Rakuten infoseek

辞書

独裁【どくさい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

独裁
どくさい
dictatorship
少数者に権力が集中し,大衆の治的自由が抑圧されている統治状態。専制とは異なり,被支配者である大衆の政治参加と積極的支持に基づく点が特色である。大衆操作とマス・コミュニケーションを前提とするきわめて現代的な統治形態である。起源は,古代ローマ共和政のもとで重大な危機に際して,一定期間絶体的な権限を付与されて設置されたディクタトル (独裁官) に由来する。独裁は重大な社会危機に出現し,事態の進展を促進し,あるいはその進展を阻止または抑圧する。一般にはきわめて個人的な政治体制をいうが,軍や単独政党を基礎として制度的独裁ともなりうる。 C.シュミットは独裁を委任独裁主権独裁とに区分しており,またマルクス主義においてはプロレタリアート独裁観念がある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

どく‐さい【独裁】
[名](スル)
独断で物事を決めること。「社長が独裁する」
特定の個人・集団または階級が全権力を握り、支配すること。「独裁者」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

どくさい【独裁 dictatorship】
特定の個人,集団または階級が,権力を集中・独占して支配する政治形態。広義には,他人見を聞きいれず一人でものごとを決める意で,企業内(〈社長の独裁〉)や集団内(〈町内会長の独裁〉)で用いられることがあるが,それは政治用語から派生した比喩的用法である。類語として専制政治despotism,オートクラシーautocracy,暴政・僭主政tyrannyなどがあり,日本語の独裁はこれらの意味を含み,despotism,autocracy,tyranny等も独裁と訳される場合がある。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

どくさい【独裁】
スル
自分一人の判断で物事を決めること。
絶対的な権力を握る一定の個人または集団・階級が独断によって全体を治めること。また、そのような体制。 一国を-する

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

どく‐さい【独裁】
〘名〙 絶対的権力を持つ特定の個人または団体・階級が、強い力で物事を裁決・支配すること。また、独断で物事を決めること。
※明治月刊(1868)〈大阪府編〉一「内外の政事皆帝の独裁に出て議政官は拱手して其員に充るのみなり」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

独裁」の用語解説はコトバンクが提供しています。

独裁の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.