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牙彫【ゲチョウ】

デジタル大辞泉

げ‐ちょう〔‐テウ〕【牙彫】
動物の(きば)、特に象牙を用いた細工物。奈良時代からみられ、江戸末期に根付細工として盛行。明治時代には彫刻的な作品も作られた。げぼり。

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げ‐ぼり【牙彫(り)】
げちょう(牙彫)」に同じ。

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世界大百科事典 第2版

げちょう【牙彫】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

げちょう【牙彫】
動物の牙、特に象牙を材料とする彫刻。江戸末期に根付け細工として行われていたが、明治以降彫刻的なものが盛んになった。げぼり。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

牙彫
げちょう
象牙を材料とした彫刻。「げぼり」ともいう。彫刻に象牙を用いることは江戸末期に始まり、根付(ねつけ)などに用いられた。明治時代に入ると、その細密な技巧が外国人に喜ばれて、日本の特技とまで称され、一時は「牙彫にあらざれば彫刻にあらず」(高村光雲)とまでいわれる状態であった。しかし材の大きさに制限され、根付や置物風の愛玩(あいがん)品に限られているのに飽き足らず、作品としての格調を高め、大きなものをつくる努力がなされるに至った。そして、部材を組み合わせることによって旭玉山(あさひぎょくざん)(1843―1923)が1901年(明治34)に美術協会展に出品した『官女像』のような高さ59センチメートルの大作も生まれはしたが、こうしたものをつくることは、象牙を材料とする必然性を失うこととなり、時代が落ち着くにしたがって、一時は牙彫に飛びついた彫刻家たちも本来の動きに返り、牙彫は衰えていった。石川光明(こうめい)をはじめ、明治の有名な彫刻家には牙彫家出身の人が多い。[佐藤昭夫]

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精選版 日本国語大辞典

げ‐ちょう ‥テウ【牙彫】
〘名〙 動物の牙を用いた細工物。光沢があって美しいので象牙が主として用いられる。奈良時代からみられ、流行したのは江戸中期以降で、殊に根付(ねつけ)に細密な技巧が施された。明治以降その技巧が外国人にも喜ばれ、さらに盛んになり彫刻的なものも作られた。げぼり。

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げ‐ぼり【牙彫】
※不言不語(1895)〈尾崎紅葉〉一「の大きなる天神に牙彫(ゲボリ)の中挿、蒔絵の挿櫛、召物は銘仙なるべし」

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