弾を放つための小窓。矩形くけい・三角形・円形などのものがあり、用途により矢狭間・鉄砲狭間などの別がある。
細いすき間。 格子の-/浄瑠璃・天の網島
窓。 明かり取りの-より隣を見れば/浮世草子・一代男 4

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精選版 日本国語大辞典

さ‐ま【狭間】
〘名〙
① すきま。せまいあいだ。ひま。
※地蔵十輪経元慶七年点(883)一「善住して堅固にあり。欠(ひま)無く隙(サマ)(〈別訓〉ひま)無きが譬如く」
※浄瑠璃・心中天の網島(1720)上「格子のさまより〈略〉ゑいと突くに」
② 城壁や櫓(やぐら)などの内側から外をうかがい、矢、鉄砲、大筒を放つための小窓。船では、軍船の矢倉の楯板にあける。矢狭間、鉄砲狭間、大筒狭間がある。〔名語記(1275)〕
③ 一般に小窓をいう。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※浮世草子・好色一代男(1682)四「明り取の狭間(サマ)より隣をみれば」

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